2010年3月29日月曜日

マイ三味線、無事に生還

無事にお三味線が帰ってきました。すりすり。

さっそく、少し練習…。
気のせいか、勘所の命中率も上がっているような (*゚▽゚)ノ
てか、確率を言っていること自体未熟すぎですが…(爆)


張り替えた裏の面です。
皮にはけっこう細かい傷があるので、タンゲ君みたいな無頼系の野良ちゃんだったのかな…?
ううぅ、想像するのやめよ(@Д@;

2010年3月28日日曜日

総稽古2回目

本当は明日がお稽古日でしたが、家元の会(5月末)が迫ってきたので、あわせる練習せねば!と本日総稽古に招集がかかりました。

今日は参加メンバーが全員揃ったので師匠のお宅で順番通りに並んで練習。
虫六は最も新参なので一番端っこなんですが、師匠には「“留め”は立てから一番離れているから、ちゃんと勘所合わせてしっかり音出してね」と釘を刺されております ( ̄◆ ̄;)

自分一人で練習してる時とは違い、なんとも〜。特に高音部の音が決まらなくて焦りました。
次のお稽古までしっかり練習せねば…、早くマイお三味線帰って来い!


2010年3月27日土曜日

世の中はテツとヒテツでできている…らしい

数日前に仕事でお世話になっている鉄道関係者の飲み会に参加しました。

この会はいわゆる鉄道ファン(鉄、鉄ちゃん)とお仕事で鉄道に関わっている人(ビジ鉄←虫六命名)が入り交じった会合でしたが、急な仕事が入って1時間遅刻していったせいで、虫六が加わってものの30分でお開き o(;△;)o 
腹減った〜。

「ビジ鉄」の方々は、より付加価値が高く(ただし男性にのみ)、高価格な二次会会場に消えて行き、腹が減ったままの虫六は「鉄」の方々の居酒屋二次会に参加。
そこで、鉄世界の概念として「非鉄(ヒテツ)」というカテゴリ分けがあることを聞いちゃいましたΣ( ̄ロ ̄lll)

「非鉄」=すなわち「鉄」に非ず、ということで、かなり差別的に使用されていました(笑)もっとも、世の中のほとんどの人は「ヒテツ」なわけですけどね…と言ってましたが。

で、「虫六さんは鉄道のこと詳しくなってきたけど、ヒテツだもんね」と!
(ははは、正しく認識していただいて、ありがとう!)
ちなみにそこにいたのは男女5人で、私以外はみなさん鉄でした。情勢悪し!

そこで、虫六なりに鉄的視野から見た世の中の構成というのを整理してみました。

1)世の中は「鉄」と「非鉄」に分けられる。
 このとき「鉄」と定義されるのは、漠然と「鉄道が好き」とか「旅行好き」ではなく、「鉄道が好き」で、かつそのことを表明していること。世には「隠れ鉄」という存在もあるのですが、それは世間的に「鉄」が差別されていることに由縁しているみたいですが、とりあえず「非鉄」としておきます・

2)「鉄」の中は、細分化、重層化している。
一口に「鉄」といっても、好みはいろいろ。基本は「車両マニア」らしいのですが、それに加えて「撮り鉄」「模型鉄」「乗り鉄」が勢力的には多数派のようです。「音鉄(録音マニア)」「スジ鉄(ダイヤマニア)」や、コレクションを主にする「切符鉄」「駅弁鉄」「部品鉄」等、また「歴史研究」を主としている派もあり、かなり細分化していて、かつ、それらが重層化しています。「車両&撮り鉄&歴史」というように。

3)鉄道において、プロ勢力(ビジ鉄)とアマチュア勢力(鉄ちゃん)があり、中には鉄ちゃんで仕事に就いているという人もいますが、必ずしも鉄道関係で働いている人が「鉄」ということはないようです。(鉄道関係に就職するためには、むしろ「鉄」であることは隠さなければならないという話も聞こえます…)。
でビジ鉄には、行政やJRの旅客関係者や旅行会社などのサービス系と、車両やインフラ開発などの技術系ではまた違う感じのようです。

…という感じで、まだまだ理解はすすんでいませんが、とりあえず「鉄世界」レポート第一弾とうことで。

しかし、いろんな趣味はありますけど、例えば歌舞伎好きの人が歌舞伎に興味のない人を逆差別したり、音楽好きの人が音楽に興味のない人を逆差別したりということはあんまり聞かないような気がしますが…、「非鉄」という概念にそれだけ「鉄おたく」という人々の屈折を感じたりもした次第です。

2010年3月25日木曜日

また?!皮が破けてしまいました ∑(゚∇゚|||) 

今日は朝から大雪が降っていたけれど、なんだか霙になって、夕方にはとけていました。凄く寒いのに、湿気が高くガラスも曇って、まずで梅雨のようでした。

そんな中、仕事の後でお稽古があって先生のお宅にいったのですが…。
調弦をしていたら途中からぼこぼこ変な音に変わったので、「ううぅ、もしや…」とお三味線を裏に返してみたら、やっぱり…縦にピリィ〜〜〜〜ッと裂け目が。マジすか?!
7月に張り替えたばかりの面で、哀しいことこの上なし。


