松竹がやっている歌舞伎公式ウェブサイト「歌舞伎美人」のシリーズエッセイ「歌舞伎の一品を手に入れる」に「三味線」が出ていました。
http://www.kabuki-bito.jp/special/tepco/37/index.html
登場したのは、「根ぎし 菊岡三絃店」三代目の堀込敏雄さん。(でも、歌舞伎の舞台で活躍する三味線方など、プロの演奏家だけを顧客にもつというお店だそう。素人さんでも相手にしてくれるお店じゃないとシリーズテーマからいって意味ないんじゃね?と思いましたが、とりあえず、プロの話は面白いので、いいことにしましょう)
web用の短いエッセイですが、興味深い話題も…。最近では三味線の皮が入手しにくくなっているというお話はきいたことがありましたが、新しい皮としてなんとかものになりそうなのがカンガルーの皮だとか。しえぇ〜。皮を求めてオーストラリアですね。
芸を支える楽器職人さんの技術継承も深刻ですが、材料の調達も本当に厳しい状況なんですね。象牙も輸入できないので糸巻きや駒、撥なども作れなくなっていると聞きました。材料を求める職人さんたちの努力も大変なものがあると思います。
伝統芸を守るためには、それを支える職から守っていく必要が本当にあるんですね。
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