本当は今年の5月に…と予定されていた松永圭江師匠主催の長唄のお浚い会「松の会」が、11月5日に開催されました。
震災があったりして、春の間はお三味線どころでなかったことも事実ですが、少し生活が戻って来た頃に、いろんなことを忘れて気持ちを落ち着かせてくれるものとしてお三味線があったことも事実です。
(あ、ちなみに写真は虫六のではありません。自分の写真は撮れませんからね…てか)
我が「忠美恵会」からは、4人の弟子が参加予定でしたが、姉弟子Cさんが直前におたふく風邪に罹ってしまい、参加を断念…本当に残念でした。お稽古にラストスパートかけていらしたので、本当に無念と思います。はやく健康を取り戻して、次回はぜひリベンジしてください!!!!!
今年の虫六の出し物は「越後獅子」。
正直、昨年の家元の会のあとからお稽古始めてますので、1年半もお稽古して貰っております。
正直、暗譜できないとか、旨くできないとか、さすがに弱音を吐いて許されるような状況でもないんで、無理矢理仕上げていただておりますので、こりゃもうドキドキ。
とはいえ練習ではできていたし(!)とか、暗示をかけて、いざ本番。
が、演奏のまえに、圭江先生が「仙台で震災にあって、落ちた荷物の中からお三味線を掘り出した話がブログに載っていて…」と、拙ブログをご紹介くださり…(有り難いことです)、どこからか「頑張れ〜!」とかご声援のかけ声が掛かり…、あの〜、私のとこだけ雰囲気違っちゃってるんですけど (=´Д`=;)
とかなんとか言っているうちに、いきなり演奏がはじまって、気がついたらバチを持つ手が震えていて焦りました。(あがってんのか〜、俺!)
半分くらい過ぎたところで、あと半分か…と思ったら、ちょっと落ち着きが戻って来て、なんとか本番クリアしましたが、前半はズタぼろでしたかね。
修行不足を今日も実感…。あ〜、うまくなりたい (。>0<。)
本番終了後に、圭江先生に「よく暗譜なさって、頑張りましたね」と声を掛けていただき、なんとも有り難かったのですが…でも、実は恥ずかしながら1年半も同じのやっておりましたのです(爆)
そんなわけで、来年度にたっぷり課題を残し、でも緊張感を味わい、皆さんの演奏を楽しんで、今年の松の会が終了しました。
会場となった赤坂の鶴よしさんはもともと料亭でしたが、最近はお席貸しのお店ということで、終了後の会食はお店を替えて懇親会。
演奏が終わってプレッシャーから解放されて、楽しいだけのお食事会だす。唄方の鉄文智師匠や三味線の孝次女師匠ともお席が近くてラッキーでした。また、いつもステキな松永圭哥さんことAさんや、大物経済評論家Oさんの奥さんでもある笛の藤舎露生さんとも興味深いお話が出来、なんだか嬉し〜。師匠方のようなベテランの玄人さんでも本番には緊張して手を間違えないかとか、ドキドキなんだという話をしていただきまして、勇気をいただいたのでした。で、皆さんのチャーミングなお写真などゲットしながら(ほほほ)、美味しいお料理に舌鼓。
勿体ないので、写真は非公開で〜す。
松の会のみなさま、本当にお世話になりました。今後ともよろしくお願いします。
この日は、先生、姉弟子Nさん、Oさんと、紀尾井町の某ホテルに宿泊。
だめ出し大会というわけでなく、先生にいろいろ励まされながら、長い夜を贅沢に過ごして、今年のお浚い会が終了しました。
先生もいろいろ大変だったのに、仕上げてくださって、本当にありがとうございました!m(_ _)m
もっとハラハラさせないように、頑張ります!!
…でも、一番お疲れだったのは、やっぱり先生でしょうね…((・(ェ)・;)) お疲れさまでした…。
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