2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1064ページ
ナイス数:18ナイス
ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻の感想
舞台は出雲!ああ、古事記ってこんな話だったなぁーとか思い出しつつ、文字で書かれたらよく分からない神様それぞれの個体識別も、絵に描かれると個性が見えて面白い。この巻では当たり前にあちこちで子を増やすオホクニヌシですが、ちょっと色っぽかったりして、比売神たちが嫉妬したりしてかわいい。長大な系図もすべて絵で表現。カラーのボールペンで書かれたページもその表現力に脱帽です。「やちほこの かみのみことは やしまくに つままきかねて…」の沼河比売の歌がすごい!古代時代って、みずみずしくて艶めかしい。
読了日:10月15日 著者:こうの 史代
戦後 世界に魁た上越線電化の感想
お仕事関係で読みました。非売品。戦後、日本の鉄道電化に尽力し、仙山線の交流電化にも関わった関四郎氏の自伝です。エネルギーの無い日本で国家の発展を維持していくために鉄道は電化の道を選んできました。そして、独自の技術開発を重ねて、高性能な鉄道システムを確立するに至っています。昔の政治家の物語やドラマを見ていても感じますが、鉄道という分野でも、戦後の日本のリーダーたちは明快なビジョンと行動力を持っていたんだということを強く感じます。
読了日:10月12日 著者:関 四郎
ひらひらひゅ~ん (1) (ウィングス・コミックス文庫)の感想
弓道ものってことで買いました。しかし、娘の食指にはまだ引っかからないみたいで先に読んだのですが…。爽やかに淫靡だったり、可愛く屈折していたりする高校男子たち。母はOKだけど、読まんか、娘!
読了日:10月10日 著者:西 炯子
読了日:10月1日 著者:よしながふみ
大奥 8 (ジェッツコミックス)の感想
待たせるな〜と思っていたら、映画化&ドラマ化のタイミングで引っ張っていたのですね。それはそれとし…。表紙にいきなり金髪で、ギョッとしましたが、時代は蘭学全盛期を迎えようとしています。平賀源内も女性でした。男前・吉宗の次の将軍(家重)って、残念な感じだったんですね…と正史の方を想像してみたり。将軍家も大変ですね。悪い人のイメージの田沼意次は、よしなが版では今のところ凜とした好ましい人物です。板前・芳三のくだりがシロさんとかぶって笑いました。鰻丼食べたい!次号は12月みたいなので楽しみです。
読了日:10月1日 著者:よしながふみ
読書メーター
それにしても10月は本を読めませんでした(爆)
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