2013年1月30日水曜日

哀しみの、交通違反1ポイント減点

先日お芝居をみんなで観にいったばかりの虫六家、なぜか続けざまに週末は映画なんか見に行くことになりまして、その報告は、明日にでも書きますが…。
その帰り道…。

映画を見終わったあと、虫六は鉄道のおじさんたちと新年会があったので、車を自宅に帰さなくっちゃと映画館の駐車場に駐めておいた車を出しました。家人Tが、「自転車取りに行こうかな、やっぱりやめて伊藤(近くのスーパーマーケット)に寄って行こうかな…」とかいいつつ、助手席に乗り込みました。この日、S市では道に雪が残っていて、なんだか歩きにくい状況だったのです)
「えっ、どっちですか?私、急いでいるんですけど…」とか言いつつ、車道に出、20〜30メートル先の伊藤の前まで行って、家人Tをおろすため停車したところ、うしろにピッタリとミニパトがくっついてきて車が停められなくなっちゃった。しかたなく、再発進。
…すると、マイクでガーガーなんかいいながら、虫六カーにくっついて来るではあーりませんか!!!!!!!
 (ええぇ〜、なんかした?オレ (lll゚Д゚) )
と焦りまくって、車を寄せると、おまわりさんが下りてきて
 「助手席の方、シートベルト締めてませんでしたね!
  1点減点になりますね」
と、あれよあれよという間に、切符を切られてしまいました。
で、とりあえず当事者に「伊藤で下りるからベルトはずしてたんじゃないの?してなかったの?」と尋ねると、
T「はぁ、してませんでしたね〜」

   がーん ||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ|| (T、あんただよー!!!!!!!)
 
虫六のポイントを1点取り上げて、年度末取り締まり成績を稼いだミニパト。
そんなわけで、これまで無傷を誇っていた虫六のゴールド免許が、情けない過失のおかげで、次回はブルーラインに。(保険料上がる〜)哀しすぎる〜。つか、納得できないぞー、悪いのはオレか?

警察も警察だ、初犯なんだから、お目こぼしするくらいの度量をみせろつの。

2013年1月28日月曜日

音のいない世界で_仙台市宮城野区文化センターパトナシアター

あれは何月のことだったかな、市民文化事業団からお知らせが来て、長塚圭史の作・演出で、コンドルズの近藤良平が振付で、2人の出演に加えて、松たか子と首藤康之…、なんだこれ、東京だったらチケット買えない感じの公演でないの?しかも、チラシのイラストも魅力的で、…なんだか面白そうと思い、虫六子を誘ってみたら乗ってきたので、みんなで行くか!ってことになり、チケット3枚ゲットした「音のいない世界で」を、開館して間もない仙台市宮城野区文化センターに見に行きました。1月25日の夜の部です。

おう!ちゃんもつ君と会場でばったり。ひさしぶり〜。
虫六ホームなので、会場内、見知った人がいっぱいです。へへへのへ。


○音のいない世界で

作・演出:長塚圭史
振付:近藤良平
出演:近藤良平 首藤康之 長塚圭史 松たか子

2013年1月24日(木)、25日(金) 19:00
会場:仙台市宮城野区文化センター
主催:仙台市、公益財団法人仙台ひと・まち交流財団
主催:公益財団法人仙台市市民文化事業団

貧しくて若い夫婦のセイと旦那さん。その日の食事も暖房もままならない二人だけど、小さなトランク型の蓄音機が宝物。ある日、旦那さんが新しいレコードを買いにいってるあいだに、大切なトランクが盗まれてしまった。「音」を失ったセイはそれを取り戻そうと旅に出る。音がしなくなった世界で、セイと彼女を探して追いかける旦那さんが出会う、虚無感に襲われる人や動物、そして泥棒さん。失ったものが「音」であることすら思い出せないのだ。レコードのようにクルクルまわる小さな回り舞台の上で繰り広げられる不思議な一夜の物語。はたして「音」は取り戻せるのでしょうか。


