2012年1月3日火曜日

迎春


2011年がおわり、2012年が明けました。

個人的には情けなさばかりを痛感し、違和感ばかりを覚える毎日でした。

区切りのつかない状況は多くあり、楽観できない気持ちの居心地はあるけれど、
海はとっくに青さを取り戻し、
潮を被った丘には芽が吹き出し、
警戒地区の中では鳥が卵を暖めます。

人の営みや感情とは関係なく、春はやってくる…。

あの自然の驚異を目の当たりにし、人の奢りを痛感してしまった私たちは
これまでの延長線上には同じ1歩はもう踏み出せないけれど、
せめて個人レベルでも、より良き有り様とはどんなものかを考えつつ、
別の1歩を踏み出す勇気を持って、春を迎えなければと思います。

そして、少しでも気持ちに余裕を持って、
正しいと思えるものを正しいといい、
面白いと思えるものを面白いと言える、
自分を保ちたいと思います。

今年もよろしくお願いします。



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