19日、歌舞伎座は1部だけでしたので、ホテルに荷物をおいて、劇場を梯子しました。
行き先は、池袋。東京芸術劇場であります。
目的のお芝居は「おのれナポレオン」。三谷幸喜(脚本・演出)、野田秀樹(主演)のガチ対決であります!
「おのれナポレオン」
会場:東京芸術劇場プレイハウス
2013年04月09日 (火) ~2013年05月12日 (日)(4月6日、7日プレビューあり)
*虫六観劇日は19日
作・演出:三谷幸喜
出演:
ナポレオン・ボナパルト 野田秀樹
愛人アルヴィーヌ 天海祐希
副官シャルル・モントロン 山本耕史
従僕マルシャン 浅利陽介
主治医アントンマルキ 今井朋彦
総督ハドソン・ロウ 内野聖陽
ぴあのプレリザーブは特別料金とられて割高なのに席は遠くて泣きたくなるね。でも、プレイハウスは2階席4列目でも舞台全体は見渡せて十分に観劇できました。
写真とったら叱られたのでアップしませんが、シンプルな四角いステージに椅子やベッド、ピアノ、それからチェス盤(ナポレオンが好んだ)という最低限の装置だけ。それを三方から取り囲む客席というつくりで、役者も三方から出入りします。照明が効果的につかわれていました。(2階席からはそういう全体の感じはよく見えました。)
物語は、ナポレオンの死因に関するミステリーで、死後20年その死に疑問をもったセントヘレナ出身の医学生が、絶海の孤島セントヘレナ島に幽閉されていたナポレオンの周辺にいた関係者を一人ずつ訪問するという形を取っていて、それぞれの人物の回想や、再現シーンが交錯します。
孤島でチェスに興じながら退屈至極な日々をおくるナポレオン、なにやら企みを肚にもったまま振り回されているまわりの人たち。粒が立っていて、キャスティングが絶妙。背の高い綺麗な役者さんたちに囲まれて、小さい野田ナポレオンの天衣無縫な自由な振る舞い振りがひときわ際立ちます。かわいいんだけど、実はゲームをしかけているのはこの小さい人物…。
面白かったー!
帰宅したら、虫六子に「ずるいずるい」と悔しがられたので、5月9日のライブビューイングも見に行くことにしました。S市にも会場あって良かった!
0 件のコメント:
コメントを投稿