こんぴら歌舞伎見物も間近にせまり、旅の準備に余念のない虫六です。(振休、取ったるでぇ!)つか、淡路の地震…大丈夫ですか?!
で、今日は何の日かというと、「公文協東コース 松竹大歌舞伎」の南相馬市会場の売り出し日でありました。
今年の公文協東コースは、猿之助の襲名公演でメインは「義経千本桜」の四の切でありますよ。この演目は、新橋演舞場の襲名公演でも、これから向かうこんぴら歌舞伎・金丸座でも拝見するわけなのですが、地方公演の文化センター会場で猿之助がどう奮闘するのかも関心のあるところであります。
虫六の近場では、例によりS市は頭越し(…またですか(;ω;) )なんですけど、
10日 水 岩手県北上市 北上市文化交流センター さくらホール
11日 木 岩手県盛岡市 岩手県民会館
12日 金 福島県南相馬市 南相馬市民文化会館 ゆめはっと
となっておりまして、
ま、いつもですと、さくらホールとか岩手県民会館に足を伸ばす虫六ですが、
なんと今年は南相馬市にくる!ということで、こちらで見たい!と思いました。
だって、かつて南相馬市で襲名公演した歌舞伎役者なんて聞いたことがありません。
やっぱり何かが違う亀…もとい、猿之助丈であります。
で、問題はチケットの手配であります。
コレ、地元の「ゆめはっと」会員でないと先行発売に買えないのです。
しかも発売窓口は地元のみ…。(仁左衛門丈の慰問公演のトラウマが…)
で、一般発売日にぴあなどで申し込めますが、電話予約は当日の午後から残席があれば受け付けますという二重三重のハンデが…。
そこで考えたのは、「実家の母に買って貰う」でありました。
しかし、そんな高度な手続きが踏めるのでしょうか??あの人に…。
不安でいっぱいでしたが、ダメならダメでいいや!と頼んでみました。
娘と歌舞伎見物ができる(しかも娘のおごりで)という、親孝行かどうかもわからない微妙な誘いに乗ってきた母。
まず、発売日までに「ゆめはっと」の会員になって、会員先行発売日(13日)になるべく早く窓口に行ってチケットを買って来て欲しいと頼みました。
が、まぁ隣町なのでちょっと二の足を踏んだらしく、近所のジャスコでも買えるらしいと聞いてきた。
「でも、会員になっていないと先行で買えないんだよ。一般発売は会員の人が変える期間から1週間あとなんだ…」と説明しましたが、めんどくさいが先に立っているので、「ジャスコで13日から売るって言っていたから大丈夫!相馬は、そんなの関係なく売るんじゃないの」と。
(げげ、そんなに甘くないんだよ〜)と思ったものの、深追いせず。
本日、朝、実家に電話。
父がでて「ばあさんは、もうどこかに出かけていない」と。
(ふふ〜ん、買いに行きましたか…)静観して、昼にもう一回電話。
母「買えるのは、28日だって」
(うわっ、やっぱり玉砕されてきた…だから言わんこっちゃないよ)
虫「だから、めんどくさいけど、原ノ町のゆめはっとの窓口まで行って、会員になって、先行発売のチケット買ってよ。その方がいい席で見れるし、28日にのこのこ出かけても、その日は東京や仙台から見に行きたいって人たちが電話とかネットでチケット奪い合って5分くらいで無くなるんだから!もう、買えないよ」
母「……、じゃあ誰かに車だしてもらうか…」(と、やっと事情が分かったらしい)
…というわけで、夕方、また電話。
母「行って、買って来たから。」
虫「席はどこだった?」
母「2階の真ん中。前の方」
虫「いいよ、買えれば。ありがとうね!」
(うげ、やぱり初日でいい席完売であったかー!でも、どこでも見られればいいってことにしよー。母と歌舞伎見るのもたまにはいいっしょ。しかし、このばあさんが曲者なんですけどね〜。なにも起きなければいいのですが…)
とはいえ、黒計画に実家の親まで駆りだす、俺さまって…((w´ω`w))
歌舞伎などのお芝居や邦楽、さらに大道芸、雑芸などなど、身体と視覚と聴覚が一体となった日本の伝統藝能が面白いなぁと、みちのくS市からウォッチングしております。 (近頃は体調不良のため夜更かし禁止令が出て、更新がままなりませんが、Twitterでは短めに黒い羽根伸ばし(観劇)ネタなども…)
