2010年3月1日月曜日

2月に読んだ本

2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1540ページ

深夜食堂 5 (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 5 (ビッグコミックススペシャル)
さもない料理を本当に旨そうに食べる人って色っぽい。つい「同じメニューを…」と言っちゃった一条君の気持ち分かる。その上「真似しん坊♥」なんて言われた日には…(爆)。というわけでまゆみさん直伝の缶詰丼メニューで恋を射止めたほのかさんに1票。それからなんと言っても今号でステキだったのは八千代姐さんです。煙草を持つ手が粋すぎる。安倍センセイの絵の巧さがわかりました!
読了日:02月24日 著者:安倍 夜郎
深夜食堂 4 (ビッグコミックススペシャル)

深夜食堂 4 (ビッグコミックススペシャル)
特製うなタレ丼は旨そうですが、やっぱりウナギがのっていた方が嬉しいな(苦笑)。今号は衝動的に「食べたい!」と思えるメニューはなかったのですが、ひたすらご飯を美味しそうに入ってしまうまゆみちゃんはやっぱり凄いなぁ。しかも同人種のお姉ちゃんがいたとは…。
読了日:02月23日 著者:安倍 夜郎

新編傑作選 1 青嵐 (小学館文庫)新編傑作選 1 青嵐 (小学館文庫)
正直言って「ジャケ買い」でした(*´Д`*)。山本周五郎の小説は高校生の時にはまって随分読んだのですが、再読したいとは特に思っていなかったのに、松本大洋のイラストでつい…。新しい傑作選のシリーズでこの巻は「武家もの」の中短編を収録。久々読んだら新鮮でした。「枕を三度たたいた」はちょっと不思議な読後感、こんな話も描いていたんですね。マイブーム再来の予感。
読了日:02月20日 著者:山本 周五郎
海街diary / 3 / 陽のあたる坂道 (flowers コミックス)

海街diary / 3 / 陽のあたる坂道 (flowers コミックス)
「なんか…いくら努力してもどうにもならないことってやっぱあるけど…だからって別に終わりじゃないんだなって」と言えてしまった、すずの成長に思わずぬ胸が痛くなりました。14才は14才なりに、30才は30才なりに、男も女もみんな何かが足りなかったり、うまくいかなかったりすることばかりだけど、それぞれ懸命に生きていて、それが自然なことに描かれていて大好きです。登場人物全員がいとおしい。
読了日:02月16日 著者:吉田 秋生
へうげもの 10服 (モーニングKC)

へうげもの 10服 (モーニングKC)
朝鮮出兵のどさくさに紛れて、窯場研修ツアー決行。しかも、陶工(加藤景延)・絵師(岩佐又兵衛)・刀業師(本阿弥光悦)を引き連れて…。まさしく時代をリードするアートプロデューサーだったんですねぃ。織部さんにカリスマのオーラがでております。それにしても、朝鮮まで行って一級品には目もくれず自らの「めぎゅわ」を求めて雑器の技術を持ち帰るところがすごい!
読了日:02月13日 著者:山田 芳裕
音で観る歌舞伎-舞台裏からのぞいた伝統芸能 (シリーズアーツマネジメント)

音で観る歌舞伎-舞台裏からのぞいた伝統芸能 (シリーズアーツマネジメント)
舞台制作に携わるプロの声を観客聴衆に伝えようという<アーツマネジメント>シリーズの1冊。著者は長年伝統芸能の音響を手がけてきたド玄人。伝統芸能の効果音を説明する前に基礎教養講座をしなければ話が通じないと思われたのか全体の2/3を費やしていて、これは長すぎ。歌舞伎の入門書は沢山あるのだから、もっと専門家だから書ける内容にページを割いて欲しかった。こういうタイトルなんだから。六代目歌右衛門にウグイス笛を褒められたあたりのエピソードは活き活きしていて面白いのに…。編集さんがもっと引き出してあげるべきと感じました
読了日:02月11日 著者:八板 賢二郎
双調平家物語〈5〉女帝の巻 院の巻 (中公文庫)

双調平家物語〈5〉女帝の巻 院の巻 (中公文庫)
藤の一族の権勢維持のために立てられた女帝であったのに、邪な僧正・道鏡への色狂いで、藤の一族は牽制され、ご政道もまた歪む。我が国の神仏混淆の慣わしはこのときを始めとするとは…、なんともは複雑な気分。孝謙帝がお隠れになるといよいよ藤原の全盛期!遺伝子ゲームのようで系図なしには読み進められません(汗)。しかし、藤の女を娶らなかった後三条帝の御代にいたり、その望月の時代にも翳りが…。が
読了日:02月07日 著者:橋本 治
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