10月1日は今年度の文楽地方巡業のS市公演日でありました。
人形浄瑠璃・文楽
平成25年10月文楽地方公演
竹本義太夫三百回忌・公益財団法人文楽協会創立五十周年記念
◆昼の部
生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
明石船別れの段
笑い薬の段
宿屋の段
大井川の段
◆夜の部
花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)
万歳 鷺娘
ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)
松右衛門内の段 逆櫓の段
夜の部ではロビーで、「生写朝顔話」の深雪ちゃんがお出迎え。
お客さん黒山で、写真大会でした。そういう虫六もまじまじと。
今回は、義太夫、三味線、人形…といつもの主要メンバーが3人くらいづついらっしゃらず、なんで?と不思議に思いました。
住大夫さん、源太夫さん、清治さん、蓑助さん…あたりですと、地方公演は諦めもつきますが、いつも楽しみにしている嶋太夫さん、呂勢大夫さんをはじめ、錦糸さん、清介さん、藤蔵さん、文雀さん、勘十郎さん、一輔さんも…おりませんぞ。なぜなぜ?
そのぶん、若手のお仕事がたっぷり見れて良かったということもありますが…。
その筋から伺ったところ、主要メンバーの大部分は、杉本文楽の公演でいまヨーロッパ巡業中とのことでした。あ、なーんだ。
まぁ、ヨーロッパ公演で技芸員のみなさんの経験値があがって、芸の肥やしになるなら、今年の地方巡業は目をつぶってあげましょう。
(ところで、チケット20000円の高級志向の杉本文楽は見なくてもいいのですが、三谷文楽をぜひ地方公演して欲しいです。)
そして、留守を守って巡業してくださっている咲大夫さんご一門ほか、巡業チームのみなさん、ご苦労様です。今回も見応え十分でいい舞台を拝見させていただきました。
また来年もきてください。まってます!
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