夕べ、実家の父から電話がありました。
どうやら、相馬市が作付けした米農家全戸で放射性物質の検査をしたらしい。
「うちの米も調べたら、『不検出(ND)』という結果がきたから、心配しないで新米食べなさい」と。
もらっていた古米がなくなったら、新米に手を出そうかとは思っていたんですが、誰よりも心配していたのは、たぶん実家の父だったのでしょう。孫(虫六には甥っ子)はまだ高校生だし。
実家では、今年は出荷せずに、ただ自分たちは新米を食べていたのを知っていたので、『ND』ときいて、安心しました。
とりあえず、福島の米を買うか買わないかと選択できる場所に住んでいる人たちのことは心配しないのですが、生産して売れない米を食べているのは福島の農家の人たちです。相馬市が全戸検査をやったということは、生産品の安全を確かめると同時に、市民の健康被害を回避することに他ならないわけで、全国の消費者の方には、そういうところにおかれた福島の農家の現実を知って欲しいと思います。
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