2013年8月17日土曜日

終戦記念日に「父と暮らせば」を見る

終戦記念日の15日に市内の某予備校に「父と暮らせば」(井上ひさし作)を見に行きました。

これは本当は、浪人中の生徒さん向けに様々な教育的配慮もあって上演されているイベントで、すでに本公演の事前申込みは定員(100名)に達して締め切り!ということなのですが、主演の若林さんにゲネプロに誘っていただき、見せていただきました。
実は2年前から継続されている企画で今年で3回目だそうです。虫六は、去年も拝見させていただき、今年は2回目なのでした。

○仙台「知の広場」特別企画リーディングドラマ公演
「父と暮らせば」
作  井上ひさし
演出・ト書き 宇都宮裕三
出演 明石香織 若林正
 
娘・美津江役が劇団座敷童の板垣桃子さんから、明石香織さんになりました。ちょっと(?)と若返りまして、若林さんとの親子設定に自然な雰囲気がありました。また、スカートの裾を気にしながら、必死にセリフに向き合おうという彼女自身のけなげ感が、役どころにリンクしてとても好感が持てました。若林さんの演技にも迫力があり、本当に朗読劇という感じがしません。去年も同じ脚本の同じお芝居を観たはずなのに、初めて見るような新鮮さがありました。
去年は、家人Tと2人で見に行ったのですが、とても良かったので、虫六子とお友だちのMちゃんも誘っていきました。鑑賞後、「みんな知らなくてもったいないねー」と噂した次第。また来年もぜひやって欲しいです。
終戦記念日に、というところがまた意味深長ですね。

このお芝居はとても好評で、今年の2月に東京公演も実現したそうなのですが、今度は大分で公演をするらしいです。福島でもやって欲しいかな…と、思ったけれど、まだ難しいかも知れないですね。


公演の余韻を引きづりながら、そのあと相馬の実家まで車を飛ばしました。
今年は1泊だけの盆帰省です。

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