1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1416ページ
チャンネルはそのまま! 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
地震発生時の間抜け映像ネタ…。震災のあとでは描けなかったでしょうね。今号のいちばんはヘリコプター取材編ですね。45キロって、160+ンセンチもあって、私もないだろ!って思いましたが、そう引っ張りましたか。ヘリのパイロットさんに雪丸に変わって詫びを入れてやりたいくらいです(笑)
読了日:01月31日 著者:佐々木 倫子
チャンネルはそのまま! 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル)
次々に出てくるなぁ、テレビ局に生息する面白い(ヘンな)人たちが…。全体的にテンションの高い世界で冷静に仕事している北上君の存在がけっこう好きです。それはそれとし、ダイヤと100円玉の回が特に「笑い」ました。漫画で声を出して笑ったのは久しぶり。……とか、バカ笑いしながら読んでいたら、うっかり仕事がらみの大事な新年会に1時間遅刻してしまった(開始時間を勘違いしたまま漫画読んでいた)。おバカを地でいってどうするよ〜、雪丸よ、私に乗りうつらんでくれぇ。
読了日:01月29日 著者:佐々木 倫子
チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
ローカルテレビ局「バカ枠」採用の雪丸花子。公衆の電波で体当たりの大ドジ重ねてお茶の間の視聴者の心を鷲づかみ(?!)それがなんでだかじんとさせます。完全無欠(と自分では思っている)の「プチプチ」山根にうまくフォローされながら、しかし、日夜振り回されつづけるテレビ局の方々。テレビ局ってテンション髙っ!花子さん、どうか大化けしないで、とうぶん天然バカのまま読者を楽しませ続けてください。
読了日:01月27日 著者:佐々木 倫子
ふたがしら 1 (IKKI COMIX)
オノナツメ先生の美意識とテクニックが真骨頂をむかえたと感じました。傑作誕生の予感です。主人公ふたりや甚三郎や叶屋喜兵衛など脇の造形も冴えていて(悪でも美しいところがナツメ世界)ストライク。二人の距離感がいいです。構図やコマの進め方、決めセリフにも「よっ、日本一!」と大向こうから掛け声が掛かるような格好良さがある。練ったストーリーでの今後の展開を期待!
読了日:01月22日 著者:オノ ナツメ
ひらひら 国芳一門浮世譚
チーム国芳「芳桐連」。江戸の浮世絵工房って、カッコいい集団だったのか…というイメージが膨らみました。火消し組くらいしかしらんかった。国芳親方、いい男っぷりです。いちおう伝八が主人公で、彼の物語が骨子ですが、それ以上に魅力あるクセのありそうな兄弟子たち。脇が濃い…これはシリーズ来そうですね。
読了日:01月20日 著者:岡田屋 鉄蔵
双調平家物語〈16〉落日の巻(承前)潅頂の巻 (中公文庫)
いちばん心打たれたのは、水島の合戦での平家水軍の戦い方。沖に漂いながら櫓を自在に操り、波や陽の照り返しまでも味方にして源氏勢を翻弄し全滅させる。いずれは義経軍に滅ぼされてしまうわけだが、こんな美しい抗戦をしていたのか…と。しかし壇ノ浦・平家滅亡のくだりはこれまでの長〜い筋書きを振り返るとあっけなかった。朝廷政治は栄枯盛衰の果てに、下司の武者一族とともに腐り落ち、まつりごとは京を離れて鎌倉へ…。しかし源氏って同士討ちの一族なんですよね。思いおこせば1巻目を読了したのは2009年の11月…がんばったなぁ。
読了日:01月10日 著者:橋本 治
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
*後半から読み始めた本がまだ読み終わらず、浮気して読んだ漫画ばかりがカウントされてしまった今月の読書日記…。活字が…。でも、「双調平家物語」の物語の読了は達成感がありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