2013年3月1日金曜日

2月に読んだ本

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1639ページ
ナイス数:29ナイス

週刊 東洋経済増刊 鉄道完全解明2013 2013年 2/22号 [雑誌]週刊 東洋経済増刊 鉄道完全解明2013 2013年 2/22号 [雑誌]感想
そんじょそこらの鉄道雑誌より、ずいぶん新鮮で面白いです。経済誌が鉄道を切るとこうなるんですね。編集の気合いも伝わってきました。それにしても鉄道って、ロマンとかノスタルジーじゃなくて、技術開発から運行システムまで身も蓋もなく経済原理なんだなーと思い知りました。都会のサラリーマンにはより一層面白いでしょうね。
読了日:2月28日 著者:


デボネア・ドライブ 3 (ビームコミックス)デボネア・ドライブ 3 (ビームコミックス)感想
3巻まで一気読み。あ〜、終わってしまった。
読了日:2月25日 著者:朝倉世界一







デボネア・ドライブ 2 (BEAM COMIX)デボネア・ドライブ 2 (BEAM COMIX)感想
3巻まで一気読み。うつぼ姐さんのくだりにポニョのお母さんが被りますが、画面構成がとても映画ぽいので、アニメにしたら面白いかもね?ルパン三世みたいなところもあるし。それはそれとし、紙パック系のドリンク飲むところとか、ぬれモナカとか、小名浜でおばちゃんのハワイアンとか、細かいところでストライクをどんどん決められてる感じが…。そして、仙台に来ますか〜!決闘しようと鮫谷がエチゼン君を待っているのは、青葉城の途中の階段だな…(笑)
読了日:2月25日 著者:朝倉 世界一

デボネア・ドライブ 1 (BEAM COMIX)デボネア・ドライブ 1 (BEAM COMIX)感想
1巻から3巻一気読み!朝倉先生おもしろすぎ。元クラゲ(←シュール!)&ゲイおじさん&金庫破り&惚けた元ヤクザの組長のロード・コミック。移動入浴サービスのでっかいアメ車で、千葉県勝浦から青森県津軽を目指して行く道は常磐道…。ゆるくて、ハラハラで、ありえねー!で、チャーミング。まんがなんだけど、映画みたいなテイストもあり、巧さを感じます。っていうか、この絵が好き。登場人物も全部好き。
読了日:2月25日 著者:朝倉 世界一


世界が土曜の夜の夢なら  ヤンキーと精神分析世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析感想
総選挙後に朝日新聞で「ヤンキー社会の拡大映す」(2012.12.27)って論考を読んで気になっていました。なんで日本人はヤンキーに親和感を持つのか?丸山眞夫先生が喝破した古事記考を、「気合とアゲアゲのノリさえあれば、まあなんとかなるべ」と翻訳。ヤンキー文化には「本質」や「起源」と呼べるものがなく、それに変わるものを周縁・形式・表層に見て取り、それは「換喩性」に象徴されるという文化論は、しかしながらヤンキーだけじゃない。私的には歌舞伎好きの自分がヤンキーのバッドテイストは好きになれないのは何故かが気になる。
読了日:2月24日 著者:斎藤 環

君曜日 ─鉄道少女漫画2─君曜日 ─鉄道少女漫画2─感想
本編読まずに、スピンオフから手を出してしまいました。「鉄道」の味付けは明日美子先生の中にあったものなのかな?小平君と亜子ちゃんの純ラブストリーはけっこういい感じです。空気読めない系にみえて、胸に滑り込んで来る感じの素直な小平君は「同級生」シリーズの草壁君にも通じる描き方。本編読んだ方がいいのだろうか?
読了日:2月10日 著者:中村明日美子


Sunny 3 (IKKI COMIX)Sunny 3 (IKKI COMIX)感想
小さい身体で精一杯のやせ我慢、やんちゃで大らかに見えて、深く傷ついている星の子の子供たち。関西弁がいい。松本大洋が描く心象はやっぱりすごいなと巻を重ねてさらに思う。デパートで待たされるじゅんとしょう兄弟のエピソードが印象的。爪の長さでお母さんに会える日を測ってる。出荷待ちのたかぎさんの豚に感情移入するとこも…セイはセイなりに、春男は春男なりに。まきおさんにも何かありそうで気になる。
読了日:2月10日 著者:松本 大洋

そよそよ。 1 (愛蔵版コミックス)そよそよ。 1 (愛蔵版コミックス)感想
あはは。なんでこういうの、いいな、かわいいなって思えてしまうのだろう。「恋とオシャレ木炭と忍者」すごい取り合わせですが…、このノートの端っこにいたずら書きするような描線が、すべてをオッケーにしてしまうのでした。これ、つづきあるんですよね?
読了日:2月3日 著者:朝倉 世界一



三毛猫ホームズの文楽夜噺三毛猫ホームズの文楽夜噺感想
とても優れた文楽入門書だと思います。対談も咲大夫さん(浄瑠璃)、清介さん(三味線)、勘十郎さん(人形)と人選からして当を得ていて(偉すぎず、現在の文楽の屋台骨を支えている芸人さん)、作家の鑑賞センスの上級さが伝わってきます。お薦めの名作解説も、そういう話で見どころはここなのか!ということが教えられて、全部見たい!と公演情報にむけてアンテナが立ちました。舞台裏探訪記も、普段は伝わってこない部分なので大歓迎。何げに挿入された短編小説も面白かった。
読了日:2月3日 著者:赤川 次郎

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