2016年4月20日水曜日

ベランダ園芸

春なので、我が家の植木も衣替え。

昨年の冬の初めにオリーブの植木鉢が破壊されたのですが、冬囲いでごまかしていたことを思い出しました。とりえず、新しい鉢に植え替えする余裕がないので、応急処置…うえぇ、痛々しいっす (||li`ω゚∞) それにしても、水もロクにやってないけど知らないうちにオリーブは育っていました。

プランターは、けっこう冬枯れモードだったので、少し花目のものを足して寄せ植え風に。思うに、ぼーぼーと育ってしまう前のこのくらいの頃がかわいいのですよね。

せっかくなので、室内に置いている多肉ちゃんの鉢にも新人を付け足しました。

今春我が家にお迎えした多肉ちゃんその1「グラキリフローラ」
このシュールなオブジェ感にひとめぼれ。

今春我が家にお迎えした多肉ちゃんその2「松霞」
すでに蕾が2つついていたので、殺風景な多肉の鉢に変化がもらたされるかな。

今春我が家にお迎えした多肉ちゃんその3「雅楽の舞」
凄いネーミングだ!たしかに雅楽の装束を彷彿する。

今春我が家にお迎えした多肉ちゃんその4「紅輝炎」
ちょっと分かりにくいですが、葉の端っこが赤く、ケバケバもあって炎のようなんです。

今春我が家にお迎えした多肉ちゃんその5「瑠璃晃」
かわいい。名前からして、青い花が咲いたりするのかな。

…というわけで、合体。
最初に平たく大きい植木鉢をつかってしまったおかげで、なかなか密集したかわいい寄せ植えにならないのが悩みです。…すかすか感が哀しい。早く大きくなって欲しいよぅ。

でも、ゆきち(金魚です)がいなくなり、虫六子(ペットではありません)が上京したので、かまう相手がおりませんので、この子等と交信するのが秘かな愉しみなのでした。


2016年4月18日月曜日

マーカー・スターリング JapanTour 2016 in 火星の庭

久しぶりに火星の庭にライブを聴きにいきました。(以下、今日の日記は家人Tことタイコウチ筆)


カナダ在住のシンガーソングライター、マーカー・スターリングこと、クリス・A・カミングスさん。サポートアクトは、yumboの澁谷さん(プラスyumboから2名)。

マーカー・スターリングさんの音楽は、CDでは基本的に本人が弾くキーボードやピアノと歌に、ドラムやストリングスなど若干の楽器が加わるというものですが、この日は、曲によってリズムボックスを使用したピアノの弾き語りでした。

60年代から70年代のポップスやソウル・ミュージック、ブラジリアン・ミュージックなどに影響を受けた歌ものというと、ちょっとゆるい感じかと思うかもしれませんが、メロディとコード感がとても洗練されていることに加え(このあたり澁谷さんと共通してますね)、ライブではピアノのタッチが素晴らしくクリアで、ゆったりした曲でもくっきりしたリズム感がくずれないので、基本はソフト&メロウなんだけど、いい意味で美しい緊張感があり、現代的です。

そして何よりもあの歌声。ちょっとハスキーだけれど、透明感のある高音。ロバート・ワイアットにたとえられることもあるようですが、もうちょっと親しみやすい世俗感があるかな。そんなに高級じゃないけど、ちょっと雰囲気のいいクラブで、なぜか妙に洗練されたピアノの弾き語りを聴いているような、ノスタルジックで心地よい場末感(笑)。「Husbands」という、カサヴェテスの映画をネタにした曲もありましたが、そう、ピーター・フォークがふらりと出てくるような映画の雰囲気があります。

古き良きソウル・ミュージックなどが参照されているせいか、初期のトッド・ラングレンやスタイル・カウンシルなんかをふと思い出したり。でも、ソフトロック的な面では、ヴォーカルの雰囲気も含めて、実はシカゴの兄弟バンド、アルミナム・グループにいちばん近いものを個人的には感じています。

会場の火星の庭に入る手前の歩道の角の暗がりに腰掛けて、ひとりサンドウィッチのようなものをもそもそと食べていたジャンパーを着た外国人のおじさんが、実はクリス・カミングスさんだったのですが、本番では牧師さんのような黒いスーツ(?)という勝負服に着替えてこられて、さすがポップスター!と妙なところでも感心させられました。


2016年4月12日火曜日

ご近所でお花見さんぽ

週末3回分(連休含む)を休日出勤にささげた虫六…、ふと気がつくと世の中には春が来て、桜が満開でした。とはいえ、わざわざ遠出をする気力も体力も残っていないので、今日は久しぶりの休みということで、ご近所をぶらぶらお花見しながら散歩してみました。

なにしろ、虫六が住まう地区はS市でも寺町文教地区なので、お寺さんや大学さんなどの古い土地が多く、桜の木も年季が入った立派な木が多いのでありました。もちろん、市内にはもっと立派なお花見の名所はありますが、この辺りもけっこう見応えあるのです。
…というわけで、ここは某国立T北大の学生寮の脇の道。いまが見頃です。

道をわたって、こっち側にきて振り返りました。
職場にカメラを置いてきたので、今日の撮影はiPhonです。ちょっとピントのキレが悪いけど、あしからず。写真をクリックしていただけると、少し大きめの写真がご覧になれます。

大きな桜…樹齢何年くらいかな。
このあたりは、藩政時代には「首切り松」があったとこらしいですぞ。
明治になって国が接収して帝国大学の土地になったんでしょうな。
この桜はT北大の学生寮と留学生会館の境目あたり。

これはお墓のなかに傘を差すように咲いている立派な桜。
すごく目立っていたのです。

下まで行ってみたら、本当に傘というか屋根みたいに見えました。

こちらは某東北F大の桜。
この桜も年季が入っていて立派な並木を形成してます。今が満開です。

北山方面の通りに移動。
荘厳寺さんの門前の桜。

昌繁寺さんの桜。
永昌寺さんの桜。
このあたりみんな吉野桜でしょうか?品種が区別つきませんが…。

これは垂れ桜であろう。

高いところに大きな桜の木がみえたので、御嶽神社まで登ってみたら、ここじゃなかったみたい。…ですが、これはこれで野趣ある桜です。

お、なんだあの天真爛漫な桜並木は!
ここは元T北大学の太陽光研究所。いまは東北F大の敷地になっていて、元の建物がなくなってグランド運用されているのですね。

実は太陽研の時は、虫六子が小さかったのでよく忍び込んでお花見したものでした。
いまは管理が厳しそうで、そういう雰囲気皆無です。

ここから、先ほどのT北大の学生寮の小径が見えます。

薄いピンクの桜も綺麗ですが、真っ白い花のも乙ですね。

ついでですが、つくしも芽をだしております。

 パノラマ。iPhonなので。

こちらは虫六子の卒業した中学校の桜。
今日はちょうど入学式をやっていました。

ぐるっとまわって、首切り松ポイント(←勝手に命名)まで戻って来ました。
正味1時間ちょっとの散歩でした。
ご近所でもけっこう愉しめますねお花見は。

桜って一斉に咲いて、町の景観を変えてしまうところが凄いですね。道ばたにも、屋根の向こうにも、遠くの丘や山の中腹にも、ピンクの固まりが点在して、ふわっと町が萌え出す感じ。そんな町を散歩したり車で移動していくと、やっぱりウキウキして、日本って綺麗な国だなーと思います。

それにしても「花冷え」っていいますか、今日はちょっと寒かったね…と思ってたら、散歩のあと、お三味線に行ったのですが、お稽古が終わる頃に雪が降りました。春雪!寒いわけですね…。