2016年8月22日月曜日

卓球と「大妖怪展」

日本の卓球男子がブラジルの地で、巨石・中国卓球界を大いに焦らせた18日早朝のオリンピック決勝戦をみるために、その日は黒い翅をのばしにTYOに行く予定だったのを、ついつい出発を遅らせた虫六です。(夏休みだかんねー)

これまでの人生でオリンピックにもスポーツにもはまったことがない虫六でしたが、面白かったなー。三回も形態進化した「シン・ゴジラ」のごとく、一試合ごとに強さが増す水谷選手!奇跡が起こってしまいそうでドキドキしましたが残念でした!水谷君、今後はマークされて大変かもしれませんが、4年後は中国を打ち砕いて金メダルとってください。

てなわけで、遅ればせながらTYOに到着してみれば、どしゃ降り。お友だちの銀子さんちに荷物をおいて、夕方近くになっていましたが、江戸博で開催中の「大妖怪展」を見に行きました。

遅くに入館したのが幸いして、思ったより混んでもいなくて、けっこうじっくり見れました。

「大妖怪展」は8回にスケジュールを分けて展示替えしているみたいで、この日はラストステージのようでしたが、真珠庵版の「百鬼夜行絵巻」(伝土佐光信)は見られたのでラッキーでした。
太古の昔から人の心の隙間に現れる物の怪や幽霊、きも可愛い妖怪や付喪神…。なにしろ土偶の時代から人はそういうイマジネーションを形に変えて来たのだそうです。

「針聞書」や「姫国山海録」の妖怪図鑑は、ユニークだしキャラが立っているので出版したら絶対売れる!と思ってみていたら、ミュージアムショップにたっぷりグッズになったの売ってました。石蟲のクッションとか4500円もして高かった。
で、思わず一筆箋買ってしまいましたが…(゚m゚*)

北斎、国芳、国貞、芳年と、錦絵になった妖怪もたっぷり堪能。中外産業の所蔵品が状態が良くてきれいでした。
銀子さんは逃げていったけど、夢にでそうな幽霊図もきれいなのが出てました。

圓福寺の「熊野勧心十界図」が出ているの知らなかったので、ちょっと上がりました。モノスコープ持ってくれば良かったなーとか思いながらじろじろ拝見。
その他、九相圖とか地獄絵図、六道図とかエグイのもありましたが、面白くてやっぱり時間が足りませんでした。

土偶と妖怪ウォッチは別に無くても良かったけどね。

「大妖怪展」はこのあと大阪(あべのハルカス美術館)で巡回展をするようです。

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