秋田の1日目、家人Tがホテルに戻るなり、「秋田で一番美味しい珈琲屋を見つけた!」と自慢そうにいうので、翌日みんなで行ってみました。
「東海林太郎音楽館」のほど近く、秋田市の歓楽街・川反(かわばた)通りの一角、大町交番のお隣にその珈琲屋=「石田珈琲店」はありました。
ここが入り口ですが、この青いドアは1階のギャラリーの入り口、石田珈琲店喫茶室は奥に入って2階にあります。
この学校の教室みたいなところです。珈琲のいい香りがしてきます。しかし、ここからは撮影禁止でした。
落ち着いたアンティークな木調のインテリアで、旭川に面した窓には長いカウンターがあって、友達と語りながら過ごしてももいいし、一人で川をながめながら珈琲を楽しんでもいいという感じ。
珈琲はやや深煎り系で、抽出方法を「ブレス式」と「ペーパードリップ式」から選べるようになっています。
そして珈琲をよりよく味わうために、注文した珈琲と一緒に「炭酸水」が1口分の小さいグラスで出されます。お口の中をさっぱりさせるためだそう。これ、はじめての経験でどきどきしました。でも、高級珈琲店にありがちな気取った感じも、もったいぶった感じもなく、いい雰囲気でした。若い人が多かったかな。
S市にあったら通うのにな。
「石田珈琲店」
http://ishida-coffee.petit.cc/pineapple1/
というわけで、室内撮影禁止だったので、久しぶりに心の一句
かわばたの 木枯らしながめ お茶時間
豆香り 北欧玩具ある 曇り窓
3階にはちょっと面白そうな書店が入っていましたが、お休みだったのでいけませんで、残念でした。1階のギャラリーといい、全体に古いビルを借りて若い人たちが同世代をターゲットにやっているような、おしゃれ空間ではありましたが、「石田珈琲店」はコーヒーがきっちり美味しかったのと、商売としてもちゃんとやっている印象があり、好感を持ちました。
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