事実関係の究明とか、バッシングとか、猛省を促すとか、松竹の大損害とか、無期限謹慎とか、いろいろあって当然とは思いますが、一歌舞伎愛好家の本根として思うことは、「死ぬかと思った」というほどの命がけの経験や、この事件で味わう取り返しのつかないものを失う経験を、「修羅場をみた役者」として、芸の肥やしにして、もっと器の大きな魅力的な役者に成長して欲しいということです。きっと凄みのあるいい役者に成長してくれるはず。
役者は舞台でしか、何も示せないと思いますよ。
今度の事件は、勘三郎丈襲名の折の七之助丈の事件を思い出させますが、あの後、中村屋御曹司は大した成長をしたと思います。
歌舞伎界が彼を見捨てるわけはないのだから、はやく立ち直って欲しいものです。
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