ダンスのようで芝居のようで、大人の童話のようで、甘すぎるわけでもない。いしいしんじのような世界観かな。「音がない」といっても無音劇ではありません。人のセリフや騒音なんかは聞こえる設定。失った「音」は、音楽や小鳥のさえずりや虫の声…、私たちの気持ちに寄り添い、楽しませ、心を満たしてくれる「音」のこと。だからあえて「いない」との擬人化がされていたのかな?そうとう面白かったね。我が家的には全員のストライクゾーンにはまりました(だからどうした?)。松たか子ってずいぶん演技力があるんだな〜と、そんなことにも感心しまして、ぐっとポイントあがりました。もちろん、それぞれ役者さんは魅力的な存在感で、いやホント満足度高い舞台でした。

終演後、虫六子に「秋に忠美恵会を手伝ってもらったバイト料がわりかな?」と言ったら、「おつりがくる」と!ほっほー。
東京だったら虫六ひとりでいっちゃうところですが、S市に来てくれたので、一緒に行けてラッキーでした。

ホールの外には、舞台写真や衣装のアイディアスケッチとテキスタイルの見本、舞台美術の模型などの展示コーナーがありました。

舞台のコンセプトが1枚のイラストに。
あの回り舞台、やっぱりレコードだったんだな。

2013年1月25日金曜日

野村万作・萬斎 狂言公演_東京エレクトロンホール宮城

1月24日はガスパママさんと野村万作・萬斎の狂言公演にいきました。

 年に1回の巡業(?)。文化の日に朝から並んだ甲斐があって、前から5番目の真ん中あたりです。う〜し、見るぞー!

と、ところが、野村万作さんが体調不良で突然の休演とのおしらせ!!
…最近多くないですか??伝統芸能者の体調不良とか事故とか。
場内、もやもやしたまま公演がはじまりました、…が、解説コーナーで石田幸雄さんが「みなさん心配していらっしゃると思いますので」と万作さんの病状を、「風邪で体調を崩したけれど回復していて、身体は起きられる状態だが声が思うように出ないので大事をとってお休みとしました」と説明。5月の『仙台 青葉能』には元気で出演しますとコマーシャルしてました。とはいえ、万作の会の1月の公演は全てキャンセルなさっているようなので、ちょっと心配ではあります。

○野村万作・萬斎 狂言公演(宮城)
東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
2013年1月24日(木)19:00

「解説」
  出演:石田幸雄
「千鳥」
  出演:野村萬斎・竹山悠樹・深田博治
「六地蔵」
  出演:野村萬斎・石田幸雄・月崎晴夫・高野和憲・岡聡史

それぞれ短めの演目で、腹八分目って感じでしたが、狂言はストレートに面白さが伝わって来るので、古典であって古典でない気がします。衣装もかわいいし、コント(?)も古くない。気負わずに見にいけるのがいいです。会場はだいぶ沸いてました。萬斎さんも連続出演で頑張っておりました。

それにしても万作さんの狂言が見れなかったのは残念。1日も早いご回復をお祈りします!!

2013年1月24日木曜日

国立劇場初春歌舞伎公演と浅草

 翌月曜日から出張でありましたので、前日(20日)より前乗りして国立劇場に初春歌舞伎を見に行くことにしました。

この日は世の中センター試験であります。朝のタクシーが予約できず、いまだ14日の根雪が解けないアイスバーン・ガチガチの道をえっこらキャスター付きトランクをひきづってバスに乗りました。我が虫六子も来年は当該年度なので、来年は黒くなる余裕はありませんが、…なんか大変ですよね大学受験。このまえ高校受験が終わったばっかりと思っておりましたのに…。
ま、それはそれとし。新幹線のホームにいたら、検測車イースト・アイが入って来ました。珍しいッス、ラッキーでしたね。

あっという間に東京に到着。ホテルに荷物を預けてさっそく隼町へ。南北線の永田町駅で下り、首都高速を尻目になんとなく分かりづらい道を通っていったら、こんな標識発見。こっちか…。

国立劇場は、つい先日もお世話になったところですが、…こちらからくると演舞場の方から入ることになるんですね。演舞場にも、大劇場にも、小劇場にもお邪魔はしているのですが、やっと位置関係がわかりました。

 またきたよ〜、国立劇場!

