2010年6月30日水曜日

「借りぐらしのアリエッティ」のミニ本

先日、映画を見に行ったついでに、我が家的に必ず見ることになるであろう「借りぐらしのアリエッティ」の前売り券を買ってみたら、オリジナルのミニ本をもらいました。
しかも3冊。
小人が主人公のストーリーなので、ミニ本なのか…。ちょっと読みづらいけど、キャラクター設定のアイディアなどのスケッチがいろいろ載っていて、ファンは嬉しいかも。

今度はコロボックルみたいな小人ですが、普通の人間の家に生息していて、安全ピンやら、洗濯ばさみやら、魚のお醤油入れなんかの人間の日用品をちゃっかり借りて武器にしたり暮らしに役立てたりしているというキャラクター。フィギュアを想像しただけでカワユイ…。

全く同じ本が3冊もあるので、欲しい人にはこっそりおわけしてもいいけどね。
ま、前売り買えば誰でももらえるんですけどね (^-^; 


2010年6月29日火曜日

横浜市歴史博物館「大紙芝居展」にて、「新訂/蛇蝎姫と慙愧丸」上演決定!

この夏、横浜は紙芝居が熱い…(なんのこっちゃ?)

横浜市歴史博物館のK田さんから「大紙芝居展」のチラシが送られてきました。
…すごいなぁー、このドアップ少年探偵のデッサン。目がずれているものね、目が…。
そして、置き場にこまったような前髪…。
それは、それとし。

『大紙芝居展 よみがえる昭和の街頭文化』

期間:2010年7月24日(土)〜9月5日(日)
休館日:月曜日  開館時間:9時〜17時 


主催:横浜市歴史博物館
共催:横浜市教育委員会
特別協力:宮城県図書館・横浜市中央図書館
後援:朝日新聞横浜総局・神奈川新聞社・日本経済新聞社横浜支局・東京新聞横浜支局・読売新聞東京本社横浜支局・FMヨコハマ・NHK横浜放送局・TVK 


入館料
企画展のみ 大人400(350)円 高校・大学生300(250)円 小中学生200(150)円
共通券   大人600(500)円 高校・大学生400(350)円 小中学生250(200)円
括弧内は団体等割引料金。博物館HPをご覧いただくと本展の割引クーポンがあります。
※毎週土曜日は、小中高校生は無料で企画展・常設展をご覧いただけます。

主な展示資料
・のぞきからくり 新潟市巻郷土資料館所蔵(新潟市指定有形民俗文化財) 
・立絵紙芝居 埼玉県立歴史と民俗の博物館所蔵
・草創期街頭紙芝居 群馬県立土屋文明記念文学館所蔵
・戦前期街頭紙芝居 府中市郷土の森博物館・横浜市中央図書館所蔵
・戦中期紙芝居 香月洋一郎氏・豊島区立郷土資料館所蔵
・戦後期街頭紙芝居 宮城県図書館(国登録有形文化財)・鷲塚隆氏所蔵)
・21世紀紙芝居「蛇蝎姫と慙愧丸」原画 慙愧丸プロジェクト提供 ほか多数

これまで、禁帯出にて眠っていたあの資料やこの資料がお蔵出しされるみたいですよ。

そして!
この展覧会の関連イベントとして、わが慙愧丸Pも浅草公演以来3年ぶりに「蛇蝎姫と慙愧丸」を上演させていただくことになりました。
今度の公演は、「新訂/蛇蝎姫と慙愧丸」。全篇30巻(3時間くらいかかりました)を改編して1時間のストーリーに濃縮ブレンド。これがなんとなんだか違う話になってしまいました!(すごいよ〜、クマガイさんよ〜)
そういうわけで、制作の進捗にあわせて本ブログでも新訂版制作のこぼれ話を書いてゆきます故、要チェックですよ。

・21世紀紙芝居「新訂/蛇蝎姫と慙愧丸」 

作:クマガイコウキ 画:佐渡正士良 語り:神田陽司 音楽: 橋元成朋・榊原光裕
大スクリーンに投影される紙芝居に生の語りと音楽。伝説の紙芝居絵師、最後の長編。
横浜初公開!

