2013年7月7日日曜日

シネマ歌舞伎『牡丹燈籠』で、とんだハプニング… (lll゚Д゚) 

最近お芝居も見にいけていないので、シネマ歌舞伎『牡丹燈籠』を見にいきました。なにしろ今週1週間だけの上映で、しかも朝10:00の1回のみ、かつ特別料金2000円から割引きなしですが、贅沢いっちゃいられません。見られるのは今日だけ!だからです。
本当は、虫六子の塾の送迎を頼まれてましたが、「彼女の自立をうながすこと」を理由に断りまして、休日の朝から出かけました。

で、ここまでは良かったのですが…。

余裕はないけどやれやれ8分前に着いた!と思ったら、なんと、駐車場の入り口まで長蛇の列…。


へ、なにこれ?(しばし、真っ白)…じぇじぇじぇじぇ、チケット買う人?こんなに並んでんの?あの、わたしの映画、もう始まるんですけど…。甘かったか…俺。(そういえば、いつもシネマ歌舞伎は平日しか観ていないのだった。今日は日曜日だった…)急いで「お先にネット」で席予約して自動券売機で買おうと思い、iPadでアクセスするも、Movixのサーバー繋がらず…。(ちぇっ、考えることはみんな同じだぜ!)この時点で、最初から見られないこと決定ですが、しょうがないので並んで待ちました。

映画開始から30分以上遅れて入場。もう、お露(七之助)とお米(吉之丞)の幽霊が、萩原新三郎(愛之助)の邸宅に現れて契りを結んで欲しいとかいう場面でした…。あ”−、残念すぎる。


でも、まぁ、すぐに話に入っていけて、1部が終了。『牡丹燈籠』って、『四谷怪談』や『番町皿屋敷』のような恨み辛みの怪談ものと思いきや落語みたいで、笑えますね。伴蔵(仁左衛門)とお峰(玉三郎)の夫婦の掛け合いが、可笑しみがあって、ぶっと吹き出す場面しきり!幕間を挟んで、第2部突入…。

ここでとんでもない事件が!

後ろの方で観ていた妙齢のご婦人が、急に発作を起こして叫びだし、大きないびきをかいたあと、気絶…!場内騒然となり、映画はストップ、灯りがつきました。
映画館の方が救急車を呼んで、お客さんも手を貸して横にしたり運び出したり…。館内のみなさんも何がどうなったのか…という感じで、ざわざわ。(この中にお医者さまはいませんか?!という呼びかけはありませんでしたが…)
なんとか救急隊員が到着して、ご婦人も意識が戻り運び出されましたが、動揺は残りましたな。この間15〜20分くらいでしょうか?

けっきょく、騒ぎが起きたころの場面に巻き戻して、上映再開。
馬子久蔵(三津五郎)に伴蔵が芸者に入れあげて浮気していることをお峯が聞き出す場面あたり。いえ、十分に面白いお芝居だったのですが、幽霊の話だし、なんだか忘れられない出来事になってしまいました。

ちなみに、救急車で運ばれたご婦人は無事だったようで、まずは良かった。



0 件のコメント:

コメントを投稿