 お正月公演は、菊五郎劇団で「夢市男達競」って復活狂言です。


国立劇場初春歌舞伎公演夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)

2013年1月3日(木)~2013年1月27日(日)
河竹黙阿弥没後百二十年
河竹黙阿弥=作『櫓太鼓鳴音吉原』より
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸課=補綴

西行が猫
頼豪が鼠  夢 市 男 達 競(ゆめのいちおとこだてくらべ) 六幕十場
               国立劇場美術係=美術
       
   序   幕  第一場 鶴ヶ岡八幡宮の場   
        第二場 御輿ケ嶽の場

   二幕目  第一場 鎌倉御所門前の場
       第二場 花水橋広小路の場

   三幕目   雪の下市郎兵衛内の場

   四幕目所作事 旭鞆絵夢浮宝船
                  長唄囃子連中
                  尾上菊之丞=振付

   五幕目  第一場 大磯京町三浦屋格子先の場
        第二場 同 薄雲部屋の場
        第三場 同 台所の場

   大  詰  鎌倉御所の場

(出演)
 尾 上 菊五郎
 中 村 時  蔵
 尾 上 松  緑
 尾 上 菊之助 ほか

当時人気があったいくつかの主題を寄せ鍋のようにぶっ込んで、なんだかむりやり帳尻をあわせたような話でしたナ。正月らしい華やかさはあり、むちゃくちゃな綯い交ぜ感もご愛敬ではありましたけれど…。う〜む。

時代設定は鎌倉で、頼朝vs木曾義仲(の怨霊?)と大江広元vs北条時政両執権、なのに、人気力士に代理合戦をさせて、吉原の傾城や侠客が活躍するというお江戸感。(←フツーに綯い交ぜですが)で、さらに「西行猫」と「頼豪鼠」の逸話挿入、そうそう宝船の趣向もありました…お正月とはいえ、天こ盛り!お節三段重って感じでしたね。
だいたい、「白銀の猫」のレーザー光線まではわかるんですが、あんな大物の金細工を片手で持ち上げるって無理でしょう…重すぎますから!などと一人突っ込む虫六でした。

そうはいっても、菊之助の猫・玉はあーかわいいっ。そして、これまた菊之助がまさかの肉布団を着用しての力士役!これがお年玉いただきましたってとこでしょうかね。
でも、ひさびさの歌舞伎はやっぱり楽しいですね。

 2回のロビーに羽子板が展示。

勘平と…犬がいるから南総里見発見伝の八房と伏姫でしょうか、かわいい。

この日は、偶然、同じ日にお母様と観劇していたNさんと、芝居があけた後に合流。一緒にご飯を食べることになっていたのですが、4時くらいにあけたので、旧新橋停車場歴史展示室の「成田へ」展をのぞきに行って、その足で浅草へ。
虫六子にお土産に合格お守りを頼まれていましたが、すでにお寺は閉まっておりました。
あらら、すまんのう。

浅草では、芝居小屋大向こうの会のメンバーの方々が、割烹「一松」にて常磐津の面白い会でお楽しみとのことで、二次会に参加することに。

すでにお開きになった会場に潜入。みなさん、できあがってるじゃないですか〜!
あう、十八代勘三郎丈の隈取りが…。
おもわず手を合わせました。涙がでます。

常磐津の会は↑こんな感じです。すてき。
面白そう…Nさんが「こっちの方がよかった」を何げに連発…。う〜む私もそうは思うが…。

そのあと、みんなで浅草ロックに行っておでんでホッピーを飲みました。
奥が深いです、浅草。

2013年1月17日木曜日

ヒゲの未亡人こと岸野雄一さん来仙情報

いやはや、皆さん1月11日のNHK・Eテレ「スコラ 音楽の学校」ご覧になりましたか?
かの坂本龍一さんが講師をしているやつです。
年明けからシーズン3であります。で、第1回のテーマは「映画音楽」。

そこに、我らが(!)岸野雄一さんがご出演されてました。「映画音楽」=岸野さんで、なんの不思議も無いわけですが、これがいつもの「ヒゲの未亡人」の扮装で登場したので、お茶の間に衝撃が走った模様です。(事例1事例2


クールだなー、マルセル・デュシャンみたいだな〜。
すごい空気ですが、映画音楽の話は(も)面白いですよ。24日の次回も楽しみです。

ま、それはそれとし、その岸野さんが、またまたS市にやってくる!という情報が入りました。今回は、岸野さんのライブはお預けでレクチャーのみ、ギャングポル&ミットというフランスの音楽ユニットがゲストだそうです。

