昼過ぎに近くの生協まで買い物にいったら、48号線に交通規制が敷かれていました。
なぬ〜と、ちょっと焦りましたが、どこからかチャンチャン・ピーヒャラというお囃子の音が…。
今日は、「どんとロード八幡雀踊りフェスタ」の開催日でした。
http://hachiman-donto.blogspot.com/
片側1車線を通行止めにして、やってきたのは、雀踊りの流しご一行。いや、28行。
見学したのが生協の前で、流しの終わり付近だったので、神社の方でみたらもっと盛り上がっていたのかも知れない…、とついで参りしてしまった自分の態度も反省しつつ、ちょっと拝見。
雀踊りは、戦後一端伝承が途絶えかけて、昭和60年頃に復興した地域芸能。
もとは、仙台城移徒式(慶長8年)の宴席で、泉州・堺の石工が即興で踊ったものをS市・石切町(今の八幡町)の石工たちが踊り次いで、戦前までは大崎八幡神社の祭礼に奉納する慣わしがあったそうです。
いまでこそS市の伝統芸能として、市内の各地区で踊組が組織されて盛んになっており、青葉祭りや雀踊夏祭りなど、ご披露する機会もたくさんあるようですが、大崎八幡神社の例大祭(9月15日)に合わせて、神社に奉納する形のこの催しが、雀踊りにとっては「本舞台」といえるのかも知れません。
それにしても、例大祭の日を10日も繰り上げて開催とは、参加団体の調整とか、道路の使用許可とか、どんな理由なのかはよく分からないけれども、実行委員会も大変そうです。
日頃より交通量が多い道で、渋滞を脇にかかえながらの流し踊りは、観る方もちょっとハラハラ。
踊る方は気合いも入って楽しそうですが、うまく見物客を呼び込めるような工夫が次の課題なのかな…という感想を持ちました。
(地元にいて、知らなかったし…爆)
流しの締めは、地元八幡小学校のご一行。
OGの虫六子は、お囃子にあわせて「ドレミファ」を口ずさんでおりました。
こういうのは、なんだかいいですね。
ちなみに、八幡小学校は3・4年生は「雀踊り」必修で、運動会には小学校の校庭は先輩学年や卒業生、地域の人渾然一体となって一大演舞場と化すのです。
こういう学校はいいなぁ、と秘かにほくほくしていたPTAその1だったのですが、中学校に行ったら無くなりました。寂しいですね。
大崎八幡神社の大鳥居。
例大祭は9月15日のようです。
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