2009年8月11日火曜日

出羽の霊場

夏休みがとれたので、いつも連んでいるお友だちご夫妻と家族とで山形方面に遊びに行きました。
「犬もお泊まりOK」という東根の山小屋をホームベースにして、あちこち足をのばそう!という計画でしたが、前半は雨に祟られて、思うように動けず、なぜか「昔食べた上手かったもの」を訪ねるB級グルメ旅…という様相で、
1日目の昼食は寒河江駅の近く「吉亭」の冷やし鳥そば、
2日目は赤湯温泉「龍上海」の赤湯からみそラーメンを、
2001年のガイドブックを頼りに訪ね、いただきました。
記憶を裏切らない旨さでした。

3日目にようやく晴れたので、「湯殿山にでも行ってみるかー」と足を伸ばしました。

大きな鳥居が迫力のお出迎え。
今年は丑年で12年に1度の御利益のある年なのだそうで、なんだか来た甲斐があったなぁ。
御神体を拝もうと、あまり覚悟がないまま山登りをすることに。

送迎バスが往来するのを尻目に、てくてくと山登り。
ちょうどいい運動だと、自らをはげまし…。
気がつけば、先ほどくぐり抜けた朱い鳥居が森の向こうに小さく見えます。

この先は、本宮参道なので撮影禁止です。

ご本尊のお湯が湧き出ている大岩は、予備知識なく対面したこともあり、
ものすごい存在感で、圧倒されました。
今はすぐ近くまで車でやってこれるし、ありがたさも薄れているのかも知れないですが、それでも古来から修験僧が険しい山道を登ってきて、この岩を信仰して来たんだなと思うと、その霊験あらたかなオーラを感ぜずにはおられませんでした。

というわけで、写真の代わりに、
心のシャッターで切り取りました「なんちゃって俳句」を2句。

 赤岩の 沸き水熱し 夏の嶺

 修験路に 蒼き蛇体の 主迎え
 
 

2009年8月7日金曜日

お三味線、無事生還。


皮が破れて修理に出していた、私の三味線が戻ってきました。
先生に練習用の三味線をお返しして、自分のを引き取って帰宅。
中身を確認して、思わずすりすり…。

裏皮を張り替えていただきました。
ちょっと贅沢ですが、もともと猫の皮が張ってあったので、
今度も猫の皮にしていただきました。
猫の皮は乳のあとが4つあるので「ヨツ」と呼ばれているそうです。


私のお三味線は、遠縁のおばあちゃんが昔使っていたのを中古で
譲っていただいたものですが、初心者の私が持つには少々立派な
上等なもののようで、かつ、大事にされていたのでしょう状態も
かなり良かったので、とてもいい音がします。

はじめて私の手元に届いた時に、鳴らしてみたら、それまで
練習用のお三味線をお借りしてお稽古していたので、あまりに
音色が違ってドキドキしました。
繊細で艶のある響きだったのです。
このお三味線に岡惚れして、今日までお稽古も楽しく出来て
いるということが、とても大きいなぁと思っています。
(どんな楽器もそうなのかもしれませんが…)
本当に生き物を扱っているような、三味線って不思議な楽器です。

2009年8月6日木曜日

萬燈落語会

みちのくは夏祭りの季節です。
毎年8月6日に開催されるM勝禅寺さんの七夕萬燈落語会のお手伝いで、萬燈会セッティングのボランティアをしてきました。
知人のY山姐さんが元締めをしている「S仕事人組合」のおじさんたちに混じって、早朝から竹林の竹を切り出します。

苦行のような「竹筒」の切り出し作業…。
目標250本だそうです。

(閑話休題)
M勝禅寺さんで栽培中の蓮の花…。
蓮には「徒花(あだばな)」がないということを今日始めて知りました。
花の中に灯りが点っているようです。
癒されますねー。


午前中に仕込みを済ませて、夕方から竹筒を並べて、ろうそくに点火しました。
境内の中を竹筒の灯りで飾ります。
漆黒の暗闇に浮かぶ、灯りの点描模様…。
あの竹の切り出しをしないと、この本当の美しさは満喫できないのでありました。
満足、満足。

そろそろ、落語のお客さんも集まり、いよいよ「萬燈落語会」の始まりです。


今年の落語は、三代目桃月庵白酒師匠の「明鳥」と「お直し」。
いつもはお化け幽霊ものが多かったのですが、今年は珍しく郭噺!
真夏(といっても、まだ梅雨明けしてませんけども)の艶話も乙ですね。
また、来年が楽しみなのでありました。

2009年8月3日月曜日

先生のお三味線でお稽古

お三味線の皮が破けてしまったので、今日は先生の練習用のを借りてお稽古です。
音合わせをしていたら、「んー、頑丈な音がする!」と先生が納得してました。
練習用のお三味線は犬の皮が張ってあるので破けにくいのだそうです。
ちなみに、私のお三味線は練習も本番も一棹兼用で、猫皮です。
(犬好きの方、猫好きの方、この話題はお読みになりませぬよう…)

ところで、お稽古にくると、いつも珍しいお菓子をご馳走になってしまうのですが、
今日はおこしのようなポン菓子にホワイトチョコがかかったお煎餅でした。
聞けば、ドイツのお菓子とか (・_・;)


練習に来たんだか、お菓子を食べにきたんだか…

2009年8月2日日曜日

ジャパニーズクールの粋?