2013年4月13日土曜日
2013年4月12日金曜日
こいつぁ、ありがてぇ!国立国会図書館の歴史的音源サイト「れきおん」
歌舞伎on the webのトピックスを見ていたら、「国立国会図書館が歴史的音源専用サイトを開設しました (2013.04.08)」というニュースがありました。
(以下丸々引用)
↓
「国立国会図書館が、収集・蓄積している歴史的音源を紹介する 専用サイト(愛称:れきおん)を開設しました。
平成19年に、歴史的・文化的資産である初期のレコード(SP盤)及び原盤の劣化・散逸等による音源の喪失を防ぐため、NHK・JASRAC・芸団協など6団体が参加して「歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)」が設立されました。そして、1900年初頭から1950年頃までに国内で製造されたSP盤及び金属原盤等に収録された音楽・演説等、約5万の音源のデジタル化が開始されました。国会図書館では、これらの貴重な音源を広く国民に公開するため、平成23年5月から歴史的音源の提供を開始。音源を順次追加していき、最終的には約5万音源を公開する予定になっています。現在はほとんどの音源が所定の公共図書館などでのみ聴くことのできる「館内限定公開音源」となっていますが、一部の音源はインターネット公開もされています。
従来はデジタル化資料のサイトの一つの項目に歴史的音源が掲載されていましたが、専用サイトとしてより分かりやすく、充実したサイトにリニューアルされました。
歌舞伎の歴史的音源も紹介されているので、今は亡き名優たちのセリフを聴くことができます。他にも邦楽、落語、漫談、浪曲、講談、クラシック音楽、声楽など、多彩なジャンルの貴重な音源が紹介されています。ぜひ一度ご覧ください。」
というわけで、さっそく行ってみました。
練習を始めたものの、音源がなくて、全体像が掴めなかった長唄「岸の柳」なんかもあるかな?と検索してみたら…ありました!!!!!!!
1934年01月、ビクターから発売された「杵屋五三郎(初代)、杵屋五叟(上調子)」の音源があがってました!おー、すごーい。
1927年9月、ニッポノフォン・レーベルの「芳村孝次郎(唄)、杵屋五三郎(三味線)杵屋勝丸(三味線)」なんちう、スペシャルレアなレコード(戦前でっせ!)もリストにありましたけれど、これは館内限定閲覧で、ネット上では聞けません。
が、しかし、その気になれば国会図書館にいけば聞けるってことなのかー!
ちなみに、「岸の柳」だけで43件ヒット。同じ曲のトラック別という部分もあるのですが、意外に音源が残っているんだと、ちょっと感激。
とはいえ、他の曲で検索してみるとまだまだデジタル化は途上のようで、痒いところにはなかなか手が届かない感じではありましたが、音源は順次追加されていくらしいです。ときどき検索をかけて利用しないともったいないと思いました。
こんどは役者のセリフなんか検索してみようかな?
2013年4月9日火曜日
未視聴DVD、山となりける
もともと地の利が無く気軽に舞台を見にいけない地方在住の虫六にとっては、伝統芸能関係の音源や映像DVDは貴重な教材であります。いえ、本物を見にいければそれにこしたことは無いんですけどね。で、ポピュラーミュージックなどとちがって、和物芸能系は本当に出物が少ないので、気になったら基本的に「買い」なのであります。あっというまに品切れですしね。
そんなわけで、このところストレスに任せて買い貯まったDVDが、はい、このとおり。
一応、一度視聴したものは取り除いております(「仮名手本忠臣蔵」とか、歌舞伎特選シリーズとかですね)。こいつら、まだビニールも剝けてないんですけど〜!ま、中にはNHKの特番でいちど見て、録画に満足できず保存版として買ったDVDなんかもあるんですがね。自分でいうのもなんですが、ビョーキでしょうね。
…しかし、BGMで聞けるCDと違いまして、DVDは時間を作って目と耳で見なければならないわけです。その、絶対時間が作れず、こんなに溜まってしまったんだよぅ。これを「浪費」と云わずして、何と云う!?
