『おとのわ』という音楽イベントに、ふちがみとふなとが来てライブをするというので出かけました。
…『おとのわ』は、 東北から子ども達の安全な未来とあたらしい暮し方を自分たちの手で育み、発信していけるよう音楽をエネルギーに、歌い、踊り、つながり合う場。…ということで、会場はふつうに街中のライブなんかをやるイベント会場なんですが、音楽ライブをやっているそのまわりに、手作りグッズやジャムやクッキーなどの無添加の食べ物などが、バザーのように出店していて、松ぼっくりの「おとのわ」通貨で500円分のお買い物ができるしくみになっていて、こじゃれた親子(主に幼児)が保育園のように、わいわい楽しんでいました。野外イベントと違って、場内はそうとう狭い感じ。でも、生活意識が高く、かつ、子供連れではライブも楽しめないという若い親世代のニーズに応えたイベントということなのでしょう。
確実に、虫六夫婦からは一世代若い!
なんだか場違いな空気も感じないことなかったですが、ふちふなを聞くために目をつぶりました。
【日 時】 2013年2月3日(日)12:00~18:30
【入場料】 前売 ¥2,500/当日 ¥2,800/全席自由/*中学生まで無料
(おとのわ通貨 ¥500付)(ドリンク代別¥500)
【会 場】 Rensa(レンサ)
昼過ぎに入場して、yumboの演奏だけ聴いて、いったん会場を抜けて、ふちふながはじまる頃に再入場しました。
ふちがみとふなとライブは、
「ふなとベーカリー」「池田さん」「(新曲…タイトル失念)」「だってチューだもん」「at Home」など。
そのあと、友部正人さんのライブがあり、ふちふなが参加して3人のユニットとなりました。けっこう渋い選曲で良かったんですが、このわらしこ連れた若い夫婦の方々はどう聞いているんだろうか?なんて、ちょっとぼーっと考えてしまいました。(だって友部さん「仲のいい二人のどちらか一人が死んだら…」とか、そういうの唄うんだもん。それ、壮年夫婦の唄ですよ、いい唄でしたが)
チビたちが、唄っている彼らの前や横をちょろちょろと動き回り、ときに全速力で追いかけっこしながらケラケラ遊んでいる状況下で、彼らはちゃんと演奏していました。しっかり聞かなきゃ!って気になりました。
気を使わずに親も楽しみたいはけっこうなんだけど、大人が真剣に表現しているときは、ちゃんと聞けって、自分の子供にはしつけてきたがな…と思いつつ、そういうコンセプトなんだから、文句があるなら来なけれりゃいいってことですね…と、胸につかえた言葉をかみ殺しつつ。
3人のライブで、「大道芸人」って曲を聴いたとき、あ、この人たちはちゃんと割り切って演奏しているんだ!と、納得。ちょっと安心したのでした。
CDなどの物販コーナーで、「ふちがみとふなと多分20周年くらいまつり」という大道芸テイストたっぷりの楽しげなDVDを買いました。
ふちがみとふなとさん、またS市に来てね!待ってます!!
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