虫六が鉄な一日を過ごしていた15日、文化審議会は新たに重要無形文化財保持者(人間国宝)を二人指名しておりましたね。
そのうちの一人は、なんと(!)歌舞伎俳優の2代目中村吉右衛門丈。おめでとうございます。
虫六秘蔵のブロマイドコレクションから吉右衛門丈のを探しましたら、先月拝見したばかりの『夏祭り』のが…。ほっほー。指定寸前の舞台(!)ってことで、記念の名場面をこっそりアップ。写真の著作権は松竹さんと思われます、念のため。(おめでたいのでお目こぼしを〜)
それにしても、人間国宝って歌舞伎の配当数少なくね?
仁左衛門さんとか、玉三郎さんとか、ばんばんあげて欲しいもんです。彼らの芸を保護できなくて、なんの文化国家ぞ (`◇´*)
…と、ファンは思うけど、彼らはあんまり権威ぽい感じじゃないのが、またカッコイイんですよね。(特に玉丈は権威とか権力の対極にいる感じ)
あ、でも今の20ミリシーベルト文科相に貰うのは嫌かな… ((・(ェ)・;))
ところで、吉右衛門丈のインタビューで、
…「残念ながら私には息子がいません。歌昇さんや歌六さんの息子さん、亡くなった(中村)富十郎の兄さんの息子の鷹之資(たかのすけ)さんらを一人前の役者にするのが役目と思っています」。初代から実父の松本白鸚、そして自身へと受け継がれてきた播磨屋の芸を将来へつなぐ意欲は強い。…(東京新聞2011年7月17日)
と言うのを読んで、「あぁ、鷹之資君は吉右衛門丈に預けられたのか…」となんだか良かったなぁと、安心したのでした。
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