でも、じっくり見たいからDVD(BDもあるけど)を買っているわけなので、二倍速・三倍速で見たくはないですよね。
芝居の神様、私に1日26時間ください。(そしたら、毎日2時間番組を1本ずつみられますもんね (;´Д`A ``` つか、録画した番組も溜まっているんですけど。時間かかる〜。
そんなわけで、今月から地味にコツコツ視聴しまして、レビューを書いて行きたいと持っております。(一応、予告でした)
そんなわけで、このところストレスに任せて買い貯まったDVDが、はい、このとおり。
一応、一度視聴したものは取り除いております(「仮名手本忠臣蔵」とか、歌舞伎特選シリーズとかですね)。こいつら、まだビニールも剝けてないんですけど〜!ま、中にはNHKの特番でいちど見て、録画に満足できず保存版として買ったDVDなんかもあるんですがね。自分でいうのもなんですが、ビョーキでしょうね。
…しかし、BGMで聞けるCDと違いまして、DVDは時間を作って目と耳で見なければならないわけです。その、絶対時間が作れず、こんなに溜まってしまったんだよぅ。これを「浪費」と云わずして、何と云う!?
でも、じっくり見たいからDVD(BDもあるけど)を買っているわけなので、二倍速・三倍速で見たくはないですよね。
芝居の神様、私に1日26時間ください。(そしたら、毎日2時間番組を1本ずつみられますもんね (;´Д`A ``` つか、録画した番組も溜まっているんですけど。時間かかる〜。
そんなわけで、今月から地味にコツコツ視聴しまして、レビューを書いて行きたいと持っております。(一応、予告でした)
2013年4月7日日曜日
「岸の柳」
そら恐ろしいことですが、忙しすぎてもう10日もお三味線を触っていません。朝練すらできなかったこの状況…。1日休めば3日、3日休めば1週間、勘を取り戻すのにかかると言われる芸の道、10日休んでしまった俺っていったい… il||li _| ̄|○ il||li
ふたたび三味線に触る前に、次の課題曲「岸の柳」について下調べして、まずメンタルを取り戻そっと…。
「岸の柳」
制作年代 明治6年6月
作曲 三世杵屋正治郎
東両国の貸席で浴衣ざらいに封切られた作品。大川端から柳橋両国あたりの夏風景を諷った粋な曲。スッキリして涼味満点。(本調子、三下がり、本調子)
(「長唄名曲要説」より)
あう、ついに来たか、曲の途中で変調か。これが、虫六にとっては今回最大のハードルかも知れませんね。
「<本調子> 〽筑波根の 合姿涼しき夏衣 合若葉にかへし唄女が、
緑の髪に風薫る 合柳の眉のながし目に、
其浅妻をもやひ船 〽君に近江と聞くさへ嬉し
合しめて音締(ねじ)めの三味線も、
誰に靡(なび)くぞ柳橋 合糸の調べに風通ふ
合岸の思ひもやうやうと、
届いた棹に
<合三下り> 〽家根船の 合簾ゆかしき顔鳥を、
好いたと云へは好くと云ふ、鸚鵡返しの替唄も、
色の手爾葉(てには)になるわいな、しどもなや
<本調子> 〽寄せては返す波の鼓 合汐のさす手も青海波
合彼の青山の俤(おもかげ)や、琵琶湖をうつす天女の光り
合其糸竹の末長く、護り給へる 合御誓ひ
〽げに二つなき一つ目の、宮居も見えて架け渡す、
虹の懸橋両国の、往来絶えせぬ賑ひも
合唄の道とぞ祝しける」
