今日からお稽古再開です。
「春興」をさくっとおさらい…はいいんですが、手を間違えましたよ、手を ( ̄Д ̄;;
一応、2回目はできましたけどね。
師匠曰く「やっぱりあの時がピークだったねぇ(笑)」
しかし!「(虫六は)よく延びた。演奏会に出た甲斐があった。」と有り難いお言葉をいただきました。
(まぁ、数値10の方が11になるのと、数値1の人が4くらいになるのでは、伸び率は後者の方が大きいので…。(;´д`) がむばります!)
高テクっすよ。こりゃ。
「越後獅子」
年代 文化8年3月
作詞 篠田金治
作曲 9世杵屋六左衛門
・角兵衛獅子の舞踊の地。箏曲から趣向を借りた一夜漬の作品だが、長唄の代表的名曲となった。唄は浜唄が眼目、鄙びた情趣があり賑やかで派手な手付けが多い。
『長唄名曲要説』(浅川玉兎著)より
なんでも文化三年に江戸に出て中村座で大当たりをとっていた上方の人気役者・三世中村歌右衛門が、当時のライバルだった三世板東三津五郎に市村座で得意の七変化の踊りを出されて、それに押されて中村座が不入りになってしまい、歌右衛門も負けじと七変化ものを踊ろうということになって、一晩で作者・篠田金治に作詞をさせ、それに一晩で杵屋六左衛門に曲をつけさせ、さらに次の一晩で市山七十郎に振付をつけさせて、四日目に舞台で演じたところ、大好評でみごとに人気を挽回したという曰くつきの作品だそうです。
本題は『遅桜手爾波七文字(おそさくらてにはのななもじ)』で、「越後獅子」はその七変化のうちの一つということのようです。(同書参照)
一夜漬けですか…( ̄◆ ̄;) 面白いですねぇ。
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