しょうがないので、先生のお三味線を借りて練習することに。

自分のお三味線だと勘所の位置が山勘でいけるとこもあるのですが、人様のお三味線は全く勝手が違います。これをチャンスに耳で覚えろということでしょうか… ( ̄◆ ̄;)
ぐわんばります…

しかし、また張り替え…。痛い出費であります(爆)


菊乃家〆丸親方逝く

チンドン屋さんの「菊乃家〆丸親方」がお亡くなりになったと、mixiの「放浪する芸能」コミュに訃報が載っていました。
18日がお通夜で、新聞等にも載らなかったらしいです。
3月で93才…、大事な方がいなくなっていきます。
もう一度、親方のちんどん見たかったです。
安らかにお眠り下さい。
合掌。


2010年3月22日月曜日

ボーイズラブ in 歌舞伎_染模様恩愛御書

せっかく泊まりがけで歌舞伎見物にきたので、翌日はもう一舞台見ようと日生劇場にきました。

これです。

三月花形歌舞伎
通し狂言

大川友右衛門  市川 染五郎
印南数馬    片岡 愛之助
横山図書    市川 猿 弥
腰元あざみ   市川 春 猿
細川奥方照葉  上村 吉 弥
細川越中守   市川 門之助

燃えさかる宝蔵に飛び込み、お家の重宝(家康公より拝領の御朱印状)を救い出し、自身の身はまっ黒こげになりながら割腹した腹中にそれを押し入れて守ったという細川家家臣・大川友右衛門の忠臣伝説が主題の物語で、通称「細川の血達磨」と呼ばれ、江戸時代から戦前まで幾度も上演された狂言、の復刻ものらしいです。主題はそんなトンデモなお話しですが、このお芝居の真のテーマはボーイズ・ラブ!古来からの言い方をすると「衆道」ってやつですね。

虫六も少女まんがに産湯を浸かったニッポン女子なので、この系統は得意です( ̄ー+ ̄)
で、どおよ?

まず、染五郎丈の友右衛門が、細川家のお小姓・数馬(愛之助)を見そめる場面からびびびび〜んとコミック調。なんだこりゃ?と思っていると、どうも染五郎丈の演技が大きくてくさい、くさい。笑わせたいのか、彼自身がノーマルな人なのか?もしかして照れくさいのかしら?
でも会場は受けてましたけども((・(ェ)・;)) 
もちっと、男も惚れるような格好良さというか色っぽさも演出して欲しいところ。
それに比べて、愛之助丈の美少年は、とても可憐でピュアな感じが押しつけがましくなく一枚上手ですね。会場から「かわいい…(*´Д`*) 」というため息が漏れていました。

個人的に、染五郎丈はどっちかいうとつっころばしの二枚目、愛之助丈の方が線の太い立ち役…というイメージを持っていたので(いえ、本当に個人的にですが)、このキャストを聞いたとき、正直言うと逆の方がいいんでないの?とも思ったのですが、それは一応杞憂でした。愛之助丈のはんなりはかなり良かったです。はじめは漫画ぽかった染五郎丈も、後半の男気を見せるところや敵討ちの助太刀をするところ、特に階段落ちのクライマックスは熱演でオーラが戻ってきました。春猿の腰元もちょっと悋気が入って意地悪してしまうプライド高そうな綺麗な人…って感じ、オッケイでした。

串田さんとか、野田さんとか、三谷さんとか、工藤さんとか…、鳴り物入りで復刻ものや新作をかける演目も増えていますが、これはそういう感じでもないのかな。そういう作品の染五郎丈の仕事はけっこう好きなので、今回もちょっと欲目入りましたね。

こういうテーマで、こういう演出で…という事になると、ターゲットはかなり絞られてくると思うのですが、案の定、会場は女性客ばかり。若い女性層に歌舞伎ファンを拡充したいのでしょう。そういう意味では成功しているのかも。後味悪くないお芝居でしたし、これなら虫六子にも飽きずに見せられるなぁと。実際に親子連れらしき人たちもけっこういましたね。

ただ、せっかくなので、歌舞伎芝居としての凝った作りというのもあっていいのかな?とも。例えば、義兄弟の契りを交わした二人が細川の殿様に認めてもらった場面と、友右衛門の妹の家を訪ねていく場面の間に、「道行き」みたいな踊りだけの段を加えるとか。お二人とも踊りは名手なので、清元あたりの新曲でしっぽりと…これは見せ場になると思います。お芝居だけなんてもったいない。

また、脚本にけちを付ける分けではないのですが、まともに考えると、数馬は細川の殿様のお眼鏡にかなってお小姓をしているわけですから、友右衛門は殿様の情人に密通したわけで、その心の絡み合いというか、命を助けてもらった大恩の重さは、「熊谷陣屋」じゃないけど命をかけて報いなければならないという話の筋道に沿うものだと思うのですが、お芝居の中ではそのあたり、どろどろ感もなく、説得力もないという感じ。お殿様も男の子好みという前提が曖昧で、ただの天然になってしまったのが残念でした。

とまぁ、注文もいろいろ付けてしまいましたが、虫六的な評価は○です。染五郎丈の復刻・新作もの、次も見てみようと言う気になってます。できれば、歌舞伎的演出を逆手にとったお芝居を期待したいところです。

それにしても、日生劇場の売店の商品の薄さはとほほ。ポスターやパンフに使った写真でもいいから、ブロマイドくらいおいて欲しいです。商売っ気なさ過ぎますね。