○アニメーションと音楽の
ショートフィルムフェスティバル 2013


2月9日(土)19:15開場 19:30開演 
仙台 桜井薬局セントラルホール
住所:仙台市青葉区中央2-5-10 桜井薬局ビル3F
料金:前売2200円 当日2500円
内容:アニメーション上映、レクチャー(岸野雄一)、コンサート(ギャングポル&ミット)

アニメーションと音楽のシンクロをテーマにしたショートフィルムが世界中から大集合。映像と音楽が重要に等価で扱われている短編作品を多数上映します。音と映像との関係を捉え直すという画期的なテーマの映画祭、もちろん音楽好きの方も見逃せません。
 この映画祭の開催を記念して、アニメーション映像をコンサートに取り込んだ斬新なステージを魅せるフランスの音楽ユニット、Gangpol & mitがゲスト出演し、コンサートを行います。
 また「音と映像のシンクロについて/岸野雄一」「アニメーション制作/Gangpol & mit」といったレクチャーや、全国各地で行われるコンサート・ディでは、"ヒゲの未亡人"ほか素敵なゲストが共演するなど、盛りだくさんの内容です。
 このイベントはアンスティチュ・フランセ日本のデジタルショックの一環として開催されます。

主催:アンスティチュ・フランセ日本、OUTONEDISC
協力:アンスティチュ・フランセ日本 パリ本部、ボルドー市、福岡市、福岡市姉妹都市委員会、ユービーアイソフト株式会社、Zen Design Project、Pictoplasma
キュレーション:田端志津子


2013年1月14日月曜日

豪雪とどんと祭

1月14日、S市はどんと祭の日です。
しかし今日は朝から大雪です。1日中降ってます。極寒です。


あー、しかしこんな天気でも「はだか詣り」の列は行くね…。(凍え死にそうですね)
 風邪引くなよー。
 お風呂入れよー。

虫六家も例年は大崎八幡神社に出かけていくところですが、今日は夕方からマンションの雪かきをしたら、みんなへとへとに疲れてしまい、もう出かけようって気が失せ果ててしまいました。とほほ。…っていうか、明日はきっと筋肉痛が襲ってきそうな予感です。すでに身体が痛い、ての。

こういうの、「屍病み」(←方言です)っていうんですかね?

ガスパ家で新年会

お三味線のお弾き初めのあと、夜、虫六家が向かったのはガスパ家。恒例の新年会です。

おめでとう!
今日は、ワイン系のメニューってことで、
 ・白菜とルッコラのサラダ
 ・鶏手羽の柚胡椒マリネ漬け焼き
 ・牡蠣とほうれん草炒め
 ・鯛の和風パエリア
 ・ラム肉のスペアリブステーキ
 ・無花果と胡桃のカンパーニュ&オリーブとアンチョビのエピ
それと、ワイン(赤スパークリング→白→赤)
満足じゃ〜。

大晦日に実家で紅白を見たために見損なっていた『世界の鉄人ドリームマッチ! アイアンシェフ生対決スペシャル』(フジテレビ系)が録画されているということで、見はじめたらなんと6時間…、満腹になって、ごろごろ横になりながら、ガスと時々遊んで貰いながら、コマーシャルはすっ飛ばしながら、体力の限界まで観戦しました。道場さん元気だな〜。新しい鉄人もなかなか魅力的な方々でした(ガスパママは須賀洋介贔屓!)し、あの頃にはない調理法(液体窒素で冷やすとか)も登場してビックリでした。久しぶりで『料理の鉄人』を見ましたが、この番組はやっぱり面白いね。

…気がつけば日が変わってました。

ガスパパパ、ガスパママ、ご馳走さまでした!美味しかった〜!今年もよろしく!
今年の夏は、ランドローバーでお出かけかな〜。楽しみだぞ!

お弾き初め

13日に、今年のお三味線のお稽古がはじまりました。
実は12日に忠美恵一門の新年会があり(美味しいイタリアンでした!)、その場で「明日お弾き初めするわよ!」と。…せ、先生…明日ですか?! ∑(゚∇゚|||) 

そんなわけで、我が師匠は今年も全開です。ついていきます!

