2010年6月13日日曜日

あなたはやればできる子なのよ…猿舞座・里めぐり2日目

猿舞座・里めぐり2日目は、お昼前にM県大和町の「武道館」。

元小学校の体育館だったという近代建築です。いいですね〜。猿まわしにピッタリ。

お隣は吉岡八幡神社。島田飴で有名な「飴祭り」が12月にあります。
鳥居の両脇の狛犬に真っ赤なずきんと前掛けが着せてあって、プリティです。
誰かが作って奉納したんでしょうか…、還暦かなにかのお祝いか何かで?

町内から130名ほどの住民のな方々が集まってくれて、とても雰囲気が良くお猿を見てくれました。こたえて、夏美君も可愛くやってくれました。主催のまほろばホールのみなさんもとても親切にしてくださいました。

「武道館」普段は、剣道や柔道の稽古場です。
この応援幕も「やまとだましい」ではなく、「たいわだましい」と思われます。掛詞なんでしょうけどね。

午後はS市に戻って高森市民センター。
途中、T谷のソバ屋チェーン店でお昼を食べていたら、グラグラッと地震がきました。
2年前の里めぐりの時にも、栗原地方内陸地震があって大変でした。「またか!」とみんなひやっとしましたが、とりあえずその辺りは無事でした。猿舞座が地震をよんでくるわけではないと思うんですけどねぇ。

高森市民センター、新しくて綺麗なホールです。

本番30分前、修二さんと上島さんが呼び込みのお囃子をならしました。
次々やってきますね、ご近所の方々が…。およそ250名。

上島さんの大道芸、日本の大道芸は「祝福芸」であることを何げに解説しつつ、傘まわし。「皆さんの身の上に幸せが雨あられと振りそそぎますようにぃ〜」と唱えながら、くるくる。

「いつもより多めに回してます」とは言わなかったけど、染之助染太郎を思い出してしました。金の輪を回しながら「今拍手している人たちの金回りが良くなりますようにぃ〜」と唱えると、急に拍手の音が大きくなりました。みんなゲンキンだねぇ。

夏水君は、天真爛漫。
やらないねェ、二足歩行…。でも嫌々ぶら下がっているのが、めっちゃ可愛い。

床が冷たくて気持ちいいのか、耕平君が声をかけても、べったりポーズでやる気のなさをアピール、観客の笑いを誘っています。

でも耕平君がうまくリードすると、嫌がっていた夏水君がうっかり綺麗に飛んで、技を決めてしまいます。
待たされて、綺麗な技を見せられると、感動しますね。
技を一通り見せると、夏水君は耕平君の膝に飛び込んで甘えます。この姿が可愛い。
耕平君が「あなたはやればできる子なのよ!」とか、お母さんみたいな口調で褒めて、頭をなでてやると気持ちよさそうにしている夏水君です。絵になります。
これが耕平君のお猿芸の型なのかもしれません。

公演中、さかんにホールの床に貼ってあるラインをコジコジして遊んでいた夏水君。
後でみてみたら、こんなことに…( ̄◆ ̄;)
市民センターのみなさん、ごめんなさい。

大和町や高森市民センターにつないでくれたS子校長先生にも感謝。

終演後、猿舞座はS子先生と大衡村へ、上島さんは仙台駅にUターンして東京に帰り、6月の猿舞座公演が終わりました。
また、来年来るそうで〜す。また、北海道の帰り足、8月3日に生出市民センターでも1公演していきます。見に来てくださいね〜。

2 件のコメント:

  1. S市エリアでの公演、お世話になりました。れきみんでの公演も、恒例といった感じになってきました。高森も大和町も、いかにも地域めぐりといった公演になって、とても気持ちのいい公演でした。ほんとうにありがとうございました。それから、あのコーヒー、ほんとにおいしかった。体が瞬間的にしゃきっとしました。コーヒーにこんな効果があるんですね。「酢」、しばらく試してみます。

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  2. >zatugeiさん
    今年もまたまたお世話になりました!耕平君の成長は、サポートする側にとっても心の支えになりますね。S市だと、ともするとシビアな会場になったりするんですが、少し加減がわかってきました(いまごろっ〜(;;;´Д`)ゝ)
    れきみんや高森や大和町さんが今後、恒例で受け入れてくれると嬉しいですね。
    コーヒー効いて良かったです。早く体調を直してください。「ジンジャー酢」もいけるようだったら、また送りますよ〜。

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