マンホールが梅…、水戸です。(お友だちのNさんの影響で、最近、旅先でマンホールを見るとつい撮ってしまいます)
S市から水戸に来るには以前は常磐線や6号線で直行できましたが、福島原発の影響で分断されてからは、ずいぶん遠い町になりました。今日(29日)は日帰りなので、朝は6時半のやまびこにのって小山駅まで新幹線で来て、在来線(水戸線)に乗り換え10時前には水戸に着きました。目的地は、水戸芸術館現代美術センター。久しぶりですね。
こちらで開催中の「水戸岡鋭治の鉄道デザイン展_駅弁から新幹線まで_」を見ます。
九州新幹線つばめ800系の大看板がお出迎え。
ポスターも水戸岡さんのドーンデザイン研究所でしょうか。
チケットを買ったら「会場が狭いので大きな荷物はお預かりしますと」。デイパック1コだったので、「これも大きい荷物ですか?」と聞いたら、置いて行けと。しかも、「中でグッズなども販売しているので、お財布はお持ち下さい」…って。とほほー。
しかし、なかなか太っ腹なところもあります。なんと展示室内、撮影OK!さすが工業デザイナーですね。新型800系新幹線つばめなど、水戸岡デザインの車両模型を精緻なイラストレーションで取り囲むように展示された部屋。
それにしても水戸岡さんの絵のうまさに脱帽。すみずみに至るまで絵でイメージを伝えられる人なのだということがよく分かる。
そして、愛想なんか持ち込みようがないメカニック鉄道車両に、豊かな表情や安らぎあるデザインを実現しているのが、水戸岡さんのすごいところ。800系つばめに至るまで、すでに25年前からJR九州の車両デザインや公共施設のデザインを手がけていて、その実績は本物。九州の鉄道、ひいては観光イメージを刷新してきたのです。
鉄道ファンのご意見を聞くと、JR九州の車両は面白いけど、特に好きってわけじゃないというご意見の方もありますが、女性には九州の鉄道は人気があるみたい。ビジネスユースが主力のJR東海などとは対照的に、JR九州はそれだけ観光客、特に女性やリッチなシニア世代をターゲットにして展開しているということなのでしょう。そういう意味では、東北なんかどうなんだろう。どうも中途半端な気がしないでもないです。
プラステックやアルミの部品と曲げ木細工などの木製品や縄・竹細工などの自然素材を果敢にマッチングして内装もデザインされています。オリジナルデザインのファブリックや皮革の大量の見本や、実際にJR九州で使用されている車両のシート…などズラーと並んでいる様子は、インテリアショップのショールームのようです。実際に座ってみたりもできるのです。燕の皮シートに座ったら、あまりにも座り心地が良くて、「あぁー、九州に行きた〜い」と思いました(←すんません、単純で)
つか、九州新幹線にのって八千代座に行きたいって話ですが(爆)
松葉目ですよ〜!
水戸岡仕様の能舞台いきますか?
ミニトレインも走ってます。
スタンプラリーもやってます。
虫六的に面白かったのは、このラフスケッチコーナー。
それぞれプロジェクトごとに一冊づつ、アイディアスケッチがまとまっています。
時間があったらじっくり見たかった。
現代系の美術館に少年達が目を輝かせながらやってくる。
なんだか、いままで見た事のない光景でした。
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