2010年9月12日日曜日

映画「BECK」

虫六子とお休みが重なり、かつ、家人Tが出張で留守だったので、(ジャズフェスには不義理をしてしまいましたが)二人で映画を見に行きました。
ターゲットは「BECK」。

ハロルド作石が描いた漫画原作のロックバンドもの。虫六子のたっての希望と虫六のミーハー魂が合致してこのセレクトになったわけですが…。

「BECK」
監督:堤幸彦(←売れまくってます)
キャスト:水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理 ほか

BECKってJeff Beckのことかな?と思っていたら、犬の名前でした。
いかにも漫画らしいエピソードの応酬で話は飛んでいたけれど、バンドの演奏が良かったのとキャスティングが成功していて、漫画っぽい軽みがかえって良かった。想像していたよりもなかなか面白い映画でした。
それぞれいろいろと問題や葛藤を抱えているけど、最後は自分自身で超えなければならないというテーマは若者だけにいえることではないものね。でも、それを乗り越える勇気は仲間が背中を押してくれるものだったり、反対にお互いが分からないままに傷つけあったり…。ストーリー全体は若気の青臭さみたいなものに包まれながらも、そんなテーマを投げられて、受け取る自分もそれを過去形に出来るほど成熟しちゃいないなと思ってしまいました。
とはいえ、映画館はアベックの学生でいっぱい。観客でいちばん年長だったのは自分かも…爆… (lll゚Д゚) なんとも〜

虫六子は健の声が聞きたかったようですが、そういう表現もありでしょう。これ以上はネタばれになるので、このあたりで〜。



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