そんなわけで「うぞふすい」で幕を開けた虫六一家の京都観光。
この中に千手観音さまが1000体居られますが、堂内撮影禁止につき、外観のみ。
久しぶりで見たらやっぱり壮観でした。虫六子の高校は修学旅行がないので、ちょうど良かったな。「この中に自分とそっくりの観音さまがかならず1体いるらしい」と教えたら喜んで探してました。でも、正直言って後ろの方の観音さまは見えませんでした。
お堂の裏は、「通し矢」が行われる会場です。な、長い…。
部活にて「弓道女子」の虫六子、突然エア弓道。イメージトレーニングですか…。
来ますか、成人式の年に。
この季節、微妙に花も咲いておりません。
椿もほとんど蕾。
これなんでしょう?木蓮?蕾です。
これは、三春の瀧桜から増やした株だそうです。まだ咲く気配すらなし。
養源院の「血天井」とは、関ヶ原の合戦の直前に伏見城の留守番を任された鳥居元忠とその軍勢2000名が石田三成4万の軍勢を相手に10日間も必死で抗戦したけど、ついに陥落、鳥居ら360余名が「中の御殿」に集まって切腹。しかし、留守を頼んだ徳川軍も関ヶ原で忙しく、床が血で染まったまま2ヶ月も放置され、血が染みこんでしまったので、彼らの供養のために床板をはがして、寺院の天井に貼ったものです。養源院のほかに、 宝泉院(京都市) 、正伝寺(京都市)、 源光庵(京都市)、 興聖寺 (宇治市)、 天球院 (京都市)(妙心寺の塔頭)、 神応寺 (八幡市)、 栄春寺 (京都市)にあります。
特に養源院の血天井には鳥居氏の血痕があると言われていて、案内の方が、「ココが顔!」とか解説してくれます。
養源院には、有名な俵屋宗達の「杉戸絵」や「金地着色松図」の襖絵もあり、また浅井長政ゆかりの寺院でもあるので、お市の方やその娘の淀君・お江の使っていた資料なども残されています。
養源院を後に、京阪で出町柳まで出て、叡山電車に乗って一乗寺までいきました。
「けいぶんしゃ」という知る人ぞ知る書店&文房具店で夕方まで過ごしました。
『日本人は状況から何を学ぶか』(鶴見俊輔 SURE)を見つけたので購入。
欲しいものはいろいろあったのですが、初日から荷物を増やしてはいけないとブレーキかけました。(つか、「うぞふすい」で財布が軽い)
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