8月14日 15時開場 15時30分開演
  15日 13時開場 13時30分開演

 チケット600円(大人子ども同額)、ペアチケット1000円(←チケットが必要だそうです)

ほかにも、期間中毎毎週末にいろんなイベントがこれでもか〜っ!てくらいに盛りだくさん開催されるようです。S市から「チボリ兄弟舎」もフィーチャーされてます(「新・大衆紙芝居」8月28日(土)・29日(日) 無料)ので、お近くの方、ぜひ毎週お出かけください。


2010年6月28日月曜日

俺の電車、終点まで乗って行けよ_『RAILWAYS』 49才で電車の運転手になった男の物語

うかうかしていると見逃しそうな気配だったので、(私のまわりでは)話題の映画『RAILWAYS』を見てまいりました。

大手電機メーカーのエリート社員・筒井(中井貴一)が、49才にして取締役就任を目前に、親友の死と実家の母の不治の病をきっかけにして、人生を見つめ直し、故郷に帰って幼い頃からの夢だったローカル線(一畑電車)の運転手になる…というストーリー。

又聞きでは実話を元にした…という話でしたが、どうやらそれはガセのようでした
( ̄◆ ̄;)
そして、フツーに考えれば現実味のない夢物語のようですが、どうして w(゚o゚)w なかなかこれがリアルな、ありそうな話に見えてくるのでした。

そういえば、700万円の研修費用を自己負担したら運転手に採用するという公募を行ったら、応募者が殺到(?)したという「いすみ鉄道(千葉県)」のニュースもありましたし…。

都会の容赦ない競争社会のただ中で、たとえ勝者の側にしたとしても、すり減らしていたり、大事なものを捨てていること自体に無自覚に、あるいはそれに目をつぶって前進している人たちというのは、今の日本にはたくさんいるのだと思います。そして、そうやって勝ち取ってきたものを、人はそうそう手放したりできるものではないとも思います。

この映画の主人公も、家族との会話もないままに、親友と酒を飲む間も棚上げにして、会社人としての自分の仕事を最優先にしてきた人物。
そんな「できる奴」が、幼いときの「畑電の運転手になりたかった」という夢を思い出し、人生をリセットする。その闇雲さと逡巡と理性のバランスが、なんだかリアルでした。

もう一つ、自己中な亭主に振り回されてずぅ〜と待ちぼうけをくらったままの妻(高島礼子)が、一念発起で始めた事業(ハーブティのお店)という伏線があり、このままの関係でいいのかどうかずっと悩みつつ、なかなか東京を出ようとはしない…。これもリアル。
年老いた母が亡くなって、本当は何度も病室を妻が見舞っていたことがわかったある日、主人公の電車に妻が乗っていて、やっと夫婦らしい会話をして、そして「せっかく来たんだから、俺の電車、終点まで乗って行けよ」と主人公が声をかけると、それを待っていたように妻が「はい」。妻のホッとしたような表情がなんとも印象的なシーンでした。

そうですよね、人生の答えなどすぐに出さなくてもいいんですよね。

そして、主人公が夢を乗せるもう一つの主役は、現役80年(!)のデハニ50形という畑電の名物電車。
赤くて、小さくて、扉が手動で、車体が木製で、建てつけが狂うと大工さんがカンナをかけるいう、超レトロな代物です。これがまた、いいですね。

地方の赤字ローカル線云々とか背景はいろいろとあるはずなんですが、この赤い電車(黄色い2100系とかのも走っていましたが…)が風景に溶け込んで、ここに乗り降りするする人の暮らしをつないでいて、するどいチョイスだなぁと思いました。

それにしても、制服を着せたら中井貴一さんの右に出るものはいませんね。

いまのところ、私のまわりでは好評なのですが、一般的にもっとヒットして欲しいところです。良い映画なのに。「鉄」関係はなんだかんだで3割くらい損しているのかもですね〜。




2010年6月24日木曜日

家元の会のDVD

今日は、仕事の後7時過ぎからお稽古。

先日の演奏会のDVDが届いたというので、練習の後見せていただきました。
今日は昼間も姉弟子さんたちのお稽古があったので、先生は本日6回目の再生とのこと(^-^; 

思っていたより音は良く揃っていて、先生も「本当にあの時がピークだったね」と(苦笑)

でも、映像でみると、自分の演奏している姿が客観的に見えて、いろいろといけないところがわかります。特に私はテツクロ師匠のとなりだったので、至らなさが丸見え…。
 自覚している以上に、押さえる手(左手)の方に目がいったままでした。
 また、左手をずらすタイミングが師匠よりも半テンポくらい早い…。

う〜む。

映像を見ていたら、あの日の緊張感がフラッシュバックして、胸がどきどきしてきました。

2010年6月21日月曜日

続いてるんだぜ一本みちぃ_コクーン歌舞伎「佐倉義民傳」

今日は日帰りで渋谷です(;^_^A
暑いですね、東京。
すっちゃかめっちゃかのスケジュールの間髪を縫って、しかも周到な計画のもとコクーン歌舞伎を見に来てしまいました。
我ながら……。

