2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1361ページ
ナイス数:34ナイス
なぜ,子どもたちは遊園地に行かなくなったのか? (創成社新書 21)
資料用で読みました。お猿電車も屋上遊園地の盛衰も戦後の法改正の影響が大きいんだな。ということは、今後復活することは難しいということですね。
読了日:02月26日 著者:白土 健,青井 なつき
へうげもの(14) (モーニング KC)
家康も石田も数寄心など全然解せない無粋者だけど、どちらの世の方がまだ数寄がしやすいか?で大名の心が揺れるのがおかしい。確かに石田が天下取ったら全面的に禁止とかされそうで危機感あっただろうな。それにしても家康ってヘンなキャラになってますね。関係ないが、鳥居元忠って伏見城合戦でこんな風に家康に捨て駒にされたのか…と、養源院や正伝寺などで「血天井」を見て歩いたときの生々しい印象を思い出してしまった。
読了日:02月20日 著者:山田 芳裕
テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
古代ローマも日本も金満家の成金趣味は同じか!?しかも顔まで…。金閣寺のお土産Tシャツから、日本の美意識の核心をつかみ取るルシウスの想像力が凄いです。ローマの温泉も気持ちよさそう。
読了日:02月14日 著者:ヤマザキマリ
震災と鉄道 (朝日新書)
三セクの三陸鉄道とか仙台空港アクセス線が復旧再建の見通しを建てているのに、被災したJR東日本の路線ばかりはいつ復旧するのかハッキリしないのが不思議でした。優良企業JRを国は支援できないとはいうけれど、間違いなく公共性著しい鉄道路線の復旧を企業原理だけで左右させていいのか?どうして国はもっとリーダーシップを発揮しないの?鉄路は地元民の足…とだけ考えるのは消極的なとらえ方だと思う。こんな事態だからこそ人も物資も瓦礫も鉄路を繋いでダイナミックに輸送して欲しい。本著は、鉄ファンでなくてもとても読みやすいです。
読了日:02月13日 著者:原 武史
四代越路大夫の表現―文楽鑑賞の手引き
芸の絶頂期にありながら「納得のいく義太夫を語るの にもう一生欲しい」と言って忽然と引退してしまった義太夫節人間国宝・竹本越路大夫。語りってこんなに緻密に音楽性と肚を通わせ、深い解釈のもとに生み出されるものなのか…と、そのことにおののきつつ、こんな特別な芸談を引き出してしまった高木氏に感服!残念なのは、自分に文楽に関する教養がなくて、きっと語られている中味の1割も解してないんだろうな…というのが分かること。もう限られた録音でしか出会えないけど、もっと太夫の義太夫を聴きたいと思うし、何より生で出会いたかった。
読了日:02月11日 著者:高木 浩志
チャンネルはそのまま! 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
んっ、なんだか雪丸の顔が変わってきたような…。目と鼻の穴が大きくなってる?情報部に異動になった山根が化けそうで、ちょっと期待です。
読了日:02月10日 著者:佐々木 倫子
2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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