曲の成立については二説あって、一つは近江屋という船宿の娘と近所の古着屋の息子が心中未遂の末に助けられて目出度く相愛の思いがかなって夫婦になったことを叙した(「君に近江」と船宿の屋号)という説、もう一つは、当時の鳴物師・岸田伊左衛門が柳橋の芸妓となじみ、念いがかなって夫婦になったことを詠み込んだ(岸田の‘岸’と柳橋の‘柳’を詠結んだ曲名)という説だそうです。岸田伊左衛門という演奏家がいつ実在したのが手元の資料ではよくわかりませんが、いけてる芸妓さんを射止めたというので、仲間が「やったな、おめでとう!」みたいなノリで作ったのかと思うとちょっと楽しい。
作曲をした三世杵屋正治郎(1827〜95)は、明治前半に活躍した長唄三味線方。新富座開場式のために《元禄風花見踊》を、九代目團十郎や五代目菊五郎のために《土蜘》《船弁慶》《素襖落》などの松羽目物舞踊劇を作曲した人物。過去の長唄曲を参考にしつつ、時代の要求に沿った魅力的な新曲も手がけたそうです。また、《京鹿子娘道成寺》のチンチリレンの合方、《鷺娘》の新合方、《勧進帳》の滝流しの合方のように既存曲に、三味線が技巧を発揮できる合方を作曲して挿入し、唄だけでなく、三味線の聞かせ所を作ったのも、正治郎の功績…とのこと。
長唄三味線の中興の祖という感じでしょうか。
曲節としては、第1の特色は「初夏の爽やかな季節感がよく出ている」ということだそうで、「大川、船、柳橋付近の水辺の叙景と、風薫る川辺の夏気分が、粋な旋律のうちに滲み出ている点は長唄中の傑作」だそうです。
スッキリ、粋に弾けと…。求められる次の課題は「爽やかな色気」ということでしょうか…。
隅田川に面した柳橋は江戸中期から栄えた花街で、明治期には新興の新橋と共に「柳新二橋」(りゅうしんにきょう)と称されましたが、柳橋芸者の方が歴史もあり、新橋よりも格上とされていたんですよね。プライドも高いという。
柳橋といえば、虫六がはじめてお浚い会を経験したのは、柳橋芸者の代名詞(?)市丸さんのご自宅を改装してイベントギャラリーにした「ルーサイト・ギャラリー」でしたが、狭い階段をのぼって2階の小さい座敷で行った演奏会でした。窓から隅田川が眺められて、江戸情緒を満喫できる建物でした…。あのとき、たしか、兄弟子Kさんの出し物が「岸の柳」でしたな。あ〜、そういう選曲だったのですか…!と6年目にして理解した虫六でした(爆)。
それにしても、市丸さん、きれいだな〜。瓜実顔で、スッキリと小股の切れ上がった…という日本型美人というのはこういう人をいうんだな。
【今日の参考文献】
「長唄名曲要説」(昭和51 浅川玉兎著)
「日本の伝統芸能講座 音楽」(平成20 淡交社)
ふたたび三味線に触る前に、次の課題曲「岸の柳」について下調べして、まずメンタルを取り戻そっと…。
「岸の柳」
制作年代 明治6年6月
作曲 三世杵屋正治郎
東両国の貸席で浴衣ざらいに封切られた作品。大川端から柳橋両国あたりの夏風景を諷った粋な曲。スッキリして涼味満点。(本調子、三下がり、本調子)
(「長唄名曲要説」より)
あう、ついに来たか、曲の途中で変調か。これが、虫六にとっては今回最大のハードルかも知れませんね。
「<本調子> 〽筑波根の 合姿涼しき夏衣 合若葉にかへし唄女が、
緑の髪に風薫る 合柳の眉のながし目に、
其浅妻をもやひ船 〽君に近江と聞くさへ嬉し
合しめて音締(ねじ)めの三味線も、
誰に靡(なび)くぞ柳橋 合糸の調べに風通ふ
合岸の思ひもやうやうと、
届いた棹に
<合三下り> 〽家根船の 合簾ゆかしき顔鳥を、
好いたと云へは好くと云ふ、鸚鵡返しの替唄も、