せっかくのお弾き初めなので、今年は着物、「習うより慣れろ」だ。ちうことで、バタバタと朝から準備。初春にお三味線の腕が成長することを祈念して、ぜんまい織りの紬に蕨柄の帯にしました。渋い感じになったので、爽やかな早蕨色(しつこい)の帯揚げにしたかったけど、ちょうど良いのがなかったので、以前に函館の義母からもらったブルーの細長シルクスカーフで代用しました。(ちょっと柔らかすぎて使いにくかったけどね〜)
うひ〜、半襟付ける時間がないよ〜とか、そうとう焦りましたが、はじめた当初2時間も掛かっていた着付けも、今日は1時間以内で収めましたぞ!

お弾き初めは、昨日の新年会のメンバーがそのまま話しの続きをしている感じで、まったりすごし、夕方近くに、そんじゃ弾きますか…ということで、「春興」とか「チンチリレン」とか、各自去年お稽古した曲なんか弾きました。
今年、何をやるか…というコトにもなったのですが、虫六の課題曲は決まらず、次回までに先生が考えてくださることになりました(ドキドキ)

今年もよろしくお願いします。

【面白かった話題】
おしゃべりで面白かったのは、方言のはなし。忠美恵一門は京都から北海道まで出身地がバラバラなのですが、日常会話での違和感が話題になりました。

例えば、「ごはんをお茶碗に入れる」ことをなんて言うか…。
「よそう」「つぐ」「盛る」「よそる」…と、当たり前とおもって使っている言葉なのに聞き慣れない表現もあることにビックリ(ちなみに福島出身の虫六は「よそう」派)、地域差とはいえ、けっこう国民のシャッフル状態がすすんでいる現代日本では家庭差のレベル(夫婦間)でも日常会話が混濁していることが判明しました。
先生んちのM嬢がネットで調べたら、これ、けっこう話題になっているみたいでした。

ちなみに、全体的に西の方は比較的「つぐ」を使用して、東の方は「よそう」が主流のようでした。どこかに境目がありそうですね。日本人の主食に関わる大事な言葉、なんだか興味深くないですか?誰か調べている言語学者さんとかいそうですよね、ご存じの方がいたらご教示ください。もともとお米の食べ方にも関係ありそう、現在のように「お米が立つ」ようなご飯を調理できるようになる前はきっとお粥みたいなものだったのかな?と思うと、「つぐ」という表現の方が古い感じがしますね。「よそう(装う)」だと、ご飯をモデリングできる物体として認識している感じです。ちなみに、あっさり入れるニュアンスで「よそう」。「盛る」というはもっと嵩張るニュアンスで使い分けるという説明もありました(山盛りとか)。


そのほかにも、方言の話題で盛り上がり…、こういう話は尽きることがないのですよね。

2013年1月12日土曜日

正月映画はやっぱ「ホビット」でしょ。

お正月休みに映画をみようということになって、帰省の戻り足でMovix仙台に寄り、映画初めってことで「ホビット 思いがけない冒険」を見て来ました。

話題となったJ.R.R.トールキン原作の「ロード・オブ・ザ・リング 3部作」のシリーズで、ピーター・ジャクソン監督がまたまたメガホンをとってます。でも、続編ではありません。
原作は「ロード・オブ・ザ・リング」で描かれた中つ国の60年前を舞台にした「ホビットの冒険」だから。主人公はフロドのおじさんビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)で、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン←前作より60年若いはずなのに年をとって見えたのは私だけ?)に誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すという危険な冒険に加わるというお話。
ひい、あいかわらず長い映画でしたが、あっという間でしたな。しかも、タイトルに番号がなかったので、今回は単発かと思いきや、しっかり「続きはあとのお楽しみ」だし!
次は何年待たせるの〜?
そのまえに、原作読んじゃおうかなー。

ゴラムの「指輪」を奪うシーンのクイズ問答がおもしろかった。
あいかわらずケイト・ブランシェットは美しかったなー、最近見ていなかったけど。
そして、CG使いまくりなので、ものすごいスペクタクルなのでありますが、見る方はスケール感が無茶苦茶になりますね。3Dが嫌いなので、ただの字幕版を見たのですが、立体メガネでみるとまた分からなくなるのかな?


