2010年5月30日日曜日

三味線セットアップ

東京から大胆にも宅急便で送った三味線が帰ってきました。どきどき。
昨日は雨模様だったので、天気の悪いところをあちこち持ち歩くよりも、送った方がまだ環境が安定しているかなと、荷物で送ることにしたのです。

ケースを開けて中身を確認したら無事だったので、一安心。

さっそく組み立てて、ついでに演奏会用の保険で貼っていた勘所シールをひっぺがしました。
また練習の日々がはじまります。まずは耳にだけで調弦できるようになるのが、次の課題ですかね。
調子を合わせて、「春興」を弾いてみました。
うへぇ、上手く弾けないじゃないか〜。

そういえば、テツクロ師匠が帰り際に「みんなだんだん上手くなったけど、これは波があるんだよ。ちょうど今日にピークが来るようにもってきたんだな。ペース配分が上手かったな。明日やったら、もう今日みたいに弾けないんだよ」と笑いながらおっしゃってました…。本当にその通りですね(爆)

今日は、夕方から大衆紙芝居ネットワークの総会。
容赦のないスケジュールです (。>0<。) 




2010年5月29日土曜日

お礼参り

演奏会から一夜あけて。
今日はお休みをいただいたのでゆっくり帰れるということで、師匠と姉弟子Nさんとはホテルで分かれ、荷物を送って身軽になったので、姉弟子OさんとSさんと浅草にいくことになりました。
連休の上野の紙芝居大会の時も浅草に来たんですが、最近、虫六は『勝手に浅草親善大使』を買って出ておりまして、けっこういけてるツアコンであります。
仲店通りを冷やかしながら、文扇堂さんやお三味線の瓢簞やさんなどをご案内。
それから、浅草寺にお礼参りして、虫六は個人的に「助六」さんで赤フクロウを購入(何かハードルを越えたときに、1つづつ自分に赤フクロウを買っているのです)。
お昼は大黒屋さんで天丼を食べて、またぶらぶら歩いていたら、偶然、松永和寿三郎師匠に遭遇!!!!きゃい〜ん!
お声をかけたら、昨日の演奏のことなど覚えて下さっていて、気さくにお話ししてくれました。姉弟子ともども、すっかりボルテージがあがり、親衛隊モードに。S市に来るときはぜひ聴きに行きますね!!と、固く約束したのでした。

その後も、邦楽の音源を求めて宮田レコードさんに行ったり、手ぬぐいやさん(「染めの安坊」さん)、犬印鞄製作所へご案内してお土産などゲット。

すっかりガソリンが切れた自動車のようになって、惰力状態で、夕方の新幹線に乗りました。なんとか座席に着いて列車が出発したので、やれやれと先生にお礼メールを打っていると、偶然にも先生からメールが…「新幹線でなんたら」と書いてある。うむむっ、何か予感がするなぁ ( ̄Д ̄;と思っていると、先生から電話が!「ちょっと、何時の新幹線にのったの?いま、どこ?」と。
すると、なんとなんと!先生も同じ新幹線に乗っていたのでした〜。で、こちらの車両に移動してきた先生と仲良く反省会など(?)しながら、帰宅の途についたのでした。

不思議な1日でした。



2010年5月28日金曜日

松永忠五郎古希長唄演奏会

いよいよ楽屋入りで〜す。
家元にごあいさつをして、自分たちの主演時間を確かめます。

鉄九郎師匠が、段取りを教えてくれました。
今日はよろしくお願いいたします!!!

準備中の舞台裏を拝見。松の木の屏風と緋毛氈の台。
これに乗るのか〜 ((・(ェ)・;)) 

先生は一番のご祝儀曲「元禄花見踊」にご出演なので、とりあえずみんなで客席に移動しました。
開場前で、大道具さんがトンカチやっていました。

開場。いよいよ演奏会が始まります。
ここからは場内撮影禁止です。

先生方の演奏を聴いて、一旦、準備のためホテルに戻り、お三味線をもって再び楽屋入り。
最後の音合わせ…。しかし!ここで新たな注文がつき、それでなくてもいっぱいいっぱいの虫六はパニクりそうになりました。Σ(゚□゚(゚□゚*) 
際限なくハードルは上がります…。変えますか、いま楽屋で…?マジすか?しかし、姉弟子もしたり顔で「やれ」と…。(鬼じゃ、この人たちは、鬼でした〜(||li`ω゚∞) )

そこに出演の合間を縫って鉄九郎師匠が登場。楽屋で最後のおさらいしていただきました。
一度弾いたら、少し気が落ち着いてきて、(音量も、出来も、七割でいいんだ…)と自分に言い聞かせました。
しばらくすると、慌ただしく後見の忠一郎師匠(おお、この方は歌舞伎座でもお見かけする松永忠一郎師匠ではありませぬか!!)がやってきて、さささっと手際よくみんなの三味線の調子を合わせて下さいました。
程なく出演の順番…、先ほどの緋色の台に乗りました。虫六の隣はテツクロ師匠だったのですが、まだやってきません。本番寸前にやってきて、ひょいっと台に飛び乗りました。すると、回り舞台が半回転。幕内で、舞台監督が「春興ってどんな曲?」とテツクロ師匠に声をかけると、師匠「初めと終わりが同じなの、俺、キューだすわ…」とかなんとか。すぐに幕があがり、本番突入…。
 ・手は多少震えましたが、間違えませんでした。
 ・さっき出された注文はクリアできたと思います。
 ・音量はなるべく抑えました。
 ・とりあえず、白くならずに、最後まで弾けました。
舞台の上で弾くと、自分の出している音も建物に吸収されるみたいに小さく聞こえました。(虫六は一番端だったので)先生や姉弟子の奏でている音も小さく聞こえました。テツクロ師匠の音だけが羅針盤でした。