色の手爾葉(てには)になるわいな、しどもなや
<本調子> 〽寄せては返す波の鼓 合汐のさす手も青海波
合彼の青山の俤(おもかげ)や、琵琶湖をうつす天女の光り
合其糸竹の末長く、護り給へる 合御誓ひ
〽げに二つなき一つ目の、宮居も見えて架け渡す、
虹の懸橋両国の、往来絶えせぬ賑ひも
合唄の道とぞ祝しける」
曲の成立については二説あって、一つは近江屋という船宿の娘と近所の古着屋の息子が心中未遂の末に助けられて目出度く相愛の思いがかなって夫婦になったことを叙した(「君に近江」と船宿の屋号)という説、もう一つは、当時の鳴物師・岸田伊左衛門が柳橋の芸妓となじみ、念いがかなって夫婦になったことを詠み込んだ(岸田の‘岸’と柳橋の‘柳’を詠結んだ曲名)という説だそうです。岸田伊左衛門という演奏家がいつ実在したのが手元の資料ではよくわかりませんが、いけてる芸妓さんを射止めたというので、仲間が「やったな、おめでとう!」みたいなノリで作ったのかと思うとちょっと楽しい。
作曲をした三世杵屋正治郎(1827〜95)は、明治前半に活躍した長唄三味線方。新富座開場式のために《元禄風花見踊》を、九代目團十郎や五代目菊五郎のために《土蜘》《船弁慶》《素襖落》などの松羽目物舞踊劇を作曲した人物。過去の長唄曲を参考にしつつ、時代の要求に沿った魅力的な新曲も手がけたそうです。また、《京鹿子娘道成寺》のチンチリレンの合方、《鷺娘》の新合方、《勧進帳》の滝流しの合方のように既存曲に、三味線が技巧を発揮できる合方を作曲して挿入し、唄だけでなく、三味線の聞かせ所を作ったのも、正治郎の功績…とのこと。
長唄三味線の中興の祖という感じでしょうか。
曲節としては、第1の特色は「初夏の爽やかな季節感がよく出ている」ということだそうで、「大川、船、柳橋付近の水辺の叙景と、風薫る川辺の夏気分が、粋な旋律のうちに滲み出ている点は長唄中の傑作」だそうです。
スッキリ、粋に弾けと…。求められる次の課題は「爽やかな色気」ということでしょうか…。
隅田川に面した柳橋は江戸中期から栄えた花街で、明治期には新興の新橋と共に「柳新二橋」(りゅうしんにきょう)と称されましたが、柳橋芸者の方が歴史もあり、新橋よりも格上とされていたんですよね。プライドも高いという。
柳橋といえば、虫六がはじめてお浚い会を経験したのは、柳橋芸者の代名詞(?)市丸さんのご自宅を改装してイベントギャラリーにした「ルーサイト・ギャラリー」でしたが、狭い階段をのぼって2階の小さい座敷で行った演奏会でした。窓から隅田川が眺められて、江戸情緒を満喫できる建物でした…。あのとき、たしか、兄弟子Kさんの出し物が「岸の柳」でしたな。あ〜、そういう選曲だったのですか…!と6年目にして理解した虫六でした(爆)。
それにしても、市丸さん、きれいだな〜。瓜実顔で、スッキリと小股の切れ上がった…という日本型美人というのはこういう人をいうんだな。
【今日の参考文献】
「長唄名曲要説」(昭和51 浅川玉兎著)
「日本の伝統芸能講座 音楽」(平成20 淡交社)
2013年4月3日水曜日
3月に読んだ本
2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1321ページ
ナイス数:20ナイス
山口晃 大画面作品集の感想
やっぱりこのくらいおっきい画面でみると、細かな表現も堪能できて、時間を忘れます。買いです!
