2011年6月18日土曜日

テレビで石川さゆりのタンカバイを聞いた

1人で晩ご飯だったので、何げにテレビを付けたら、石川さゆりが出ていたので見ていたら、急にバナナの叩き売りをはじめたのでビックリした。

石川さんは近年、日本の芸能を勉強していて、双葉百合子先生から浪曲を、三橋三智也先生から民謡を…と、いろいろ挑戦しているそうで、昨年あたりから積極的に舞台に取り入れているのだそうです。
バナナの叩き売りといえば、北園忠治さんのバナちゃん節(←本物を聞いたことがないのですが)ということになりそうですが、雑芸団の若林さんのと同じ節回しだったのできっと北園さんに教わったんだな…。そういえば、そんな話をzatugeiさんに聞いたことがあるような…。むにゃむにゃ。

バナナの刺繍付きのオリジナル着物と前髪下ろした(都はるみ風)髪型で、気合い入っていました。いわゆる啖呵売のアクというか迫力とは違っていましたが、間とか節とか巧みな人だし、明るくてなかなか面白かった。他にも瞽女歌なども勉強しているそうです。
面白い人だな、石川さゆりって。
今度、リサイタルとか見るチャンスがあったら行ってみようと思いました。

番組は、
NHK・BSプレミアム 「武田鉄矢のショータイム 『石川さゆり』」
6月18日(土)午後8:30~9:57
(再放送は、木曜日の午後4:00~5:28)



4 件のコメント:

  1. 石川さゆりさんのバナちゃん節、北園忠治さんの指導だったようです。石川さゆりショーの中では、バナちゃん節を取り入れた「さゆりのバナちゃん節」だったか「さゆりのタンカバイ」とかいう一曲にして歌っていました。ごぜ歌までやっているとは知りませんでした。まるで三波春夫さんですね。それにしても、BSはおもしろい番組やってますね。いいなあ。

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  2. >zatugeiさん

    テレビでやったのは、バナナちゃん節を盛りこんだ「さゆりの啖呵売」って曲でしたね。石川さんは水上勉さんからいろいろ影響を受けて、「飢餓海峡」を歌芝居とかいうもの(演歌をお芝居に入れ込んだ舞台)として仕立てて発表しているそうですよ。その水上さんから瞽女歌を勉強するよう教示があったそうな。
    (武田鉄也の“阿久悠分析(?)”によると、「津軽海峡冬景色」は「飢餓海峡」へのアンサーソングなんだとか。阿久さんは、石川さゆりに杉戸八重を演じさせたかったのだ…と。ま、ここはとってつけたような話でしたがね。笑)
    番組全体では日本の芸能を勉強しているってくだりは、1コーナーって感じでしたが、念のため再放送は録画しておきますかね。
    S市のリサイタルでもやってくれるかな…行っちゃいそうですよ(笑)

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  3. 「津軽海峡冬景色」が「飢餓海峡」のアンサーソングというのは…? 「飢餓海峡」は津軽半島ではなくて下北半島。雰囲気が違うんじゃないかな、よくは知らないけど。私がみた石川さんの芝居は、「長崎ぶらぶら節」でした。中西礼さんの原作ですね。よくできた芝居で、得した気分になりました。

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  4. >zatugeiさん

    武田鉄也は阿久悠さんの仕事にいろいろと持論があるらしいですよ。でも、九州の人だから、津軽半島と下北半島の違いはあんまり意識していないのかも知れないですね。歌芝居「飢餓海峡」はDVDになっているみたい。youtubeでもギター伴奏で石川さんが歌う映像がアップされていて、ちょとぞくっとしましたよ。
    こちら方面へのツアー予定は今のところないようですが、ほんと機会があったらチケット買ってしまいそうです。

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