2011年10月27日木曜日

黒テント仙台公演 「窓ぎわのセロ弾きのゴーシュ」

いつもお世話になっているIさんに誘われて、「黒テント」公演を観に行きました。



原作/宮沢賢治
作/山元清多
演出/斎藤晴彦

出演:斎藤晴彦、小篠一成、宮崎恵治、久保恒雄、光田圭亮、山本健治、冨田訓広、平田三奈子、伊達由佳里、滝本直子
ピアノ:住友郁治

   2011年10月26日(水)
時間 19:00〜(開場18:30)
会場 エル・パーク仙台 スタジオホール
入場方法 一般2,500円、学生2,000円(全席自由) ※当日500円増し
[友の会料金]一般2,300円、学生1,800円
問い合わせ 仙台市市民文化事業団 総務課 TEL 022-727-1875


…黒テント。すごい久しぶりだった気がします。
かつて、西公園にテントを張って公演をぶちかましていた頃にいろんな形で支えていた方々が、今も、ずっとファンでいらっしゃるのですね。全体にクロワッサン世代のお客層という印象で、知っている顔がいっぱいありました(笑)。
ご存じ宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のプロットを、主人公を窓際族のしなびたサラリーマンに替えて展開する脚本。残業をして今晩中に仕上げなければならない見積書を作っていると、次々に邪魔をする訪問者が現れて…。
テレビでも見たことがある斎藤晴彦さんお得意の「クラシック替え歌」が、ゴーシュのセロの代わりに満載されていて、愉快でシニカルな音楽劇になっておりました。

でも、「Glee」(米国の青春ドラマ)とか見慣れてしまうと、「大人しくて理屈っぽいなぁ、日本のコーラス劇は…」という印象もぬぐえません。豪勢なエンターテイメントは望まないけど、芸があるなぁと思わせて欲しいとは感じたのでした。贅沢を言えば…ですが。

チラシのレタリングが、今も平賀甲賀さんだったのがなんだか嬉しかったです。舞台にあった看板もそうなのかな?



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