2009年8月30日日曜日

防災紙芝居「稲むらの火」

S市が主催する「防災・防火フェスティバル2009〜夏の消防ひろば〜」で、チボリ兄弟舎が防災紙芝居「稲むらの火」を上演することになっているので、顔を出してみました。

「稲むらの火」は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が原作の安政の南海大地震に材を取った物語で、戦前の教科書にも掲載されたものです。津波のシーンは明治の三陸地震を参考にしたとも言われています。
2005年に損保ジャパンから依頼を受けて、大衆紙芝居ネットワークでグループを作り制作したのでした。
年に数度ほど上演の機会を頂きながら、メンバーも修行させて頂いていたのですが、去年の「防災・防火フェスティバル」が夏の栗原地震の影響+洪水接近という悪条件で中止になってしまったので、久しぶりの上演となりました。

K公園のなかに、いろいろなテント等で構成したゾーンがあり、お隣の市民広場で24時間テレビをやっていたこともあり、だいぶ人も出ていました。

紙芝居が行われるのは「子供遊びのゾーン」というコーナー。
「こどもレスキュー体験」「大道芸」「マジック」「紙芝居」「むかし話」「腹話術」「水ヨーヨー」「綿菓子」「ヘリウム風船」「ペーパークラフト」など。

周りには、雀踊りのお囃子とかなんとか、かなりうるさかったのですが、子供たちのクイズへの情熱はそれ以上でした。
けっこう長い演目ですが、子供たちもあの環境のなかでよく集中してました。
瀧原君は普段、自作オリジナルしか演らないのですが、この作品は特別で、武者修行をしています。
津波のシーンで効果音が響かなかったのがツラかったけど、逆にそれもさほど気にせずに、子供たちの集中を途切れさせなかったのは、肩の力が抜けた芸になりつつあるのかなという気も。
損保Jさんも今回担当の方が変わってチョット心配だったようですが、うまくいって安心してました。

ノーム芳賀さんの大道芸。
「Z」という、折りたたみの絵を当てるクイズ。強引なノリがけっこう面白い。

テントの隣では、「こどもレスキュー体験」。
子供だったらやってみたかったかも。

オヤジバンドも楽しげに演奏してました。

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