書類の査収のためにちょっと待たされたので、動物管理センターに貼ってあるポスターなど見ながら時間をつぶしていたら、「愛玩動物飼養管理士」の通信教育講座の案内というのがありました。
「愛玩動物飼養管理士」なんて、聞いたことないなぁ。……「動物の愛護及び管理に関する法律」の趣旨に基づき、愛玩動物(ペット)の愛護及び適正飼養管理の普及啓発活動などを行うために必要な知識・技能を、公益社団法人日本愛玩動物協会の通信教育によって体系的に修め、所定の試験に合格し、協会より認定登録された者」らしい。
「1級管理士で、教育期間8ヶ月、受講料30,000円、認定登録料20,000円」らしい。
「受講者はペットショップや動物病院にお勤めの人たちをはじめ、OLやサラリーマン、主婦、学生、ペットシッター、動物担当の公務員など…」らしい。
ターゲットは、ペット業界人とステータスを求めるペット愛好家というところでしょうか?ペットのトラブルもいろいろあるようだから、こんな制度が導入されたのでしょうか。この協会は「仕分け」にはあわなかったんですかね。
「動物取扱業を行う場合には、事業所ごとに動物取扱責任者を1名以上配置することが義務づけられています。動物取扱責任者は、1)半年以上の実務経験、2)所定の学校の卒業、3)所定の資格等の取得、のいずれか一つを有している必要があり、「愛玩動物飼養管理士」は、この3)にあてはまるものと認められております。」と。
むむっ…愛玩動物(ペット)と特定動物はまた別でしょうけど、また「資格」云々という規制が、むやみに猿まわし芸人にかからないといいなぁ。だいたい、30年以上も毎日お猿と生活を共にしている人に対して、どんな人が「所定の資格」を与えうるのか?というのも不思議なことではあるけれど、まま、不思議なことはおこるので。
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