2013年1月7日月曜日

ヘンだな?!と思うことにはやっぱり理由があるね

このお正月、漫然とテレビを見ていて思ったことは、「オンラインゲーム業界はずいぶん景気が良いんだな…」ということでした。NHK以外のどこのチャンネルみていても、お笑いタレントを使った○REE系のゲームCMばっかでしたもんね。
おいら、別に時事ウォッチャーでもないでもないので、それに一過言あるわけではないんですが、今日になって「グリー 未成年者に上限超え請求でおわび・返還へ」なるニュースが流れまして、むむむ〜、やっぱり違和感あるなぁと思うことにはなんだか理由があるんだなと確信した次第です。


で、もうひとつ違和感ついでに思うことは、このニュース、今頃になって表に出て来ているけれど、マスコミは新春CM期間をうまくはずして報道はじめてるんじゃないの?NHK以外は報道控えめ?と思うのは気のせいでしょうか?

2013年1月6日日曜日

和田誠ポスター展

すでに遅ればせの情報なんですが、昨年の暮れに仙台市文学館の「和田誠ポスター展」を見て来ました。

個人的なことを申せば、田舎の高校時代から大学時代を通して、本当に和田誠の全ての仕事が大好きでした。いわゆる美術ではなく商業デザインの奥深さや面白さを教えてくれたのも、映画の楽しさを教えてくれたのも、和田誠さんだったのです。「お楽しみはこれからだ」はバイブルでした。ずいぶん模写っぽいこともしたっけ。あの独特のレタリングもパクリました。
その、集大成のポスター展があまり宣伝されることもなく(しえっ!)、ひっそりと開催されておるのです。
もったいない!!!!!

残り少ないですが、ぜひ見に行ってください。

和田さんのライトバブリシティ時代にボランティアで作っていた(と記憶してます)シルクスクリーンの映画ポスターがありました!初恋の人にあったような感激でした。




企画展「和田誠ポスター展」

開催日時:
2012年11月23日(金・祝)~2013年1月14日(月・祝)
観覧料金:一般 500円、高校生 200円、小・中学生 100円
 休館日: 月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日

 1953年、東京の近代美術館で「世界のポスター展」が開かれた。たまたまそれを見学した高校2年生の和田誠は大いに感動して「ポスターを作る人になりたい」と思った。当時はグラフィック・デザインという言葉もイラストレーションという言葉も日本には浸透していなかったので、もちろん高校生は知らないのだが、「ポスターを作る人」を夢みた彼は多摩美術大学に入学、デザインを学んだ。幼年時代から絵を描くことが大好きだった彼は在学中にイラストレーションの技術を身につけ、大学3年の時にオペラのポスターを手がける。それが彼にとって初めて街に貼られるポスターとなった。「ポスターを作る人」になれたわけである。多摩美卒業後、デザイン会社ライトパブリシティに入社し、プロとしての活動を開始する。会社では新聞、雑誌広告のレイアウトで腕を磨き、9年勤めて退社。グラフィックデザイナー兼イラストレーターとして、ポスターのほか装丁、挿絵、絵本制作、週刊誌の表紙など活動の幅を広げている。今回のポスター展は活動を開始した1960年代のものから現在にいたるまで、自選した作品約100点が展示されるほか1987年に制作したアニメーション「怪盗ジゴマ音楽篇」のDVD上映(毎日)も行われる。

2013年1月4日金曜日

12月に読んだ本、2012年に読んだ本まとめ

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1742ページ
ナイス数:41ナイス

浄瑠璃を読もう浄瑠璃を読もう感想
分かったふりして親しんで来た古典ではありましたが、もとは人形浄瑠璃として書かれた物語が、橋本流に読み解かれると、歌舞伎化や後年の改作などで、それぞれの時代に成立した背景や作家の意図がずいぶん変わって伝わっているのだということや、総合芸術としての人形芝居という前提での日本独自の作劇法ということなどもわかって面白かった。特に、『冥途の飛脚』における近松門左衛門論が目からウロコでした。
読了日:12月31日 著者:橋本 治

「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て (PHP文庫)「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て (PHP文庫)感想
一見破格に感じる大前家の子育てですが、「4つの責任」とか、答えのない時代に「自分でメシを食える」人間に育てることが最も大切という言葉の説得力とか、いろいろ参考になりました。この本は1998年に発行された本の文庫版。うちの子がもっと小さい時に読んどけば良かったか…?文庫版で収録された息子2人のインタビューがまた参考になりますね。ところで、大前さんの奥様とは年に1回くらい長唄の会でお会いするのですが、チャーミングで話題豊富で知的で、とても魅力的な方なのでした。
読了日:12月18日 著者:大前 研一

