むかしむかし、といっても一週間ほど昔の話ですがな…(遠い目)
虫六、浅草の翌日は少し堅めの用事がありまして、(といっても、荒俣宏先生の神田祭に関する面白い講演をお聞きするような中身ですが…)、ご贔屓の門前仲町のビジネスホテルに一泊しました。翌日の主要件が午後からでしたので、朝(土曜日)はちっとそこらを散歩したのですが…。
ここいらは、深川不動堂の門前町だったのですね。
というわけで、お寺まで行って見ましたら、お堂の中は博物館のような劇場のような、ちょっと面白いお寺でした。カメラ禁止だったので写真レポートできず残念ですが。
護摩祈祷をする祭壇は、護摩壇の立派さもさることながら、祈祷を受けるご信徒さんの座る席も階段状に劇場のようになっていて、びっくりしちゃいました。
で、本堂・旧本堂の中をぶらぶらしていたら、内仏殿の4階で、先頃(?)日本画家の中島千波先生がお描きになった日本最大級の天井画「大日如来蓮池図」を公開しております…との案内があったので、それでは、とエレベーターに乗って入ってみました。
すると、そこにも阿弥陀さまの祭壇のあるきらきらした堂があり、かんじんの天井画は吊り飾りや提灯のようなものでよく見えないのですが、すでに10人くらいの先客の方々がいらして、それぞれじっと座って静かな時を過ごしていらっしゃるのでした。
…で、ひとり天井をみあげてじろじろ彷徨くこともためらわれ、(ここは、みなさんに合わせて腰を落ち着けて座って拝見するか…)と、腰をおろしましたら…。どこからともなく、10人ほどの和尚さんがぞろぞろとお入りになってきて、…いきなり、ご詠歌の会(だと思う)がはじまってしまったのでした!!!!((・(ェ)・;)) !!!
つまり、こちらにお集まりのみなさま、朝のご詠歌のためにお集まりになられたご信徒のみなさまでした。
そんなわけで、みなさんのお歌を聴きながら、ひとり信心のない虫六は帰るに帰れない状況…(爆)なんともぉー。でも、ちょっと良い体験をさせていただきました。曹洞宗のお寺で座禅会をやるように、真言宗のお寺ではこんなことがされていたんですねー。
あとで聞いたら、ここの護摩祈祷の太鼓は業界ナンバーワンの上手で一聴の価値あり!とのこと。さすが、お江戸の昔から、歌舞伎・花柳界・鳶などの芸能とは縁のふかい講社さんでありますね。
仲店商店街でちょっと落ち着く喫茶店・MONZ CAFEを発見。
朝食まだだったので入ってみました。
カプチーノも美味しかったので、また寄ってみましょう。
午後から訪ねたのはなんと東京大学です。
安田講堂は改修工事中でした〜。
0 件のコメント:
コメントを投稿