演奏が終わると、なぜか幕が下りずに舞台が回りました。
テツクロ師匠が「綺麗に弾けたよなぁ。良かったじゃん」と声をかけてくれ、またどこかにすっ飛んでいきました。
ありがとうございました〜 o(;△;)o

なにはともあれ、終了しました。

次の出演の方々が楽屋を使うので、とりあえずお三味線をたたんで、楽屋を片付けロビーに移動。
今回は出演できなかったけど、応援に駆けつけてくれた姉弟子らと、ほっと一息。
皆さんの表情がほどけます。

梅田佳声さんと浅草雑芸団の上島さんが、聴きにきてくださいました!!!
嬉しいよぉ〜 (ノд・。)
上島さん曰く「ただ三味線抱えて座っているだけかと思ったら、ちゃんと弾いてたじゃない(笑)」。
あのね〜 ( ̄◆ ̄;)
あー、がんばった甲斐があったなぁ。ありがとうございました。

ホテルにお三味線を置きに行ったついでに、着物も脱いでしまって、第二部からはすっかり観客モードで演奏会を楽しみました。

後半は芸歴の長いお弟子さんや家元の直弟子の方々の演奏が中心のようで、玄人の同門会の方々が演奏をサポートする構成のようでした。
松永の同門会の中でも、動輪としての鉄九郎師匠の活躍に目をみはり、忠一郎師匠や、和寿三郎師匠(←「上手い!」と思わずプログラムにメモしてしまいました)などの演奏をたっぷり聴けて至福でした。

最後は、「たぬき会」という歌舞伎俳優のチームのご出演で、なんと!仁左衛門丈、藤間宗家、左團次丈の三味線、勘三郎丈、芝雀丈、孝太郎丈、松禄丈、扇雀丈、松也丈の唄で「勧進帳」でした。お囃子には、板東新吾丈と中村壱太郎丈も。
私たちが演奏するころはガラガラだった会場が、この頃になると役者さんの後援会筋の方々も入場してきて立ち見も出る程でした。
仁左衛門丈の三味線は噂にも聞いていましたが、とてもお上手で、楽しそうに弾いていました。対照的に、勘三郎丈はいつもよりも真剣そのものの表情が印象的で、一生懸命唄っている感じが伝わってきました。左團次丈は相変わらずふざけて、会場の笑いをとってました(爆)。
いちばん驚いたのは孝太郎丈で、えらく上手い!女形とは思えない、堂々とした声量で、張りのある唄声が印象に残りました。ポイント10点アップでした。

晩ご飯も食べずに堪能した演奏会。最後のご馳走で心は満腹でした。

本番当日の朝です。

いよいよ、本番の朝を迎えました。

昨日までの不安定なお天気に打って変わって、今日は快晴が広がっております。

東京タワーも国会議事堂も、そして手前には国立劇場が…。
何処かで見たことあるような…この風景…、NHKの朝のニュースかな?

2010年5月27日木曜日

家元の会前夜

仕事の後、新幹線に飛び乗り、姉弟子Cさんと合流。
車内で晩ご飯を済ませてくるように言われていたので、虫六が駅ナカの北辰でお寿司(定価1500円のを980円にて)を買って乗り込み、二人でこれから演奏会なのに前祝いみたいに美味しいね…といいながら、ぱくつきました。美味しいもので満たされると、緊張が緩みます。

ホテルに到着し、先に着いている先生と合流して、ちょっと練習させていただきました。
昨晩はいろいろと心配になりあまり眠れませんでしたが、お三味線に触って一度おさらいしたら、ちゃんとできたので、少し安心。
さらなる注文もありましたが、部屋を出るときに、「基本的にできているから自信を持ってやりなさい」と言葉をかけていただきました。

眼下に国立劇場をみるホテルに泊まりました。

窓越しに皇居のお堀が見えます。
泣いても笑っても明日が本番です。

2010年5月26日水曜日

そして、最後の総稽古

本日は家元の会にむけ、最後の総稽古でした。
夜の7時集合で、A町市民センターの大きな和室で最後の音合わせをしました。

…この期に及んで、まだ手を間違えている虫六… (||li`ω゚∞)
大丈夫なのか?俺?
いかんいかん、ここはプラス方向に暗示をかけなくちゃ(´Д`;≡;´Д`)アワアワ

後半、お三味線やさんが心配して顔を出してくれました。ありがたや〜!
すでに三の糸が疲れて切れそうだったので、新しいのをのばして張ってもらいました。
しかし、糸ならまだ!先輩Kさんの使っていた三味線は、なんと「今朝」裏の皮が破けたそうです!!しえぇええ Σ( ̄ロ ̄lll)
しかしギリギリ張ってもらって、本番は滑り込みセーフだそうです。
本当に何が起きるか分かりません。なんともスリリングです…。

でも、何はともあれ「手」です!「手」!
なんで間違うかなぁ。

そして、長いまま使っていたお三味線を最後に分解して、短いケースに収納しました。
明日は仕事が終わったら、急いで新幹線に乗って、先に行っている師匠たちとホテルで合流するのです。