読了日:3月31日 著者:山口晃
乞胸 江戸の辻芸人の感想
江戸時代、巷には宮芝居や見世物小屋、雑芸を披露する辻芸人の姿があり、黒山の人だかりを呼ぶ人気だった。乞胸は、元は浪人武士で食うために雑芸をみせて物乞いをした。だがそれは乞食をする非人のテリトリーを侵すと訴えられ、町奉行が「身分は町人だが家業をする時は非人頭の支配を受ける」という奇妙な存在とした。農民出自の香具師とは似て非なる芸能集団だそうだ。江島生島事件や天保の改革の弾圧でもしぶとく生き残っていた彼らが、明治維新であっけなく消えてしまったというのが、日本の芸能を考える上でとても重要だと思った。
読了日:3月31日 著者:塩見 鮮一郎
ちはやふる(20) (BE LOVE KC)の感想
申しわけないが、完全に太一に肩入れしております。決勝戦、ちはやが勝って、正直、あーあ。勝たせたいなぁ。名人戦に送ってやりたいです。そして、ちはやはクイーン戦の予選けって修学旅行ですと!3人の心のうずうずよりも、太一の成長…これだけが楽しみなのでした。それにしても、いつの間にか20巻ですか。
読了日:3月31日 著者:末次 由紀
伝統芸術とは何なのか―批評と創造のための対話の感想
「武智歌舞伎」のリアルな時代は知らないけれど、その知識教養の深さや慧眼・審美眼は現代では変わる人物がないのだろう。富岡さんでなければ相手になれないと思わせる刺激的な二人の対談。伝統芸能愛好者や研究者からイデオローグとしての自覚をうながす「ナンバ」の発見と理論化。日本の芸能の原点は『農の原理』に立っている。歌舞伎はある意味では天保時代にもう存在価値を失っていたと。今の私達が「伝統」だと思っている歌舞伎は、それ以後に作られた團十郎の十八番や明治の名人の芸を基準にしてますよね。伝承とともに批評の大事さを痛感。
読了日:3月17日 著者:武智 鉄二,富岡 多恵子
つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)の感想
越中に越されぬ山が二つある…ですか。やはりこれ見よがしに正論を吐いて事態をつまらなくするリーダーってのは魅力無いのでして、人心を集める人物って、「知る」ことを愉快がる心の余裕や、枠にはまらない大らかさをもっている。そんな器のでかい魅力的な殿様だから、男・女、敵・味方、近習から奴まで立場の差にカンケーなく、馬までも(!)惹きつけられちゃいます。こればかりは法律や金や権力なんかじゃ得られないのですよね。四角四面の越中守にはわからんだろう。個人的には長門をもっと出して欲しかった。スピンオフよろしくお願いします。
読了日:3月3日 著者:オノ・ナツメ
へうげもの(16) (モーニング KC)の感想
目の脇の小じわの表現力がすごい。しかし、戦を知らない世代の子供たちが織部らの剽げ趣味に感化されて、歌舞伎ものを気取りつつヤンキー化していくっていうのが…。
読了日:3月3日 著者:山田 芳裕
読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1321ページ
ナイス数:20ナイス
やっぱりこのくらいおっきい画面でみると、細かな表現も堪能できて、時間を忘れます。買いです!
読了日:3月31日 著者:山口晃
江戸時代、巷には宮芝居や見世物小屋、雑芸を披露する辻芸人の姿があり、黒山の人だかりを呼ぶ人気だった。乞胸は、元は浪人武士で食うために雑芸をみせて物乞いをした。だがそれは乞食をする非人のテリトリーを侵すと訴えられ、町奉行が「身分は町人だが家業をする時は非人頭の支配を受ける」という奇妙な存在とした。農民出自の香具師とは似て非なる芸能集団だそうだ。江島生島事件や天保の改革の弾圧でもしぶとく生き残っていた彼らが、明治維新であっけなく消えてしまったというのが、日本の芸能を考える上でとても重要だと思った。
読了日:3月31日 著者:塩見 鮮一郎
申しわけないが、完全に太一に肩入れしております。決勝戦、ちはやが勝って、正直、あーあ。勝たせたいなぁ。名人戦に送ってやりたいです。そして、ちはやはクイーン戦の予選けって修学旅行ですと!3人の心のうずうずよりも、太一の成長…これだけが楽しみなのでした。それにしても、いつの間にか20巻ですか。
