2010年7月28日水曜日

我が官吏的気質を思い知る

現在、虫六は凌ぎの仕事の方で、年に3回やってくる大ヤマの時期を迎えております。
毎度のことですが、…(#`Д´)… (||li`ω゚∞) … (@Д@;…_/\○_

で、そんな状況とは全く、一切、てんでお構いなしに、「定期試験の監督」なる業務が降りかかってきます。(そのおかげで時間が細切れ…)
で、今日もそんな1日でした。

試験監督の仕事というのは、おおざっぱにいうと、
 ・受験者に試験用紙を渡す。
 ・受験者の名簿を作り、実際の受験者の出席数を確認する。
 ・受験者の不正行為を監視する。
ということなんですが、
1科目300人くらいになると、数を数えるだけでも、一仕事です。

しかしこの業務に関しては経験が浅いので、たいがいは担当の教官のやり方に従うか、先輩の采配に従うかでそつなくやり過ごすわけですが、今日の先生は非常勤の先生だったのか、「一応10年くらいは経験あるんですが、何しろ半年に一回なので、やり方を忘れるんですよ」とかいいながら、どうやればいいのか、私たちに意見を求めてきたのでした。

でもって、他の先生方からご意見がないので、虫六なりに以下の方法を提案したのでした。

この教室は、大教室で椅子が9つのブロックに分かれています。この科目の受験生は250人くらいなので、すき間を空けても前の6ブロックで座りきれるはず。なので、後ろの3ブロックを使用禁止にして、受験生を前に固めてしまえば、監督補助3名で効率よく監督できると。

で、担当教官がその意見を取り入れてくれたので、後ろにもぼちぼち座っていた学生を含め、全体に前席へ移動。自由なすき間が無くなったせいで、きれいに1つおきに座るから不思議です。当分のテリトリー意識が働くのでしょうか?

これで、用紙を渡すにも、数を数えるにも、名簿を回すにも、体感的に無理なく効率アップが実現、省力化できました。

しかし…整然と並んで粛々と答案に向かう学生たちを見ながら、「でもな」と思ってしまいました。
こんな些細なところで効率的に人を動かすなんてことに、ある種の快感を覚えてしまう自分て、根っこがアーティストとは対極のお役人的な気質をもった人間なのかも…と。
毎日毎日、無駄な動き(仕事)を強いられて、少しでも効率よくという感性が自分を蝕んでいるのかもしれないと||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||、痛く自覚した今日この頃です。
もしかして寂しい?

Σ( ̄ロ ̄lll)







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