大谷図書館の資料群(すみません、勝手に写真を引用させていただきました) |
資料を大切に残すため、専門家の技術で慎重に解体し、デジタル化するそうです。外注するのに資金がいるということなのでしょう。
…「紙資料修復工房」さんで、ガチガチにのりで固められた綴じの部分を本が痛まないよう、手作業で丁寧に解体していきます。状態によっては、一冊解体し終えるのに数十時間かかるそうです。その後、デジタルストレージサービスを展開している「寺田倉庫」さんで、解体して一号ずつの状態にした資料をデジタル化します。そして、画像から起こした複製を利用できるようにした上で、オリジナルはこれ以上破損が進まないよう処理を施した状態で保存していきたいと思っています。…(プロジェクトHPより)
歌舞伎台本には、十八代目中村勘三郎丈や十二代目市川團十郎丈、歌舞伎座の新開場を待たずして多くの人に惜しまれながら亡くなったお二人の最後の出演舞台の台本も大切に保存されているとか。どのくらい古い時代の資料が残っているのかな、興味しんしん。
一回きりでその場に居なければ経験を共有できないのがお芝居の宿命ですけれど、二次的な資料を後世に残すことはとても重要な意味があります。地道なお仕事ですが頑張って欲しいですし、いちど資料を拝見したいものですね。
そんなわけで、虫六も心ばかり一口乗りました。
このプロジェクトは 11月6日(水)午後11:00 の時点で、2,500,000円以上集まらないと成立しないらしいです、心ある歌舞伎支援者、松竹映画の支援者のみなさん、ぜひご協力を!!
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