歌舞伎などのお芝居や邦楽、さらに大道芸、雑芸などなど、身体と視覚と聴覚が一体となった日本の伝統藝能が面白いなぁと、みちのくS市からウォッチングしております。 (近頃は体調不良のため夜更かし禁止令が出て、更新がままなりませんが、Twitterでは短めに黒い羽根伸ばし(観劇)ネタなども…)
2013年4月12日金曜日
こいつぁ、ありがてぇ!国立国会図書館の歴史的音源サイト「れきおん」
歌舞伎on the webのトピックスを見ていたら、「国立国会図書館が歴史的音源専用サイトを開設しました (2013.04.08)」というニュースがありました。
(以下丸々引用)
↓
「国立国会図書館が、収集・蓄積している歴史的音源を紹介する 専用サイト(愛称:れきおん)を開設しました。
平成19年に、歴史的・文化的資産である初期のレコード(SP盤)及び原盤の劣化・散逸等による音源の喪失を防ぐため、NHK・JASRAC・芸団協など6団体が参加して「歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)」が設立されました。そして、1900年初頭から1950年頃までに国内で製造されたSP盤及び金属原盤等に収録された音楽・演説等、約5万の音源のデジタル化が開始されました。国会図書館では、これらの貴重な音源を広く国民に公開するため、平成23年5月から歴史的音源の提供を開始。音源を順次追加していき、最終的には約5万音源を公開する予定になっています。現在はほとんどの音源が所定の公共図書館などでのみ聴くことのできる「館内限定公開音源」となっていますが、一部の音源はインターネット公開もされています。
従来はデジタル化資料のサイトの一つの項目に歴史的音源が掲載されていましたが、専用サイトとしてより分かりやすく、充実したサイトにリニューアルされました。
歌舞伎の歴史的音源も紹介されているので、今は亡き名優たちのセリフを聴くことができます。他にも邦楽、落語、漫談、浪曲、講談、クラシック音楽、声楽など、多彩なジャンルの貴重な音源が紹介されています。ぜひ一度ご覧ください。」
というわけで、さっそく行ってみました。
練習を始めたものの、音源がなくて、全体像が掴めなかった長唄「岸の柳」なんかもあるかな?と検索してみたら…ありました!!!!!!!
1934年01月、ビクターから発売された「杵屋五三郎(初代)、杵屋五叟(上調子)」の音源があがってました!おー、すごーい。
1927年9月、ニッポノフォン・レーベルの「芳村孝次郎(唄)、杵屋五三郎(三味線)杵屋勝丸(三味線)」なんちう、スペシャルレアなレコード(戦前でっせ!)もリストにありましたけれど、これは館内限定閲覧で、ネット上では聞けません。
が、しかし、その気になれば国会図書館にいけば聞けるってことなのかー!
ちなみに、「岸の柳」だけで43件ヒット。同じ曲のトラック別という部分もあるのですが、意外に音源が残っているんだと、ちょっと感激。
とはいえ、他の曲で検索してみるとまだまだデジタル化は途上のようで、痒いところにはなかなか手が届かない感じではありましたが、音源は順次追加されていくらしいです。ときどき検索をかけて利用しないともったいないと思いました。
こんどは役者のセリフなんか検索してみようかな?
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