2年ほど前でしょうか、我が家のベランダのプランターに、どこからか松ぼっくりのタネが飛んできたらしく、それが芽を出したのです。
なんじゃこりゃ?松だぁー!と、なんだかありがたい気分で、そのまま放って置いたら、
松ってけっこう丈夫なものらしく、特に世話もしないのにニョキニョキ伸び出してきたのです。
夏ともなれば、1年ポッキリで伸びて枯れてしまったり、地を這うように枝や根を伸ばすハーブたちに混じって、慎ましく枝をまっすぐに伸ばしている姿をみて、「なんだか小学校の教室みたいだなー、個性色々で…」などと面白がっていたのでしたが…
今年の夏、急に父が逝ってしまい、自分が建てたお墓に隠れてしまったので、また、(神道なもんで)お墓には榊だけでいいというのが父の信条でお花も上げられないので、思い立って、寂しくないようにと我が家の松の木を50日祭の日にお墓の脇に移植してきました。
そのとき、植えようと土を掘ったら、よく分からない球根がぽろぽろとたくさん出て来まして、「なんだ、なんだ、物々交換か?」と、これも父がくれたのかな?とか、いささかセンチメンタルな気分にもなり、家に持ち帰って、松を引っこ抜いた穴に植えておいたのですが…。
なんと!昨日水やりにベランダにでたら、急にこんな芽というか枝がにょっきり生えているではありませんか!!
3日くらい前は気がつきませんでしたぞ…(このところ雨模様だったので水やりを控えていたのです)。
びっくりした…。
たぶんあの花ではないか…と思っているのですが、答えは2、3日後に。
それにしても、あの松は元気で大きくなっているかな?誰かに引っこ抜かれてないといいなぁ。
ヾ(;´Д`A