虫六は趣味で長唄のお三味線をやっておりますですが、練習も含めて長唄の音源を聴きたいなーと思うと、主にCDなどを探すことになるわけです。ところが、ご想像の通り、長唄の音源は多くありませんで、iTunes Storeなんか「邦楽」ってジャンルすらありません。必死で集めてはおりますがなかなか充実に至らないのでありました。
お正月明けに、勝幸恵先生の演奏がFMで放送されるという情報が入ったことがありました。我らが先生や姉弟子のみなさんは、それをエアチェックするために、量販電気店にカセットテープを買いに行ってたらい回しにされたり、誰かが録音したのをMDにダビングできるのか?CDに焼けるか?とか、なんだか大騒動になったのでした。
近年の録音・録画メディア形式の目まぐるしい変化で、迷惑を被っている人は沢山いらっしゃると思います。我が一門でも、これまで、先生のカセットテープやMDの音源をダビングしていただくのにも、こちらはiPadで再生したいけどデータに落とせないし、もうカセットデッキはウチにないし、MDはあるけど汎用性がないし…とか、それぞれの事情でいろいろ大変なのでした。
これも、音源が少ないから余計にこんなことが生じてしまうわけですが…。
で、少ない音源を確保するためにも、やっぱりラジオのエアチェックは欠かせないな…という判断にいたり、虫六もラジオを購入する事にしたのです。
実は、震災の時にトランジスタラジオを持っていなかったので、情報が得られず、えらく難儀したので、ラジオを買おうと思ったのですが、当時欠品で手に入らず、ちょっと怪しくなっていた中古ラジオを使用して間に合わせていたのでした。
で、買っちゃうモンね〜!と、SONYのポータブルラジオレコーダーをチョイス。直感で選んだら、こいつが優れものでした!!
ラジオの他に、ICレコーダーの機能も付いていたんです。
ラジオの他に、ICレコーダーの機能も付いていたんです。
まず、予約しておけば、ラジオが付いてなくてもちゃんと録音しておいてくれる。(邦楽番組放送時は仕事中につき、オンタイムに聞くことができないので、マジありがたい)
内蔵メモリ (4GB)とSDカード両用でに長時間録音可能。再生機能もいろいろ便利で再生スピードの可変やリピート機能もあります。また、MP3録音だから手持ちのICレコーダーに持ち出したり、パソコンに読み込めばCDに書き出すこともできちゃいます。
また、別売りのコードを買うと、カセットデッキやMDプレーヤーの音源を取り込むこともできると説明がありました(やってないけど)。
で、邪魔にならない大きさで、軽いので移動も楽。
もっと早く導入すれば良かったなぁと、ちょっと世間から遅れてたことを実感した虫六でした。
あ、その上、中古ラジオだと我が家は電波が荒れるなぁと思っていたんですけど、これが綺麗に入ってる!受信機も進化してるのかな?凄いなぁ〜。