久々に家族の休みが重なったので、公開になったばかりの細田守監督のアニメ映画「サマーウォーズ」をみてきました。

http://www.youtube.com/watch?v=Ra26GtulFP0&hl=ja

前作「時をかける少女」もかなり良くてはまったので、今度の新作も期待大でした。
もちろん裏切られることはなかったけれども、前作が映画版「時をかける少女」のオマージュであったのと、情緒的・文学的な世界の中で細田アニメの技術の高さをさりげなく見せつけられるものだったのに比べて、「サマーウォーズ」は、「オズ」というバーチャル世界やキャラクターの造形や、それと現実世界である「上田」地方の風景や、そこに住まう映画「大誘拐」の大刀自ばりの快老女とその親族たち、そして花札や対戦シーンの和の造形など。まさに「ジャパニーズクール」全開でした。
「時をかける少女」は、少し年齢層を高く意識して作ったのかなと思われますが、「サマーウォーズ」は、もっと若い層をターゲットにしているのかな?それと、海外のファン層にも向けているんだろうか。

それにしても、どの分野よりも日本の文化が進んでいると実感できるのは、やはりアニメだなぁ…と再確認しました。

神木隆之介君は声優やっても才能感じますね。成長期のハンデとかないですね。

2009年8月1日土曜日

7月に読んだ本

7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1232ページ

仲蔵狂乱 (講談社文庫)仲蔵狂乱 (講談社文庫)
中村仲蔵といえば、『仮名手本忠臣蔵』五段目の「定九郎」の型を作り上げた伝説の俳優。芸ひとつで身を立てる江戸時代の役者とはこんなであったかとイメージを膨らませました。
読了日:07月31日 著者:松井 今朝子


ザ歌舞伎座ザ歌舞伎座
歌舞伎が大好きになったことの大きな要因は、「歌舞伎座」という空間で贅沢な半日(時に1日)を過ごす快感を知ってしまったから。その歌舞伎座が来年4月で取り壊されると思うと、とにかく残念。役者さんや裏方さんにとっても、観客にとっても記念の1冊になるのでしょう。できれば、歌舞伎座の建築的な構造なども入れ込んで欲しかったというのと、地方さんの楽屋ってないのかなぁ?というのが疑問でした。取り壊しの前に見学会をやって欲しいです。
読了日:07月31日 著者:篠山 紀信,坂東 玉三郎

歌舞伎の見方 (角川選書 432)歌舞伎の見方 (角川選書 432)
これまで劇評や俳優論に、篤く辛辣な筆をふるってきた著者が、「自分は、なぜ歌舞伎なんかが面白いと思うのか?」と、自身の内側を分析した鋭い1冊。歌舞伎を見はじめ、その魅力に引きづり込まれ観劇を重ねてはいるものの、まだまだ勉強が足りないなぁと感じるところはあるけれど、今更入門書なんか読めないよという、中級者にさしかかった歌舞伎ファンにはおすすめです。代表的な演目の大事なみどころ、お役のしどころに、気持ちがいいほどの角度でスポットライトを当てて解説してくれます。
読了日:07月18日 著者:渡辺 保

PLUTO 8 (ビッグコミックス)PLUTO 8 (ビッグコミックス)
あぁ、終わってしまったー。
読了日:07月15日 著者:浦沢 直樹



仁左衛門楽我記仁左衛門楽我記
先代の仁左衛門の人柄がにじみ出てくるエッセイ集。実は鉄ヲタだったというのが微笑ましい。
読了日:07月13日 著者:片岡 仁左衛門

破戒清玄・風鈴お姫・釣鐘権助 桜姫東文章―通し四幕八場 (開場40周年記念国立劇場歌舞伎公演記録集)破戒清玄・風鈴お姫・釣鐘権助 桜姫東文章―通し四幕八場 (開場40周年記念国立劇場歌舞伎公演記録集)
コクーン歌舞伎「桜姫」の予習、万全です!(なんちて)
読了日:07月05日 著者:国立劇場


読書メーター