読了日:3月31日 著者:末次 由紀
「武智歌舞伎」のリアルな時代は知らないけれど、その知識教養の深さや慧眼・審美眼は現代では変わる人物がないのだろう。富岡さんでなければ相手になれないと思わせる刺激的な二人の対談。伝統芸能愛好者や研究者からイデオローグとしての自覚をうながす「ナンバ」の発見と理論化。日本の芸能の原点は『農の原理』に立っている。歌舞伎はある意味では天保時代にもう存在価値を失っていたと。今の私達が「伝統」だと思っている歌舞伎は、それ以後に作られた團十郎の十八番や明治の名人の芸を基準にしてますよね。伝承とともに批評の大事さを痛感。
読了日:3月17日 著者:武智 鉄二,富岡 多恵子
越中に越されぬ山が二つある…ですか。やはりこれ見よがしに正論を吐いて事態をつまらなくするリーダーってのは魅力無いのでして、人心を集める人物って、「知る」ことを愉快がる心の余裕や、枠にはまらない大らかさをもっている。そんな器のでかい魅力的な殿様だから、男・女、敵・味方、近習から奴まで立場の差にカンケーなく、馬までも(!)惹きつけられちゃいます。こればかりは法律や金や権力なんかじゃ得られないのですよね。四角四面の越中守にはわからんだろう。個人的には長門をもっと出して欲しかった。スピンオフよろしくお願いします。
読了日:3月3日 著者:オノ・ナツメ
目の脇の小じわの表現力がすごい。しかし、戦を知らない世代の子供たちが織部らの剽げ趣味に感化されて、歌舞伎ものを気取りつつヤンキー化していくっていうのが…。
読了日:3月3日 著者:山田 芳裕
読書メーター
2013年4月2日火曜日
あまちゃん
洞穴に籠もっているあいだに、新年度になってしまった…。なんてこった。
って、わけで、始まっちゃいましたね、NHKの朝ドラ「あまちゃん」。
「カーネーション」が終わって以来、火が消えたようにつまらなかった朝ドラ。正直これまで、スッキリ!や特ダネに浮気してました。しかし、これは来そうな予感です!!!
なにしろ、脚本はクドカンこと宮藤官九郎(←宮城県・栗原出身)。
舞台は三陸地方・久慈。三陸鉄道(さんてつ)も走ってます!
アニメは鉄拳で、音楽はなんと大友良英ビックバンド。(すごくないですか〜〜!!)
で、テーマは「いなかのアイドル」。(座布団1枚!)
期待しちゃいますな。わくわく。
俳優陣も個性的な感じで揃ってます。キョンキョン(小泉今日子)の朝に不向きな摺れた感じの母親と、カリスマ海女のおばあちゃんは宮本信子、仲間の海女さんたちの小劇場系の濃ゆい女優さん(渡辺えり、木野花、片桐はいり、と美保純)密度もすごい。大人計画の俳優さんも。
ただひとつ気になることは、設定が2008年だということ。
ま、今日が初日なのでまだ感想は控えますが…。
このヒロイン(能年玲奈)は、かわいいと思います!
明日も楽しみ〜。
って、わけで、始まっちゃいましたね、NHKの朝ドラ「あまちゃん」。
「カーネーション」が終わって以来、火が消えたようにつまらなかった朝ドラ。正直これまで、スッキリ!や特ダネに浮気してました。しかし、これは来そうな予感です!!!
なにしろ、脚本はクドカンこと宮藤官九郎(←宮城県・栗原出身)。
舞台は三陸地方・久慈。三陸鉄道(さんてつ)も走ってます!
アニメは鉄拳で、音楽はなんと大友良英ビックバンド。(すごくないですか〜〜!!)
で、テーマは「いなかのアイドル」。(座布団1枚!)
期待しちゃいますな。わくわく。
俳優陣も個性的な感じで揃ってます。キョンキョン(小泉今日子)の朝に不向きな摺れた感じの母親と、カリスマ海女のおばあちゃんは宮本信子、仲間の海女さんたちの小劇場系の濃ゆい女優さん(渡辺えり、木野花、片桐はいり、と美保純)密度もすごい。大人計画の俳優さんも。
ただひとつ気になることは、設定が2008年だということ。
ま、今日が初日なのでまだ感想は控えますが…。
このヒロイン(能年玲奈)は、かわいいと思います!
明日も楽しみ〜。
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