なにしろやっとの思いでチケットをゲットしているのに、今さら諦めたら、後の半年をルサンチマンで過ごさねばなりません。

で、今年のコクーン歌舞伎は「佐倉義民傳」であります。
しかも今年の運を使い果たしたかと思うような、素晴らしい席。前から2列目(ほっほ〜(*≧m≦*) しぶきが飛んできちゃいます。)

とはいうものの、正直なところ「義民傳」と聞いて、初めはそれほど興味はわきませんでした。百姓一揆とか公方さまに直訴とか、重いテーマなのかな…と。しかも「今度のコクーンはラップ」という前評判も聞いたりして、それでなくとも、なるべく邦楽でやって欲しいと願ってやまない虫六としては、どおよ????という思いもあったりしたのですが、かぶりつきで観ていたせいもあり、初っぱなからラップでスッコーンと持ってかれました。「なにーっ!カッコイイべした!」と、思わず忘れていたお国なまりが心に響き渡ってしまったのでした。

ははぁ〜、まいりましたぁ〜。

ラップ。竹本みたいにカッコイイじゃないですか。しかも、百姓姿に妙にマッチしてました。ラップ場面の群衆の方々はほとんどが役者さんのようでしたが、両脇のお二人は特にクールでソロってましたので、その筋で知られたラッパーなのかな?と思ったら、mcikku(駒木根隆介)(←巨漢の方のほう)とおっしゃる、やっぱり売れてる方のようでした。役者もなさっている方のようですが、ミュージシャンのクールさは違いますもんね。

もちろん中村座の皆さんのお芝居はいいに決まってますが、今回は子役が上手くて美味しいところを持って行きました。達者すぎて面食らうくらい。交代出演のようですが、この日の子役さんは上手でした。処刑の場面では、毎日、毎日、こんなお芝居してて、この子等の心のケアは大丈夫なのか〜?と思ってしまうくらいな熱演でありました。

大団円も出演者全員でラップでしたが、身震いしましたね。
会場が明るくなったら、周辺のお客さんたちはみんな目を腫らしていました。
こういうの、舞台からみるとどんな感じなんでしょうね?

役者をのせてゴロゴロ移動する台車舞台とか見慣れた串田演出も含め、コクーン歌舞伎らしい、客席との一体感もあり、音楽の効果もあっていいお芝居だったと思います。勝手な感想ですけど、なぜか小劇場時代のお芝居を思い出させる演出だと思いました。そして歌舞伎とかなんとか関係なく、演劇が本来潜在させている「やばいエネルギー」を垣間見た気がしました。

でも、最後に子供たちが手を繋いで一等最初に舞台に飛び出してきたとき、このお芝居のシンプルなメッセージを受け取ったと思いました。子供たちの明日のために、今をあきらめてはいけないと。

日帰りしてでも来た甲斐はあったというものですね。


2010年6月20日日曜日

家元の会打ち上げ〜

5月の家元の会の打ち上げがありました。
久しぶりで皆さんとお会いしまして、また盛り上がりました。

お店は、兄弟子Kさんのお馴染みのお店で、お料理も美味しかったけど、お酒がいろいろと取りそろえてありました(* ̄ー ̄*)
Kさん、やはり相当のグルメ&飲み助とお見受けしましたよ。

先生と姉弟子さん方はあまりお酒を召し上がれないので、不肖虫六がちょいとおつきあいしまして、「十四代本丸」などいただいておりましたが、Kさんのおすすめで「黒麹旭萬年」という焼酎を…。割水一対一で、前の晩から合わせて寝かせておいたものだそうです。

焼酎を積極的にいただくことはほとんどありませんでしたが、クセが無くとろりとうまみがあって、とても美味しかったのでした。

しかし!今日いちばん皆さんをあっと言わせたのは、本日のスペシャルゲストとして参加くださったKさんの奥様の声楽の先生であるM谷先生であります!

この方は、なんと「笛吹童子」のラジオ放送版の主題歌を歌っていた方だったのです!!!
そんな凄い方といっしょに飲んでしまって、もったいない。というより、先生&姉弟子方々のテンションMAXで盛り上がりました。リアルタイムで放送を聞いていたそうであります。
…それにしても、M谷先生お酒お強い!顔色一つ変えずに、水のように飲んでました。あっぱれであります。

お土産ということでもないのですが、Kさんが演奏会をがんばった記念に、人形浄瑠璃の五行本「阿波の鳴門」と三味線関係の書籍をくださいました。ありがたや!
五行本は浄瑠璃の義太夫さんが読む本ですね。こんな風に印刷されていた(木版印刷のようです)のか…と目から鱗でした。