無事にスーツケースを取り戻して、心臓バクバクで向かったのは、JR東日本都市開発ホームが秋葉原のガード下に展開しております「2k540 AKI-OKA ARTISAN」なるスペースです。
「ものづくり」をテーマとした施設で、工房とショップがひとつになったスタイル、ここでしか買えない商品、ものづくりの体験が出来るワークショップなど、さまざまな個性あふれるお店が集まっているそうです。
おしゃれっぽいロゴだね。「2K540(ニーケーゴーヨンマル)」って東京駅の0キロポストを起点に2キロ540メートル地点って意味だって。なんのことはない鉄道標識でっか。
ガード下なんですが、中に入ってみるとオシャレなアート系の臭い濃厚な空間となっております。
入ってすぐのところにあるショップ。
「日本百貨店」…、虫六好みのグッズ満載で、ここですでにサイフの紐が緩みました。
多少ブレーキをかけて、もうちょっと奥の方にすすみましょう。
虫六子の心を捉えたのは、このスニーカーショップ。「Spingle MOVE」
確かに個性的なフォルムで魅力的でしたが、いまここで虫六子に靴を買ってやる義理はありません(苦笑)
こちらは、オリジナルの傘が作れるお店「Tokyo noble」。
77色の生地から組み合わせ自由だそうで、骨と骨の間の生地をぜーんぶ違う色で組み合わせてカスタマイズすることもでき、なんだか楽しそうでした。
中でカメラのシャッターを切る勇気がなく、店舗の入り口ばかりで申しわけないですが、他にもいろいろ魅力的なお店があり、相当はまりそうになったのですが、寄り道のつもりがミイラ取りになってはまずいので、また来る機会がありますよーに!と願掛けて、スペースを後にしました。
道すがら、「南相馬頑張れ!!」の軽トラ発見。
そうなのだ、今日は3月11日なのです。3年前の今頃も私と虫六子は二人きりで、あの事態に戦いていたのでした。東京滞在中に何も無いといいがなぁー。
さて、秋葉原界隈にはもう一つ気になる駅ナカ(ガード下?)施設があります。
「mAAch」こと、「マーチエキュート神田万世橋」です。
旧万世橋駅の赤レンガ高架橋の遺構を生かし、2階部分を鉄道遺産の展示室兼展望室、1階部分を商業施設としたスペースです。雰囲気あるナー万世橋。
店舗の方では、コミュニケーションロボット「OriHime」コーナーがあったり、よさげなカフェや雑貨店いろいろあり、iPadなどに事前に無料のAR(拡張現実感)アプリをインストールしておけば「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」なんていう過去の風景を追体験することも出来たらしいのですが、今回はじっくり楽しく過ごす時間も精神的余裕も、…なかったな。
かつての万世橋駅のプラットホームにつくられたカフェもあり、ガラス張りの空間で、お茶しながら両脇を走る電車を眺めることなども出来るのですが、お店に入らなくても展望室でベンチでぼんやり電車をみることも出来ます。
そういえば、下のショップでも山形芸工大のアンテナショップみたいのがあったぞ。
裸感のある通路。この感じ、東京駅のステーションギャラリーにもありました。
これは、レアな昔の写真閲覧モニター。明治時代からあるぞな。
ゆっくり見たいけど、今日は余裕が無いので時間がなくて諦めました。またこなければ…。
それにしても、JR東さんエキナカ展開に気合いが入ってますねー。
ガード下っていうイメージを払拭するオシャレなゾーンになってます。
(ところで、線路の下って不動産的にどうなんですか?固定資産税とか土地評価とか…?なんだか気になってしまったぞ。わからん。だれか教えてくださいまし。
それにしても、このような余力と潤いをもっと気仙沼線の再生とかに向けてくだされば、被災地の復興にも物理的にも経済的にも精神的にも滑車が掛かるだろうになーと、この超大企業に社会貢献を期待してしまうのは間違ってますかね…。)
例の「日本百貨店」で買ってしまったよ。虫六子の靴下2枚と猫が挨拶してくれるパラパラブックス、自分用には「い草BOOKカバー」。
虫六子がはまったパラパラブックス「猫のあいさつ」。浅生ハルミン作、1000円です。
パラパラめくると座布団の上に寝ていた黒猫がこちらにやってきて…
ぺろり。とご挨拶。
この満足げな 表情がなんともいえません。
そして、しっぽをあげてお尻の穴をみせながら、もとの座布団まで戻っていくのです。
強烈な癒し効果…。100冊買ってみんなにお配りしたい!(←やんないけど)
虫六子に買ってやったら、お守り代わりに戦場に持って行きました。
(試験前にパラパラやったのかー?)
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