2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1682ページ
ナイス数:33ナイス
陰陽師 玉手匣 3 (ジェッツコミックス)の感想
正直言って、このシリーズは本編に及ばないなあと、思っていました。何やら説明や伏線が長くて、読みにくいなーと。読者(いえ、私だけかもしれませんが)置いていかれている感じで…。で、ここ3巻になって、やっというか、なかなか面白くなってきました。つづきが気になっております。
読了日:9月26日 著者:岡野玲子
染五郎の超訳的歌舞伎の感想
帯に「妄想好きな染五郎厳選」とあったのでどんな“超訳”?!と妄想が膨らんだが、とても真面目で真摯な内容だった。役者ってこんなこと考えながら日々演じているんだ。単なる楽屋落ちではなく、一つ一つの戯作に対する思い入れや秘めたる挑戦など、舞台に立つ者だからこそ語ることのできる芝居の面白さが紹介されていて、読みやすいけど中級書以上。30代染五郎の「傾奇おどり」舞踊公演を見逃していたのは悔しい。アプローチが「ヘンな日本美術史」(山口晃)を思い出した。巻末の染高麗と猿之助の対談はなかなか気持ちが良い。次世代はOKだ。
読了日:9月24日 著者:市川染五郎
評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」の感想
いまの世の中にはナンシーが欠けている。ナンシーが恋しい…と改めて思いました。10年も経つんですね。もし、いま生きていたら、ツイッターとかしていたのかな?ハンパないフォロアー数とか抱えたでしょうかね?そんな発信のしかたをするナンシー関というのもイメージしにくいけれども。
読了日:9月15日 著者:横田増生
ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)の感想
原田先生の若い頃からの勝ちにこだわる戦法が語られていて面白かった。新の挽回に期待だが…。それにしても30代の綿谷名人はカッコ良すぎでしょう。今回いちばんの萌えコマでした。そして、周防名人の…「嫁」発言…恋の波紋でしょうか。
読了日:9月15日 著者:末次由紀
そよそよ。 1 (愛蔵版コミックス)の感想
二巻目が出たので復習読み。
読了日:9月3日 著者:朝倉世界一
そよそよ。 2 (愛蔵版コミックス)の感想
「そよそよ」は表紙で買い(!)ってところがあるんですよね。木下家400年の悲願っていうのが妄想全開で途方もないのであるよ。鬼灯君は徳川方の忍者だったんだね。吹き矢の先生も重要人物でした。随所にくすっとほころぶ要素が散りばめられていますが、一番ストライクだったのは、失恋した菊田さんが一晩泣きはらして、瞼がぱんぱんになった絵です。かわいすぎる…。意外にも2巻目で完結、楽しみがまた終わってしまった。
読了日:9月3日 著者:朝倉世界一
ぼおるぺん古事記 三: 海の巻の感想
「姫神の来歴」を読んだので、復習。
読了日:9月1日 著者:こうの史代
ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻の感想
「姫神の来歴」を読んだので、復習。
読了日:9月1日 著者:こうの史代
ぼおるぺん古事記 (一)天の巻の感想
「姫神の来歴」を読んだので、古事記を復習しておこうと思い読みました。それで面白かったのは、記紀神話では同一の神にいろいろな名前がつけられるらしいのですが、名前1人に1人に形象が与えられてしまうと、そういう複雑な構造が見えなくなるんですね。でも、これはこれで古事記世界の漫画化なので面白いのですが。それもそうだが、やっぱり絵がうまいなぁ。
読了日:9月1日 著者:こうの史代
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