うお、ショーン・ペンの映画やってるなー、しかも、なんだこりゃロバート・スミスか『シザー・ハンズ』のジョニー・デップかぁ(ワクワク)ということで、見に行きました『きっとここが帰る場所_THIS MUST BE THE PLACE』
「人生は美しさで満ちている。だけど、時々、何かが変だ。」
『きっとここが帰る場所_THIS MUST BE THE PLACE』
監督・脚本:パオロ・ソレンティーノ
出演:ショーン・ペン(シャイアン)
フランシス・マクドーマンド(ジェーン)
ジャド・ハーシュ(モーデカイ・ミドラー)
イヴ・ヒューストン(メアリ)
ケリー・コンドン(レイチェル)
音楽・出演:デイヴィッド・バーン
音楽:ウィル・オーダム
脚本:ウンベルト・コンタレッロ
撮影:ルカ・ビガッツイ
なるべく見て欲しいので、今回は詳しいネタばれはしません。(せっかくパンフレット買ったのに…)けっこう公式HPに詳しい情報がのっていますので、それ見て映画館に行って下さい。スクリーンでこの作品にあって欲しい。ちなみに虫六は予備知識なしで見に行って、面白かった!!
ショーン・ペンが演じるシャイアンは、かつて一世を風靡した50代のロック・スター。ゴス・ロックなスタイルを通しているものの、すでに音楽活動は休止し、どこか大人になりきれないまま、傷ついたハートを抱え込んで、世の中からちょっと浮いた存在として、無気力な日々を過ごしている。そんな彼に、突然30年前に絶縁していた父親が危篤との知らせが入り…。映画は奇妙なロードムービーに。
虫六は車の運転をしているときに、前の走行車のリアガラスに空が映り込むと、なぜか無性に映画を撮りたい!という妄想に駆られるんですが、この映画見たら、もういいかな…と思ってしまいました。空の映像がいいんですよ、1カット1カットがクールです。このカメラマンは大大注目ですね。
脚本もかなり面白い。ノベライズ読みたいかも。
音楽はTalking Headsのデイヴィッド・バーンですが、映画のオリジナルタイトルになっている『THIS MUST BE THE PLACE』は、Talking Headsの1983年に発表したアルバム『スピーキング・イン・タングス』からのシングルヒット曲。主人公がゴス・ロックなのに、全体を流れるのはデイヴィッド・バーンのスタイリッシュでポップな音楽って言うところが、映画の魅力を際立たせています。
『THIS MUST BE THE PLACE』は、劇中3回出てくるんですが、どれも効果的で良い曲だなぁーを実感。お楽しみに。デイヴィッド・バーン自身が本人役で登場するシーンの演奏もかっこいい!!(8時だよ全員集合!を彷彿させる演出です_笑)
フランシス・マクドーマンドなど、好きな俳優も大事なところを決めてくれて、嬉しい。U2のボノのご息女というイヴ・ヒューストンも存在感ありました。
終盤、俳優ってこんな老体になってもこんな厳しい撮影をこなすのか…という、目を疑うような感服の場面があります。
奇妙な作品ですが、映画が面白かったことを思い出せていただきました。
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