ちはやふる(19) (BE LOVE KC)ちはやふる(19) (BE LOVE KC)感想
新がまさかのベスト8で敗退…。ぎょえ〜。なんだか太一が主人公のように見えて来たんですけど。(←実は応援している)
読了日:12月18日 著者:末次 由紀






電波の男よ (フラワーコミックス)電波の男よ (フラワーコミックス)感想
全体にプロットが似ているような気がしました。絵は好き。
読了日:12月16日 著者:西 炯子







海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)感想
一人で抱え込むにはちょっとしんどい、それぞれの悩みや哀しみで心はぐるぐる巡るけど、そんな人の気持ちにはお構いなしで、晴れた日には空は青く澄みわたり、海は穏やかに波を返し、春には桜が咲く。たとえ、来年はその桜が見れなくても。せつないけれど、人って強いって思う。真剣トークの長女次女に水を差すように三女・チカちゃんがお笑い番組みてバカ笑いして、大目玉食らってテレビを消されるところがなんだかいいです。チカちゃんは「あめちゃん」なんですかね?
読了日:12月15日 著者:吉田 秋生

きのう何食べた?(7) (モーニング KC)きのう何食べた?(7) (モーニング KC)感想
ケンジの乙女ぶりが可笑しい巻でした。実はデイトレーダーのジルベール君。しかし、東証しかみず1日に2万円稼いだらそれ以上は欲張らないというのが彼らしい…というか、よくこういうキャラクターを思いつくもんだな。ケンジノ美容室のタブチ君もなにやらダークホースな香りが…。
読了日:12月14日 著者:よしなが ふみ



大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)感想
田沼意次ってこの世界ではかなりのハンサムウーマン。がんばっているのに足を引っ張られそうでハラハラする。将軍職の政権争いも熾烈、一橋徳川家の治済怖いっす。松平定信って教科書的には『寛政の改革』の方ですかね。なんかな〜、器的にどうですか?こんな風に江戸時代も泥沼に足を踏み入れて行くんですね。一方、大奥に蘭学が持ち込まれ、予防医学の発展で「赤面疱瘡」の流行を食い止めることができるのでしょうか?!青沼がんばれ。それにしても大奥も九巻に至り、人物の描分けなど、よしなが先生の絵が巧みになってることに目を見はりました。
読了日:12月9日 著者:よしなが ふみ


おじさん図鑑おじさん図鑑感想
「DON'T TRUST OVER 30」なんて言葉を声高に言っていた世代があった。たぶん、考現学よろしく無情に生態観察をされているこの「おじさん」世代の若い時分ではなかっただろうか。そんなことを思い出してしまうと、巻末インタビュー辺りの無気力感は痛いというか、素直に笑えない感じです。とはいえ、娘と二人、盛り上がって読み切ってしまいました。類型も面白いけど、絵が巧いですね。でも、おばさんテーマでやられたら、あんまり笑えないかも…。
読了日:12月8日 著者:なかむら るみ



2012年の読書メーター
読んだ本の数:79冊
読んだページ数:15558ページ
ナイス:357ナイス
感想・レビュー:78件
月間平均冊数:6.6冊
月間平均ページ:1297ページ

けっきょく去年もマンガばっかりでしたけど…(爆)
つづきが出れば読まないわけにはいきませんです。カリカリ。

読書メーター

慶春 今年もよろしくお願いします。


旧年中は、黒い虫六…もとい、【お三味線手習鑑】をご愛顧いただきまして、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。

*年末年始は帰省のため、iPad2から年賀の挨拶をするつもりだったのですが、まさかの「SIMカード認識しません」のトラブルで、3日遅れとなりました。新年から、とほほ。

ちなみに、このトラブルは「アップルサポートコミュニティ」の中に、ナイスなアドバイスがありまして、「機内モード」をオン・オフをくりかえしてみたら、上手い具合になおりました。また、ジーニアスバーに持ち込んで「切り分け」とか言われてたらい回しか…と、凹んでいたんですが、無事解決して嬉しい限りです。iPhoneのトラブルも同じみたいです。