4年にわたる筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、通称ALS)との闘病の末、今年7月初旬に亡くなられた画家・池田廣さんの遺作展が開催されます。
二十歳を過ぎた頃からずっとかわいがっていただいた廣さんの死は、言葉では言い尽くせない無念さがこみ上げますが、個展として発表することもなく描かれていた作品には、画家としての野心も見え隠れして、胸を打つものがあります。
信用できる大人の見本として、廣さんと奥さんの規子さんは、いつも虫六の心の羅針盤であります。そして、気持ちの良い酒飲みのあり方も教わりました。世間知らずな若造な頃に、この方に会えたことは虫六の財産です。最初で最後の個展かもしれません、ぜひ足を運んで下さい。会場で無料でお配りするパンフレット(作品集)の制作をお手伝いさせていただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