2011年7月16日土曜日

六魂祭でとほほ

歌合戦でクタクタになって夕方は自宅でがおっていましたが、今日(16日)は「東北六魂祭」という東北6県の夏祭りが集結して復興の狼煙を上げるぞ!っていう、気合いの入ったお祭りの日だったのです。そして、今日からその近くの公園では劇団オクトパスがテント劇をやるはず…。

で、気づいた時にはちょっと時間が過ぎていて、テント芝居ははじまっちゃっていたのですが、やっぱり「竿灯祭り」の放下芸は見たいっしょ!と、重い身体を起こして家を出ました。

自転車でK公園方面に向かうと、向こうからお祭り帰りと思われる人の群れ…
(あれ、可笑しいなぁ。もうおわっちゃったのかな?まだ1時間くらいやっているはずなんだがなぁ)と。戸惑いつつ、人混みを逆流しながら、会場まで行ってみると…。なんだかメインステージでは何やらやっている雰囲気なんだけど、ゲートが閉まっていて入れて貰えない。誰かが「整理券ないと入れない」とかなんとか…
(なんだ、なんだ!!そんな話聞いてないぞ〜。だったらはじめから入場券売れよって話だぞ!!)
パレードも終わっちゃってる雰囲気。屋台も店じまい。ただただもの凄い量の人ばかりがあふれかえっている。
(うわっ、竿灯はどうした?政宗ねぶたはどうした?やっぱり終わっちゃったのかね?)

念のため、オクトパスの会場に行ってみると、その公園は団体ツアー用のバス駐車場になっているらしく、帰りのバスを待つ団体客のみなさんが、暑そうに芝生や道ばたに座り込んだりしていて、なんだか入って良いの?って雰囲気。七夕まつりの人混みも凄いがこれほどじゃないと思うぞ。
つか、お芝居どこでやってんの?ここ駐車場だけど…。

で、向こ〜うの芝生の上に、照明灯と小さいテントとパイプ椅子10コくらい(?)発見。
芝居くさい感じの人たちが10人くらい座り込んで地味な感じで打ち上げしてました。(あぁ、終わっちゃいましたか…)
それにしても、この人混みではお芝居のお客さんもたどり着けなかったことでしょう。

バスは「気仙沼」方面とか「石巻」方面とかから来ている表示が見受けられ、あぁ被災地から観に来たんだ…と。これから帰るのか?それとも秋保温泉にでも向かうのか?あの人たち、ちゃんとねぶたや竿灯、花笠音頭とかみれたのかな?満足して帰るなら良いが…、入場制限で追い出されたんじゃないだろうな?と、あきらめて帰宅の途につきつつも、他人事ながら心配になったりしました。

それんしても、あまりの状況にカメラを向ける気にもなれませんでした。

……とか言ってたら、
「東北六魂祭」は想定を大幅に超える観客が来て、予定の行事をいろいろ中止したみたいですね。なんとも情けない話です。ほんと、S市はどこまでも読みが甘いなぁ。
明日(17日)もあるけど、もう見に行かなくていいや。残念だけど。


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