2016年3月26日土曜日

土屋瑞穂先生の河北文化賞お祝い会(ささやか編)

大学時代の恩師、彫刻家の土屋瑞穂先生が今年度の河北文化賞を受賞されました。
今日はそのささやかなお祝い会を泉ヶ岳の麓の「岳山珈琲」ってカフェでやるからね、と大先輩Sさんからお声を掛けていただいたので、午後休とって参上しました。

 岳山珈琲は大学の先輩ご夫妻が、少し早めに退職して開業したカフェです。自家焙煎珈琲とさらっと趣味の良い北欧家具や食器に囲まれた居心地の良い空間でした。
…とはいえ、土屋先生の教え子たちはほとんど県内外の学校の先生になっているわけで、しかも昨日は教員の異動発表の日。その翌日の、平日の昼間とあって、「いったい誰が参加できるんですか?…つか、そんな大きな賞いただいたら、ホテルでないの会場は?」と大いに主催した先輩に疑問を投げつけた虫六でしたが…

けっこういるのね、もう定年になった先輩とか、作家なので昼間も動ける(けどたまたま日本に帰ってきていた)先輩とか…。ちなみにみなさんは虫六より一回り年上世代の方々ですが、そんな集まりにヤクザな商売をしているのでなぜか虫六が闖入してたって感じでしょうか。

車でしかやってこれないお店で、このご馳走…。奥に鎮座しているのは、フランスから空輸でやってきたターキー君の丸焼きです。当然、ワインでしょ。しかし、助手席に乗ってきた人以外、全員がノンアルビールで談笑。さすがに面白いですね、土屋研究室の先輩方は。話、とまんないです。オイラは助手席組なので遠慮なくワイン飲みましたですけどね。
でも、大学で得るものって、コツコツ自分が勉強がんばって成長することも大事だけど、同じ大学なり研究室で同じ空気のなかで勉強した経験って、実際に学年がかぶっていなくても文化的温度の共有感っていうものがあるなと思ったし、それを共有できる縦なり横なりの人の繋がりっていうのは、その後の人生ではとても重要な財産なんだな…ということを、この会話の中で実感しました。

ま、いろいろささやか過ぎてハラハラした部分もありましたが、濃ゆい先輩方の武勇伝みたいなむかし話もいろいろ聞けて、アットホームなお祝いの会でした。いまも変わらない土屋先生。楽しく過ごしていただけて良かったです。いつまでもお元気でいてください。

お祝いに持参した吉野桜の花束です。もう、春ですねー。

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