2012年11月24日土曜日

なんと愛おしい大柄な女子たちよ_「カリフォルニア★ドールズ(ニュープリント版)」

虫六がまだ中学〜学生だった頃、女子プロレスというエンターテイメントが大流行してました。友人のR子は、ビューティー・ペアとかなんとかのポスターを部屋にべたべた貼っていたな。あれって、日本だけのブームじゃなかったんですね。

家人Tは小さい頃から格闘技好きで、大学生のとき「ロッキー3」にプロレスラーのハルク・ホーガンが出演するという前評判を聞いて見にいったらしいのですが、そのとき併映で上映されていたのがロバート・アルドリッチ監督の遺作「カルフォルニア★ドールズ」だったそうです。“プロレスネタ”特集ということだったらしい。で、「ロッキー3」の方はなんだか忘れてしまったけれど、「カルフォルニア〜」の方は、すごく面白かったことを覚えていて、かつ、映画が終わったあとで会場から拍手喝采がわき上がって、あんな経験は後にも先にもあの時ばかり…と。

で、なんとその「カリフォルニア〜」が30年ぶりにニュープリント版で復活!29日までS市・桜井薬局セントラルホールで上映中というので、まずは見にいきました。


これね、本当に見ていただきたいので、ネタばれしませんが…。

なかなかチャンスが訪れない、ゆるゆるのドサまわりの女子プロレスコンビと、交渉べたでいい加減で、でも憎めないマネージャー(ピーター・フォーク)。やけになったり、痛めつけられたり…。ほんと愛おしいのですよ〜、この傷つきつつも必死で成功を夢見るゴージャスな肢体のヤンキー娘たちが。そして、なんとか手に入れた千載一遇のチャンスに、どんな試合を挑むのか…。

「会場を出て行くお客さんの顔が本当に明るいんですよ〜!」と、映画館のオーナーさんが話してました。ほんと、爽快。ストレスがぶっ飛びました。

上映日数が残りわずかなのですが、ぜひ見に行って欲しい映画です。
ちなみに、この映画DVD化されていないそうです。あしからず〜。


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