13日に、今年のお三味線のお稽古がはじまりました。
実は12日に忠美恵一門の新年会があり(美味しいイタリアンでした!)、その場で「明日お弾き初めするわよ!」と。…せ、先生…明日ですか?! ∑(゚∇゚|||)
そんなわけで、我が師匠は今年も全開です。ついていきます!
うひ〜、半襟付ける時間がないよ〜とか、そうとう焦りましたが、はじめた当初2時間も掛かっていた着付けも、今日は1時間以内で収めましたぞ!
お弾き初めは、昨日の新年会のメンバーがそのまま話しの続きをしている感じで、まったりすごし、夕方近くに、そんじゃ弾きますか…ということで、「春興」とか「チンチリレン」とか、各自去年お稽古した曲なんか弾きました。
今年、何をやるか…というコトにもなったのですが、虫六の課題曲は決まらず、次回までに先生が考えてくださることになりました(ドキドキ)
今年もよろしくお願いします。
【面白かった話題】
おしゃべりで面白かったのは、方言のはなし。忠美恵一門は京都から北海道まで出身地がバラバラなのですが、日常会話での違和感が話題になりました。
例えば、「ごはんをお茶碗に入れる」ことをなんて言うか…。
「よそう」「つぐ」「盛る」「よそる」…と、当たり前とおもって使っている言葉なのに聞き慣れない表現もあることにビックリ(ちなみに福島出身の虫六は「よそう」派)、地域差とはいえ、けっこう国民のシャッフル状態がすすんでいる現代日本では家庭差のレベル(夫婦間)でも日常会話が混濁していることが判明しました。
先生んちのM嬢がネットで調べたら、これ、けっこう話題になっているみたいでした。
ちなみに、全体的に西の方は比較的「つぐ」を使用して、東の方は「よそう」が主流のようでした。どこかに境目がありそうですね。日本人の主食に関わる大事な言葉、なんだか興味深くないですか?誰か調べている言語学者さんとかいそうですよね、ご存じの方がいたらご教示ください。もともとお米の食べ方にも関係ありそう、現在のように「お米が立つ」ようなご飯を調理できるようになる前はきっとお粥みたいなものだったのかな?と思うと、「つぐ」という表現の方が古い感じがしますね。「よそう(装う)」だと、ご飯をモデリングできる物体として認識している感じです。ちなみに、あっさり入れるニュアンスで「よそう」。「盛る」というはもっと嵩張るニュアンスで使い分けるという説明もありました(山盛りとか)。
そのほかにも、方言の話題で盛り上がり…、こういう話は尽きることがないのですよね。
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