家人Tに誘われて、ギタリストの伊藤ゴローさんのツアーライブにいきました。
会場に行ったら、まだゴローさんたちリハ中でした。へへへ、1葉いただきました。
伊藤ゴロー『POSTLUDIUM』リリースツアー in 仙台
at Cafe Mozart Atelier
4月4日(金) 20:00開演
出演/伊藤ゴロー(ギター)、澤渡英一(ピアノ)
新しいアルバム『POSTLUDIUM』と前作『Glashaus(グラスハウス)』からのオリジナル曲と、ヴィニシウス・ヂ・モライス(「イパネマの娘」などで知られるボサ・ノヴァの作詞家・作曲家)の曲、坂本龍一さんの曲などをたっぷり演奏していただきました。
クラシックギターとピアノだけのインストゥルメンタルのライブです。
ゴローさんの音楽は、湿度を含んだ空気感があり、エッヂの効いた昼下がりの光が差し込んでくる部屋とか…そんな映像が浮かんでくるようなイメージで、ビターチョコレートみたいな甘さと苦さが混在する、落ち着いた大人の質量を感じます。ボサ・ノヴァのようでタンゴのようで、でも懐かしい感じもあり国籍不明だけど、優しさに溢れていて魅力的。
生ギターのふくよかな音色が心地よい。思わず手元を見てしまった…上手い人は本当に指が柔らかく動くのね。
耳に聞き覚えのある感じは、映画やテレビ関係などにも、けっこう楽曲が使われているってことなのでしょう。
少し苦手そうなMCでは、新曲の「Luminescence―Dedicated to H.H.」の“Luminescence(ルミネッセンス)”は発光現象のことで“熱を持たない冷光”の意味、「Glashaus」というのは温室をイメージしているとか、言葉にも繊細なこだわりが。
CDジャケットのアートワークもカッコいいし、基本的にセンスのいい人なのだ。
バタバタと過ごしてしまった昨今でしたが、良質な時間を過ごして、とてもリフレッシュできました。
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